ガンティア180のインプレと使い方
基本ステータス
180mm 56g サスペンド |
- ガンティアの特徴
4連結のビッグベイトですね。バス用ですが発売当時から気になっていました。まず特徴として4連結なのでほんの少しの動きでもテールや全身が動きまるでサカナのようなアクションをします。ジョイクロなどの2連結タイプはS字アクションなのに対してガンティアなどの多連結タイプはグネグネ動くスネークアクションです。
従って少しの水の流れでもテールやボディが動くのでアクション自体はまるでサカナといった感じですね。ビッグベイトというよりはでかいワームに近い感覚ですね。
ボディにはウェイトシンカーを装着するアイと背中にフックを装着するためのアイがあり、あえてリア、フロントフックを外して背中にダブルフックだけ装着するというのも面白いですね。色々な使い方ができるビッグベイトに仕上がっています。
- ガンティアがハマるシチュエーション
- ベイエリア→×
- 河川、河口→〇
- サーフ→×
その他のビッグベイトにもれず河口や河川のウェーディングでドリフトが一番いいですね。理由として水の流れに対して非常に機敏にアクションするのでドリフトとは特に相性がよいのでそれを生かすためにも河川、河口がおススメですね。ベイエリアでも釣れなくはないと思いますが、ガンティアを使用するぐらいだったら他のルアーを使えば100倍いや200倍ぐらい釣れそうなので出番はないでしょう。
- ガンティアに合うタックル
これはベイトタックル一択ですね。56gもあるのでスピニングでキャストできるようなロッドはほとんどなく使用感も悪くなるのでやはりビッグベイト専用ベイトタックルが必要です。シーバス向けを想定するならロッドはエクストラヘビー、ラインはナイロン5号orフロロ4号あたりですね。この強さだと80アップでも余裕で取り込めます。
私は現在上のタックルで使用していますね。BPCの方は100g以上のビッグベイトもキャストできるのでガンティアも十分扱えます。
ガンティア180の使い方
- 一切巻かない、完全ドリフトがおススメ
巻かない方が良いです。理由は4連結なので水の掴みがよく人為的な動きより水の流れのような自然な動きの方がより見切られにくいからですね。なのでアップ、クロス、ダウンと流してその間糸を一切巻かないドリフトがおススメです。
ただ水の流れに任せて流すとガンティア自体がふわふわ泳ぎながらヨレや急な流れに勝手に入っていくのでその時の水量の変化で勝手にバランスを崩したり、浮いたり、沈んだとアクションしてくれるのでその時のドカーンとバイトしてきます。糸ふけだとるようすればより流しやすくなるので現場で調整しましょう。
バイトの出方は非常に派手でいきなりドカーンと水面爆発するのでラインを巻き取りつつフッキングを決めればOKです。他にも急激にラインが出て行ったりするとシーバスが加えたまま走っているのでフッキングしてといった流れでOKです。
ガンティアでの釣果
河川での釣果ですね。こちらも基本放置で流すだけでいきなりどっかーんとバイトしてきます。流れがきつすぎるとジョイクロなどのS字系、弱いとガンティアのような使い分けもアリですね。
全体的に流れの弱い河川でやることが多い方はジョイクロよりガンティアの方が釣れると思いますね。理由として流れが弱い分長時間放置で流せるという点ですね。速いと放置するとあっという間に流れてどっかに行ってしまいますから弱い方が使用しやすいのはありますね。
こちらも同様のパターンでバイトですね。お腹から吸い込むようにバイトしてくるという事は餌と勘違いしているパターンですね。こうなるとまず外れないので落ち着いてファイトしましょう。ビッグベイトは接近戦になる事が多いので近くでエラ洗いされた時に口元を見て余裕があれば掛かりを見ておくとスムーズにやり取りできます。
- おススメのカラーは?
ガンティアの性質上ドリフトでのみ使用することからなるべくカラーでアピールするためにもできればピンクやチャートの方がいいですね。アクションはあまり入れない方が絶対釣れるのでフラッシングよりかはインパクト重視で派手なカラーの方がいいかもしれません。
- おススメ度☆×2
汎用性が・・・・ない!からですね。ちなみにビッグベイトを多用するアングラーには☆×4ですね。多連結系は流れの弱い小潮でもアクションするので対応するためにも持っておいた方が良いですね。基本はS字とスネークアクションを使い分ける事になるので多連結系は必要ですね。
※ガンティア180は現在数が少ないようです。