【最新版】橋脚狙いのやり方とおススメのルアーについて

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今回は「シーバス 橋脚狙いのやり方とおススメのルアーについて」をお送りします。橋脚は河口でかなり人気のスポットですが、その分釣るのに非常に難しいストラクチャーでもあります。今回はドリフトを使っての橋脚に着いたシーバスの狙い方を紹介します。

シーバスが着きやすい橋脚の特徴

  • 流量が最低歩くスピード以上ある
  • 街灯などがあり都市部に隣接している
  • 川幅が最低30m以上ある
  • 浚渫工事などがあり水深が干潮時でも深い

これらを満たす河口や河川の橋脚はシーバスが着きやすく狙いやすいです。

しかし、その分多くのアングラーが狙うのでスレている事が多く安易に狙えば根がかりやルアーをぶつけて壊すリスクなどもあり初心者向けのストラクチャーではないというのを頭に入れておいてください。

さらにカケアガリなどもあると大型のランカーも狙えるので地形変化などは調べるようにしてください。

逆に川幅が狭く流量が少ない小規模河口ではほとんど橋脚にシーバスが着いていることがなくドリフトも使えないのでミノーのジャーキングで速く探るを意識しましょう。

こちらは小規模河川での壁打ちの釣果ですね。小規模だと流量も弱くドリフトできない事が多いので壁打ちやベイト打ちなどを徹底した方が良いです。

  • あまりに橋脚との距離が遠すぎる場合は遠すぎる場合は意識しなくてもよい

河川部の幅が100m以上になると橋脚とおかっぱりの距離が50m以上離れている場合もあります。

こうなると明暗部や使用するルアーが限定されすぎたりウェーディングする必要があるなどの制限がかかる事が多いので注意してください。

橋脚そのものが大きすぎる場合は足元の護岸狙い回遊しているベイトを打って行った方が効率が良いので状況によって狙うポイントを臨機応変に変えて行きましょう。

橋脚の狙い方の基本・・・ドリフトでルアーを送り込む

赤トレースコース

基本的な橋脚の攻め方は上図のように橋の頭に沿ってルアーを流しつつさらに余裕があれば橋脚内までルアーを送り込んでシーバスの反応を見るのがもっともスタンダートな攻め方です。

この攻め方でもっとも重要なのがいかにうまくルアーを操作し橋脚の側面や内部にまでルアーを通すことができるかという点です。

流量が強いと自分のルアーがどこを流れているか完全に把握している必要があります。

仮に把握できていないと橋脚最内部までルアーを行かせてしまって他のストラクチャーに擦れて切られる、橋脚の頭にPEが擦れて痛むなどのラインブレイクに直結するようなミスが起こるので注意が必要です。

  • ルアー操作に意識を割かれすぎないようにしよう

上述の通りかなりうまくルアーの操作ができないと食わないので集中力を要します。

それは別段構わないのですがあまりに集中しすぎて橋脚と全く関係ない場所でのボイルやベイトの気配などを見逃してしまう場合があります。

  • 同じルアーで何度も通しすぎていないか?
  • キャストする前に水面の観察を怠っていないか?
  • 時期ごとのルアーセレクトやマッチベイトできているか?

などはキャスト毎に確認しても良いぐらいです。

私も以前は流すことに集中しすぎてしまいシーバス自体を見逃してしまった経験があります。

特にありがちなのがルアー選びをつい大きいミノーや飛距離を優先してバイブレーションなどにしてしまいスレを考慮せずに橋脚を攻めてしまうパターンですね。

どこの橋脚も簡単には食わないので安易な使用感からルアーを選ばないように気をつけましょう。

  • 橋脚の両サイドから攻めるようにしよう

橋脚は見かけ上は左右対称ですがボトムの形状が異なっているので流量に変化があり片側にシーバスが寄り合って集まる場合があります。

超大型の橋脚ならあまり左右でシーバスの着きが変わる事はありませんが川幅50mぐらいの橋脚なら結構左右にシーバスのばらつきがあるので注意してください。

こちらでは左右の橋脚のポイント開発について細かく解説しています。

橋脚のどこにシーバスはついてるのか?

青・・・下向きの川の流れ

基本的に上図のように橋脚にへばりついているシーバスが多いです。さらにこういったへばりついているシーバスはでかいのが特徴で橋脚付近の複雑な流れのヨレに入ってきたイナッコなどを襲います。

さらに橋脚には明暗の暗があるのがほとんどなのでこういった暗い部分を上流に頭を向けてふらふら泳いでいます。

こういった暗部にふわふわ泳いでいるので40~60cmぐらいが多い印象です。

しかし、ベイトが落ち鮎やコノシロ、イワシなどの好物であった場合は橋脚から出てきて積極的に襲うのでベイトの位置は絶対に把握するようにしましょう。

あと岸際にへばりていている個体もけっこう多いです。こちらは暗くなった岸際に隠れていてカニやベイトが上を通ったら襲うという感じですね。

橋脚狙いにおススメのルアーと相性など

  • フローティングミノーやリップレスミノー→〇

ごくごくベーシックな選択肢ですね。

ドリフトメインで流すのでリップレスタイプよりもリップ付きの方が水の噛みが良く非常に流しやすいです。

安定性を求めたい場合は8~10cm程度のスペックを、ランカー狙いや遠い橋脚なら12~14cmを基準に用いましょう。

しかし、この選択肢は誰でも使用するので時間帯や時期によって使われまくっている場合も多くスレて食わない場合もあります。

あとフローティングよりもサスペンドがセミサスペンドの方がおすすめです。詳細は上を参考にしてください。

  • バイブレーション→△

沈降が速く、飛距離が出すぎるのでやや難しいです。

水深がかなり深い海側の橋脚や流れが速すぎる河川での使用が好ましいですがドリフトさせにくいので使用しなくても大丈夫です。リフト&フォールを使ってボトム付近を流す方法もあります。

ちなみにエアオグルやファシャッドのようなS字系のシンペンに近いタイプなら3~5m前後の水深でも普通に探れるので検討してみてください。

  • シンペン→〇

ミノーにスレている場合やゆっくり流して中層、ボトム付近を流す際はシンペンがおススメです。

サイズ感は8~10cm程度の小ぶりなタイプがおススメです。ウェイトは水深や流量によって調整したいですが、無難にいくなら14~18gあたりを使えば根がかりしにくく表層も探れるのでおススメです。

関東では冬場、関西では4月ごろに橋脚の明暗でバチ抜けでバシャバシャやっている場合もあるのでこういった時はスリムタイプで攻めるのがおススメです。

  • ビッグベイト 

非常におすすめ。もともとドリフト相性が良くタックル的にも一番強いものを使えるのでラインブレイクも怖くないですし、あとくればでかいです(笑)

ベーシックなジョイクロタイプが一番無難ですね。しかしながら、飛距離が出ないので近場の橋脚を狙う時や干潮でウェーディングする、ルアーをひたすら流し込むなどのテクニックが釣るためには必要になってきます。

橋脚と落ちアユは有名なパターンでもあるのでもしアユがいるような河川や河口では必須のルアーになります。

橋脚Q&A

  • デイゲームでも橋脚狙いは有効ですか?

有効です。しかし、深夜に比べると見切られやすくなっているケースも多いのでクリアーウォーターなら早めに見切ってランガンしましょう。

街灯なども絡むのでやっぱり深夜が一番おススメです。

  • 海側の橋脚と上流側の橋脚はどちらがいいですか?

場所によって大きく違うので一概にどっちが・・・というのはアドバイスできませんが、比較的安定感があるのが海側、一発の大きさがあるのが上流側という認識でOKです。

海側の方が餌が多いのでサイズによらず割と通年いつでもいますね。

逆に上流側はアユやフナやボラなどが絡んでくると体力のある大型サイズはすぐに遡上しますから一発は当然大きくなります。

  • ワームで橋脚狙いはできますか?

余裕でできます。私の場合は7g程度のジグヘッドでねちねちやることが多いですね。

こちらは橋脚下の釣果ですね、注意点があり重いとすぐに根がかりするので軽いジグヘッドでやるようにしてください。

  • 橋脚で全然釣れません、理由はなんですか?

まー、みんな狙いますからスレてますね。

ストラクチャー打ち的な速いテンポで狙う場合は早めに見切らないとすぐに場荒れするので注意が必要です。

私の場合だと・・・

  • 活性が高い時や満潮時→ミノー全般
  • 活性が低い時や干潮時→ビッグベイトないしシンペン

という流れで探っています。

逆にほとんど使わないのがバイブレーションで、ドリフトさせずらい速く動かしたくないという理由から橋脚狙いでは何年も使ってないです。

攻め方は要所ではジャークなども入れますが基本はじっくり流して・・・というスタイルにしています。

こちらは満潮時の釣果ですね、こういったセイゴ~フッコだとある程度ミノーのサイズを下げればいれば即バイトって感じですね。40~60cmぐらいまではわりかし簡単に橋脚狙いで釣れます。

  • 橋脚狙いのスピニングタックルセッティングはどうすればいいですか?

橋脚はラインブレイクが怖いので・・・

  • 9~10フィート台のMないしMH
  • PE1,5号以上でリーダー10号程度適当

上ぐらいの強さにしておくと良いでしょう。もしかかったら即引きはがさないようにしないとけっこう危険です。

レギュラー狙いでもMクラスの強度にしておいた無難です。私の場合はスピニングで橋脚打ちはしないのですが、やるんであればやはりランカー狙いは意識していきたいですね。

詳細はこちらにあるので参考にしてください。

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  • 本記事の内容[目次]について
かなり内容が長いです。文字数に関しては約7000字近くあります。あと流し方の画像をもふんだんに入れてあります。橋脚へルアーを流しこむコースがすべて分かるので橋脚攻めを極めたいアングラーにおすすめです。
  • サブスク会員限定 上流側からの橋脚のトレースコース例について
  • サブスク会員限定 橋脚下流側のトレースコース例 
  • 質問コーナー ルアーの頭を下向きにしたまま橋脚に送り込むドリフトについて
3つのサブスク会員限定記事をまとめてパワーアップした記事になります。 目次を参照にしてもらいたいのですが、主に橋脚上部からルアーを流すトレースコースと、下流部からルアーを流すトレースを一覧で図解をつかってまとめています。 かなり内容が難しい部分もあります、初心者向けではありません。あとコードックの規約上返金ができない可能性があります。全体の四分の一ほど無料公開しております。

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