【改訂版】シーバス釣りにおける天候とルアーセレクト

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今回はシーバス初心者向け講座「シーバスが釣れる天候」をお送りします。天候はシーバスフィッシングにおいてかなり重要です。天候次第で釣り方や、難易度が大幅に変わるので事前のチェックや現場での釣り方やポイント選定が非常に重要です。

シーバスが釣れる天気は雨>曇り>晴れの順で釣れる

  • 雨が一番釣れる なぜ雨が釣れるのか?

雨が振ることによって海中の酸素濃度が上がりさらに河口では水量の増加によりベイトが流されてきます。

こういった要因があってシーバスの活性もかなり高くなります。他にも…

  • 雨でアングラーの影が映りにくくなる
  • 気圧が低いのでベイトの活性も高くなる
  • アングラーの数もかなり減る

こういったメリットもあります。

しっかり雨具などの装備を整えると案外寒くなかったり快適に釣りを行えるのでそういった準備も釣果を上げるためには必要な投資となります。

 

こちらは台風前の釣果ですね。台風前はシーバスの活性が高いではなく激高いになるので相当簡単に釣れます。理由としてはベイトが湾内や河川に避難してくる、低気圧で一気に活性が上がるなどがあります。

危ないので初心者向けではいですが、あえて荒れたときに狙ったりすることもあります。

※雨が効く条件として気温が高い事が重要です。真冬でかなり雨が降ると水温が低下し活性が下がる場合があるので注意しましょう。

  • 風も非常に有利な天候

5m以上の風が吹いていると少しやりにくいですが少し水面が毛羽立つぐらいの風が釣りのやりやすさや、釣果的にもベストです。

風速にすると3~4mほどでの釣果です。海面が毛羽立つとシーバスは積極的にベイトを追い出すのでルアーにも反応しやすくなります。

潮目や流れなどがくっきりできるのでそういったストラクチャーにルアーを送ればさらに釣果が上がります。こういった細かい事をしっかり覚えておくと困った時に便利です。

  • 簡単に分かる シーバス釣り天気目安表
天気期待度☆☆☆備考
小雨や曇りのち雨☆☆☆一番釣れる
曇り☆☆雨後だと熱い
晴れ連日晴れだとキツイ
晴れ 風あり☆☆比較的釣りやすい
釣れるが寒い

この表にそって釣りに行くか行かないかを決めるのもアリです。特に☆が一個だとけっこう難しいシチュエーションもあるので無理に行かなくても良いでしょう。

シーバスが釣りにくい天候について

  • 晴れで月明かりがある

人影が海面に映ってしまう事です。

とにかくシーバスは警戒心が強いので気配を悟られてしまうとガクンと釣果が下がる場合があります。

こういった状況では明るいのでシーバスもよりルアーをじっくり見てきます。なので影が映らないように岸から下がって釣りをする、マッチザベイトやカラーチョイスに気をつけることが重要です。

上に書いた釣りやすい条件と真逆になるような場合です。例えば晴天無風で満月などでこういった場合釣りにくい条件ですが釣り自体は非常にやりやすいです。

こうなるとアングラーも増えスレも入りだすのでより釣るのが難しくなります。

  • 晴天
  • 無風
  • 月明かり
  • 澄潮
  • 潮の流れが緩い

などの気象条件や海洋条件が整ってしまうと難易度が跳ね上がってしまいます。しかし、勘違いしないでほしいのはシーバスがいない訳ではないという事です。

こういった条件が揃うとシーバスの活性が低くなり積極的にルアーを追わなくなり、ルアーをよく見てくるので見切りがかなり強くなり釣れなくなるというのが釣れなくなってしまう理由です。

上の箇条書きの項が多くなるとベイトの活性も低くなり一見するとシーバスがいない雰囲気になることが多いです。こうなるとかなり難しくなってしまいます。

天気ごとの攻め方やルアーセレクト

ルアー天気釣り方や備考
ミノー全般曇りや風あり 雨後ドリフトorジャーキング
シンペン晴れ ベタなぎドリフトorタダ巻き
ワーム晴れ風があると使いにくい
バイブレーション雨後や風デイゲームでもハマる
ビッグベイト雨後風があると使いにくい

基本的にはこの表に沿って使えば比較的スムーズにルアーチョイスが可能です。ワームやビッグベイトなどの特化系ルアーは風に非常に弱いので注意が必要。

さらにこの表にカラーの概念を付け加えると結構盤石です。特にローライトの時はチャート系がハマりやすくなるので非常に重要です。

しかしながら、例外があるのが釣りというものです。

上記目安表でメインのルアーを決定しつつそこから出ないようであれば一気にルアーチェンジしたり、同系統のルアーにチェンジするようにしましょう。

上のサイレントアサシンでの釣果ですが、こちらは真冬でピーカンにも関わらず大型ミノーでバイトしてきました。全体的に活性も高くベイトも大きかったというのが理由ですね。

こちらも真冬の釣果ですね、こちらの方は上の表通りのピーカンシンペンドリフトの三点セットで釣りました。やはり事前にある程度体系化した釣りを構築するのが脱初心者への道です。

通年釣りをすると天気がシーバス向けでも意外と活性が高くない時も多いのでシンペンとワームは必ず使いこなせるようにしておきましょう。

あと深夜の場合は地合いが過ぎると特にボイルもしてないけど、でもシーバスの気配がある、しかし、ルアーに反応はありしないといったいわゆる活性が普通の時もあるのでこちらも合わせて状況判断する必要があります。

こちらはTDソルトペンシルでの釣果ですが、ベタなぎでシーンとしてましたがバイト。一応壁打ちで使う小技も使ってますが、ベイトの種類や時期などでも例外的なシチュエーションは多いです。

あくまで天気ごとのルアーセレクトは基本的なチョイスなので多少幅を持たせてルアーを持っていたりしないとイレギュラーに対応しにくくなりますね。

シーバスが釣れる天気Q&A

  • デイゲームでも目安表は通用しますか?

通用しますね、特にデイゲームだと無理にシンペンやミノーは使わなくてもいいのでより簡単になるはずです。詳しくは以下を参考にしてください。

しかし、天気はやはり事前に確認してあまりに連日ピーカンが続くようならやめるなどの工夫はするようにしましょう。

あとシーバスラボラトリーでは週末の釣り方を基に釣り方を指南するサブスクサービスを配信しています。天気などで釣り方が分からなくなる方にお勧めです。

  • 急に晴れたりしたらやめたほうがいいですか?

状況次第ですが、例えば曇りで急に晴れて月明かりが…というシチュエーションならシーバスの反応次第ですが…

  • ミノーからシンペンにチェンジ

こういった感じでローテすることが多いですね。

特に天気が変わりやすい時期だと1時間もあれば別物になってしまうこともあるので反応をみつつローテは絶対にするようにしましょう。

あと遠征や沖堤防などの移動しづらいシチュエーションでは天候変化に対応するために多めのルアーを用意しておくのも強く勧めます。

  • ゲリラ豪雨や夕立後は熱いですか?

熱いですが危険なのでなるべく控えた方が無難です。増水も怖いですが路面がぬれていることによる転倒や突風や落雷などがあります。

ちなみに雨後だとスパイク付き長靴がかなり便利です。水たまりに足を突っ込んでも平気ですし転倒防止にもなります。なので私はけっこう高めのメーカー品を愛用してますね。メーカー品だと蒸れにくい機能もあるので快適です。

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  • 本記事の内容[目次]について
かなり内容が長いです。文字数に関しては約7000字近くあります。あと流し方の画像をもふんだんに入れてあります。橋脚へルアーを流しこむコースがすべて分かるので橋脚攻めを極めたいアングラーにおすすめです。
  • サブスク会員限定 上流側からの橋脚のトレースコース例について
  • サブスク会員限定 橋脚下流側のトレースコース例 
  • 質問コーナー ルアーの頭を下向きにしたまま橋脚に送り込むドリフトについて
3つのサブスク会員限定記事をまとめてパワーアップした記事になります。 目次を参照にしてもらいたいのですが、主に橋脚上部からルアーを流すトレースコースと、下流部からルアーを流すトレースを一覧で図解をつかってまとめています。 かなり内容が難しい部分もあります、初心者向けではありません。あとコードックの規約上返金ができない可能性があります。全体の四分の一ほど無料公開しております。

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