【秋シーバス】スピニング派でも“PE2号×リーダー30lb”が必要な日がある理由|知っトク

この記事はプロモーションが含まれています。

普段のシーバス釣りでは、「PE1.0〜1.2号・リーダー20lb前後」が快適で扱いやすいというのは、多くのアングラーが実感していることだと思います。

キャストも伸びるし、ルアー操作も繊細に出せる。特にスピニングタックルでは、この太さが“気持ちよく釣りができる”基準になりがちです。

しかし、秋本番〜初冬にかけては、あえてスピニングでもPE2号×30lbを選んだほうが釣果が伸びる日があります。これは単純に「大型を取るため」という理由だけではありません。もっと“状況対応”としての意味が強いんです。

ベイトサイズが太ラインを必要とする日がある

秋のデカいベイト──コノシロ・落ちアユ・サバっ子大量発生日などでは、ルアーサイズが自然と大きくなります。

ミノー150〜mm、ビッグベイト、マグナムペンシル……こういったルアーは、太ラインのほうが操作のレスポンスが安定します。細いラインのデメリットは重いルアーを振り込んでキャストすると切れる可能性があり、そもそも大型ルアーが使用できないタックルセッティングになってしまいます。

スレた個体ほど“強引さ”が必要な日がある

意外ですが、プレッシャーが高い秋の港湾では“強いタックルでストラクチャーなどをゴリ押しリアクションで誘うと食う”という日があります。

PE2号×30lbなら、大きなペンシルやビッグミノーやビッグプラグを・・・

  • 橋脚に打ち込んで狙う

  • 壁際のベイトを捕食している青物やランカーを接近戦で狙う

このように危険なエリアに打ち込んでリアクションバイトを狙うことも可能です。特にプレッシャーが高いとよりストラクチャー近くでボイルしたり、橋脚の奥に引っ込んだりすることがあります。

こういうエリアは08はそもそも1号でも切れる可能性があり、2号ほど上げないと危険です。

ランカー・青物混在デーは細ラインだと危険

秋は本当に予測不能です。シーバス狙いが、突然・・・

  • 90アップのランカー

  • ブリ

  • サワラ

などを引き寄せる日があります。

細いラインだと、この“想定外の魚”の前にゲームが崩壊します。特に堤防や港湾の障害物際、明暗の柱周りでは、寄せてからの抵抗で即ラインブレイクなんてことも。「今日は平和だろ」と思っても、太めにしておけば後悔しません。

とはいえ新規タックルを購入はちょっと・・・替えスプール!

とはいえ新規でタックルを用意しまたそれをセッティングして、うまく使いこなすというのも初心者にはハードルが高く、中級者には実際用意しても意外と使いこなせないというジレンマもあります。

こういう時はPE2号やPE1.5号を巻いた替えスプールを用意しておくのも手

これならタックルはそのままで現場でシチュに応じて変更できます。3000番~4000番クラスなら1.5号なら100~150mは入るのでよほど遠投しない限りは対応力は上がります。

ブリクラスはしんどいですが、70ぐらいならシーバスロッドのMクラスでも十分対応できるので、費用面やセッティングに関する手間、実際使いこなせる問題を懸念するなら替えスプールがおすすめ。※アマゾンで普通に売っています。

 

シーバスフィッシングをもっと深く、もっと実践的に知りたい方へ

このコラムは無料公開ですが、
実際に「どう行動すれば釣果につながるのか?」を
詳しく掘り下げているのが、シーバスラボのサブスク限定記事です。

田中自身の実釣データをもとにした
・ルアーの選び方の具体例
・潮回り別の釣行タイミング
・秋~冬のリアルなパターン変化

を、会員限定で毎週配信しています。
興味がある方は、こちらからチェックしてみてください↓

👉 サブスク限定記事を読む