【改訂版】チニング バイブレーションの壁打ちパターンのやり方
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チニング 壁打ちパターンのやり方
壁打ちパターンは簡単に説明するとバイブレーションを使ってチヌがいる岸壁際を高速でトレースさせてリアクションバイトを誘発させる手法ですね。
軽めの14g程度のバイブレーションを使って岸壁ギリギリにキャストして高速で巻いてくるだけです。釣るためのポイントは・・・
- 壁ギリギリ
で、シーバスは20㎝前後離れていても普通に食いますがチヌの場合は岸壁に頭を向けてカニや小魚を狙っているのでギリギリでないとチヌの後方をバイブレーションが通る形になるのでほぼ食いません。
目安とは10㎝前後のぎりぎりで水平にトレースしていきましょう。
他に釣るポイントは高速巻きです。高速に巻けばリアクションバイトを誘えるので破綻しないぎりぎりで巻いていきましょう。
スローすぎるとチヌがルアーをよく見てくるようになるので見切られやすくなります。
チニングバイブレーション壁打ちパターンで良く釣れる岸壁の特徴
- 河口や河川がらみの岸壁がベスト
河口や河川の岸壁だと通常のベイエリアと違って・・・
- チヌそのものが多い
- 堤防と違い浅いのでレンジ攻略しなくていい
- 雨後だと濁りが入りやすくチヌの反応がいい
こういった特徴があります。
やはり水深そのものがベイエリアやオープンエリアと違って浅いのでレンジ攻略せずに表層のみを探りやすくなります。
逆に水深が深い堤防だと餌釣り師なども含めてプレッシャーが高く人が多いポイントが多いのでチヌはいても反応が悪いことが多いですね。
あと堤防や沖堤防だとルアーよりも普通の落とし込みの方が釣れるので無理にやる必要はないです(笑)
ちなみに釣れる岸壁の特徴ですが・・・
- カキがびっちり
- 排水溝や流れ込みもある
- 平坦よりもややえぐれたりするとベスト
こういった特徴があります。
特に河口や河川だと流れの影響で岸壁が微妙にえぐれていたりする(ナロー状)になっていたりするのでこちらも釣れる判断基準で覚えておいてください。
チニング 壁打ちパターンでおすすめのバイブレーション
チニングの壁打ちパターンでは・・・
- 15g以下の軽めのバイブレーション
- カラーはお好み デイゲームであればホロ系が鉄板 ブラック系も面白い
- サイズは70前後
を推奨します。シーバスの一オンス程度の鉄板などだとウェイトが重すぎて異物感が増す、ぎりぎりのキャストがしにくいなどの理由により封印しましょう。
レンジバイブやコウメシリーズのようなハイピッチバイブレーションの方が反応が良いことが多いので数種類用意して反応を見るようにしてください。
15g程度であれば、バイブレーションでなくスピンテールも有効です。こちらは濁りがよりきつい時や、全体的に荒れているコンディションで使うとよいでしょう。
その代わり性能上高速で巻けないので手返しが悪くなります。広大なポイントではバイブの方が有利なので覚えておきましょう。
チニング壁打ちパターンQ&A
- 壁打ちパターンのタックルは?
チヌではなくシーバスもバイトしてくるのでチニング用の貧弱なスピニングだとけっこうしんどいです。
高いモデルでなくても釣れるので初心者向けのシーバスロッドの96MLか86MLあたりであれば十分こなせます。あとベイトタックルでもそのまま岸壁ジギングなどもできるので非常におすすめです。
- あまり反応がない、釣るためのコツは?
とにかく移動です。
連投して狙う釣りではないのでワントレースしたらすぐに移動しましょう。あとチヌの活性が高いとじっとしていれば普通に見えることが多いので、釣りをする前に偏光グラスなどをかけてあらかじめチェックしておいた方がいいです。
あと一撃でキャストを決めないといけないので精度が悪い方は練習してください。
あと河川や河口の岸壁でないとほぼ釣れないので注意! まず普通の堤防では釣れないでしょう。
- 夜でも釣れる?
釣れますね、しかし夜だとやはりシーバスの方が釣れるのでチヌだけ釣りたい方は朝まずめからデイゲームに絞ってやるといいでしょう。
- 年無は壁打ちで釣れる?
こちらはけっこう厳しいですね。年無は警戒心も強く浮いてこないので壁打ちだとけっこう苦しいです。目安として30から40ぐらいのレギュラー狙いの釣り方として認識しておきましょう。
大型を狙いたいのであれば、バイブレーション壁打ちでなく深夜の河口のずる引きの方が出やすいです。
参考にしてください。
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