【改訂版】質問コーナー バイブレーションでスレた時のフォローベイトについて

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質問内容

楽しみに拝見しております。夏も終わりに差し掛かりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
さて、本題ですが高活性を予期できるデイの状況下で強波動ゴリ押しでスレた後の、フォローで例えばシンペン等の波動弱めはあり?という内容です。

先日〇川で夕方~翌朝マズメ過ぎての下げ8分まで行きました。

 

フィールド状況は小潮、前日の大雨で、どちゃ濁り(カフェオレ色で水量も1m程up)流れも10グラムのルアーでは太刀打ち出来ないほどかなり効いていますが、サヨリのような10㌢程度のベイトは岸際に少数群れているのと10~20㌢までのイナッコもいました。

水面が毛羽立つくらいの風もあり。ポイントは中流域の水深10㍍以浅のオープンエリア。

朝、日が上りきった頃合いに下げが効いて流れの筋が見えてきた所をサルベージ70のチャート早巻きでがんがん攻めて(活性高いだろうと強波動を意識して)、釣れそうな流れの時に50㌢ほどを掛けバラし。

その後反応なく、フォローとしてスタッガリングスイマー100(時折見えるベイトがイナッコと考え)を挟みながらやってみましたが反応なし。

サルベージは60も持っていて、流心まで届きましたが、こちらで得た知識に近いルアーということでチョイス。(バラしましたが一匹に繋がりました。ありがとうございます!)

余談ですが、ドリフトペンシル開発者の井上さんがデイでもドリフトペンシルを使って的な内容もありますが。

デイでシンペンを使う人はほぼ聞きませんが、休日アングラーとして何か投げていたいけど、先述の場荒れした状況を更に悪くしたくないし、、という意味でもシンペンならいいのかな?っといった所です。(「投げずに休ませる」が最良であることは承知の上でありますが、、、。)
バス釣りのようなフォロールアー的な考えであったり、何かご指南頂けましたら光栄です!

toshipapaさんより

以下回答

どうも、こんにちは。暑いですね。熱中症に気を付けてください。では、早速。

  • デイでバイブレーションでバイブレーションを使った後のフォローでシンペンはアリ?

こちらはおそらくかなり質問内容と類似した状況でのサルベージでの釣果ですね、どちゃ濁り時はサルベージは結構いい感じですね。

この場合ばらしたシーバスのサイズがそこまで大きくないのでフォローでシンペンだとアピール不足過ぎて見切られたという感じですね。

アピール力自体が弱すぎると逆にシーバスのサイズが30から50㎝前後だと見切ってくることもあります。

深夜であればシーバスそのものが浮いているのでフォローのシンペンでも大丈夫ですが、この場合だと10m程度と水深は決して深くないのでおそらく中層付近にいて上らへんを通る小魚を狙うという感じですね。

文面のイメージ的にはシンペンだと上まで来させるアピール力がなかったという感じですね。シンペンは深夜でミノーなどで出ない時のフォローベイトとしてつかってみてください。

この場合、バイブでやった後であればストレート系のワームがおすすめです。上のシーバスも夏で河口で濁りでといった感じなのではまりやすいでしょう。

シンペンと比べてワームは沈降も早くトゥイッチなどもできますし多少巻いても大丈夫なのでバイブレーションに近い感じで運用できます。なのでフォローとしては最適。

やや流心が遠いので、飛距離不足で困るのであればジグヘッド一体型のVJ、ジョルティ、シーバスロデムならタックルにもよりますが十分飛ばせて釣果も期待できますね。

こちらもシャッドテール系でバイブレーションに近いのでフォローとしてはかなり本命に近いかなと思います。

  • ランカー狙いとレギュラー狙いのフォローは全く違うので注意!

ドリペンの井上さんの件についてですが、あまり井上さんの釣り方について詳しく知らないのですが恐らくがちがちのランカー系の方なので一般的なレギュラー狙いとちょっと感覚というかフォローに関してもだいぶニュアンスが違ってくるので注意しましょう。

大物狙いであれば、フォローに関しても実績のある大型狙い系のルアーの中でフォローベイトとして取りこぼしを狙っていくという感じになるので言語化するのは難しいですが・・・

  • ランカー狙いのフォロー→流れも効いてるしデイでも濁ってるからドリペンででかいの狙うぜ!
  • レギュラー狙いのフォロー→とりあえずバイブの後だからワームで安パイかな~

みたいな感じですね(笑)

どっちかという私もレギュラー狙いなので後者側ですが、ベイトタックルの時とかは大型狙いもするので・・・

こちらはアサシン等で出なかった時のスタスイのフォローですね。こういった感じで大型狙いの時のフォローも考えてやっています。

フォローベイトに関してはブラックバスの方がかなり体系化されていてシーバスにも流用できそうなルアーであれば丸パクリしてもOK。

ブラックバスのフォローベイトにしてもランカー狙いとレギュラー狙いであればけっこう感覚の差が出てくるので動画を見つつ感じ取ってもらえればと思います。

特にブラックバス動画なんかはランカー狙いに徹底している場合が多いので、ちょっと注意が必要。

シーバスに関してはあまりフォローベイトという発想自体があまり浸透していないので、ややアピール力を下げたり、そのまま同系統の飛ぶルアーにしてより飛距離を稼いだり、近場でランガンするという方向で対応するケースが多い感じですね。

やはりここに関しては海と湖での広さの違いやボートの有無などで変わってくる感じはあります。

例えば、ブラックバスでフォローベイトを打つ時とかにはタックルそのものを変えてフィネスのルアーにチェンジできますが、シーバスであればタックル一本で飛距離も必要なので、フィネスに寄せるというよりちょっと反応がある似たようなルアーでアプローチしてみるみたいな感じですね。

ちょっと極端な例ですが30gの鉄板バイブで出ないので、いきなり5gのミノーでフォローすると普通にライントラブルとかも起こしますし、タックルの細分化ができない釣りというのがあまり浸透しない理由かなと思います。

ベイトロッドとスピニングを両方使えるのであれば、どちゃ濁りでデイで活性が高いとなるとベイトでビッグベイトでランカー狙いして、そのあと出ないようであれば、大型狙いのミノーやシンペンでデイでもごり押しでドリフトさせるなんかもできますが・・・

ここまでくるとちょっと逆に選択肢が多すぎますし、タックルの選定やらが面倒になってくるのでおすすめはしません(笑)

まとめるとランカー狙いとレギュラー狙いでフォローベイトの入れ方とかとらえ方が結構変わってくるのと、ブラックバスでフォローに関して使えるものであれば丸パクリという認識でOKなのではないでしょうか。

お役に立てたでしょうか? 今回はちょっと抽象的な部分が多かったですが、自分なりには表現できたかなと思います(笑)

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