質問コーナー シーバス壁打ちのコツと遡上など、ポイント開発について

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質問内容

こんばんは。
いつも楽しく勉強させてもらっています。
Twitterもフォローさせていただいております。

本記事を読ませていただいたのですが、いまいち岸際のルアーの通し方がしっくりきません。

トレースコース、アップ・ダウンでの違い、岸壁のより際の際を通した方がよいのか、などが気になります。テクトロの記事も読ませていただいたのですが、いまいちしっくりきていません…。

田中さんの記事の中で、シーバスは岸際を通りながら上流へ登っていくというような文言があったかと思うのですが、潮位の変化に伴い、絶賛移動中のシーバスであっても口を使ってくれるものなのでしょうか。

このあたりの疑問について、いつか記事にしていただけたら嬉しいです。

ちなみに、普段は〇〇川というところで釣りをしています。夏が過ぎ去ってから全く釣れません。秋爆は私にはありませんでした。あまり他のところへポイントの開拓にも行っていません。

今後とも田中さんの記事を楽しみにしています。

口だけ番長さんより

以下回答

どうも、Twitterフォローありがとうございます。今後とも有益な記事作成に努めて参ります。(釣行はあまりやってませんが・・・)

  • トレースコース、アップ・ダウンでの違い、岸壁のより際の際を通した方がよいのか?

これは実例を踏まえると・・・

こちらは○○川のように舗装された河口での壁打ちの釣果ですが・・・

基本シーバスは頭を流れに向けているので河口や河川で壁打ちする場合はルアーを流れに逆行するトレースコースだけ引いてくればOKです。

そのコースだとちょうどシーバスからルアーが逃げていく形になるのでバイトが得られやすいです。

逆だとルアーがシーバスに向かうので警戒されやすくなります。

次に・・・

こちらはミドルアッパーでの釣果ですが・・・

コチラは流れがほぼないベイエリアなのでシーバスがどっちに頭を向いているのか分かりづらかったため、左右両方から試すと片側でバイト、こういった感じですね。

流れがない時は左右対称で探るのがポイント。

次に・・・

  • 岸際15~25cm程度をキープして平行にトレース

あまりに岸に近いと根がかりするので根がかりしない程度に近いのが良いですね。経験上50cmも離してしまうと食わないケースが多いです。

慣れるとビッグベイトの壁打ちでもバイトを得ることもできます(ほぼばらしますが・・・笑)

  • 壁打ち全般はプレッシャーに弱いので注意

壁打ちはかなり有効でよく釣れますが、プレッシャーに弱いのが難点で人がいないと思っていても数時間前にゴリゴリ探られた後だとかなり適切にやっても食わないケースもあります。

なので、そこからへんも勘案して釣行してください。

  • 絶賛移動中のシーバスであっても口を使ってくれるものなのでしょうか?

使いますね、ざっくり言うと川に餌を探しにきているのでそりゃ見つけたら手あたり次第に食い散らかします。

海に帰っていく個体も見つけ次第・・・というわけです。

シーバスは小魚のイメージが強いですが、川にいるカエルも食いますしドバミミズなんかも食います。壁際の奴はフナ虫なんかも食いますね。

一応レアケースで悪い水が入ってきてそれから逃げるとかサメなどの捕食者がいる場合は逃げます。

こうなると警戒モードなので食わないですね。過去一度だけ地元の川にイルカが入ってきて全く釣れなくなってしまいました。

  • 夏が過ぎ去ってから全く釣れません。秋爆は私にはありませんでした。

有名な川なのでかなりストック量は高いはずです。その分場荒れはしてそうですが・・・

秋のシーズンだと河口から上流まで含めると最低1000匹(セイゴなども含む)ぐらいはいると思うので、ちょっとやり方というかタイミングが合ってない可能性が高いですね。

なんでちょっと雑な釣りになりますが・・・

釣行を夕マズメか朝マズメに固定してのボイル打ちをオススメします。

さすがに活性が上がるといれば水面に変化が出るのでそれをうまく拾ってく感じでやってみてください。

ポイントは夏場に釣った場所や過去自分で釣ったことのある場所でOKです。下手にSNSや釣具屋の意見を鵜呑みにするとさっぱりということも多いので自分の実績のみを信じましょう。

ルアーは5~8cm前後で薄いタイプのバイブレーションがおススメです。

そういったタイプだと仮に朝マズメで浮いていたら大きいサイズを除けば高確率でバイトが得られると思います。

あとバイブレーションでそのまま壁打ちやテクトロなども余裕でできるのでおススメです。

ちなみにポイント開発ですが現状はしなくても良いですよ。

一気に違うスタイルの場所でやるとタックルやルアーの買い替えなどもありますし、そもそも大きく釣り方自体を変える必要があり余計に悩みます。

こちらは堤防での釣果ですが、オープンな堤防で朝マズメにルアーを沖に遠投する釣りなんかは普段死んでもやりませんが(サーフは記事作成上やりますがそういった制約がない限りは多分行かないです)、誘われて付き合いでいきました。

この場合だと深夜の河口で使うミノーやシンペンは持って行きませんし、得意なビッグベイトなんかも持って行きません。このように釣り方のスタイルが全て変わってしまうのでちょっと悩んでいる時はおススメではないですね。

自分の実績ポイントから上に上がるとか下に下がってシーバスの気配があるとか他のアングラーがどうやって釣っているのかなどを見るというのは自分の釣りと大きく剝離しないので是非ともやってみてください

シーバスはスタイルがブレるといても釣れなくなることが多いので今後「この釣りは自信ある」というスタイルをもっと追求していくより吉ですね。

何かいい締め方だったのでこれで終わります笑

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3つのサブスク会員限定記事をまとめてパワーアップした記事になります。 目次を参照にしてもらいたいのですが、主に橋脚上部からルアーを流すトレースコースと、下流部からルアーを流すトレースを一覧で図解をつかってまとめています。 かなり内容が難しい部分もあります、初心者向けではありません。あとコードックの規約上返金ができない可能性があります。全体の四分の一ほど無料公開しております。