シーバスが釣れない原因「テクニックなどの知識を詰め込み過ぎ!」
知識の詰め込み過ぎは厳禁!
最近ではYouTubeやウェブサイトで情報が乱立しており釣りも例外ではないです。
シーバスラボラトリーセカンドはシーバス全般のサイトですが「ジャーキングのやり方」などテクニック系の記事も多数配信しています。
なんですが‥‥
あまりに知識面を入れすぎるとシーバスが逆に釣れなくなってしまうことがあるので注意が必要。
- なぜ釣りの知識が増えすぎると釣れないのか?
例えば…
シーバスラボの「ジャーキング」を見た場合
「なるほどジャーキングが釣れるんやな」→「ん、でもなんか人も多いし気配もないしやっぱワームか?」→「いやあ、でも河口やし田中はドリフトが~言ってからドリフトか?」→両方試す→ほげる
こういった感じで知識を入れすぎるととりあえず非常に迷います。ちなみにですがジャーキング連打とドリフトだと完全に相反するので試しても場荒れして微妙になるだけです。
他の例としては…
「なるほどアサシンFBが釣れるんやな」→「でも今バチ抜けの時期やし…やっぱマニックや」→「でもバチもイナッコもおらんし」→「分かったVJや、これが正解や」→ほげる
まあこちらもよくある例でローテに迷いまくった挙句全く釣れないという感じです。こんな感じでとりあえず迷うと良くないことがほとんどです。
こちらでも解説していますが、ハマるシチュエーションというのがありますのでこちらに沿って使うようにしてください。
- 迷うと思わぬ出費に繋がることに
趣味なので別にお金に関してはまあ自由に使えばよいと思うのですが…上記の通り迷うと道具が悪いんじゃないか、ルアーの種類が足りてないんじゃないかという感じで収集の方に走ってしまう方がいます。
別に集めるのが好きなのであれば止めはしませんが、釣るための道具なので集めても釣らないと意味がないです。
こちらは4500円のクレストの釣果ですが、4500円でも十分に釣れます。正直言うとタックルは国産メーカーであれば4500円でも破損することなく使えるし釣れるのです。
ビッグベイトなどの特殊な釣り方やルアーであればタックル面が釣果に及ぼす影響は少なくないですが…一般的なベイエリアや河口のおかっぱりで釣るシーバスにはかなり影響は少ないというのは絶対に覚えておいて欲しいです。
あと絶対に注意して欲しいのですがタックル面の知識を入れすぎると本当に良くないです。
こちらでも書きましたが、一般的にはハイギアやエクストラハイギアが良いとされていますが、速く巻くと全くマジで釣れない時もあります。
こういった盲点的な原因も出てくるので注意が必要。もちろん用途に合っていればハイギアやエクストラハイギアでも構いませんが、どうしても遅く巻けない時はタックルなどを新調しなければならない場合もあります。
効果的なテクニック習得方法
- 習得するテクニックを絞って釣れるまで実践する
これが一番近道です。
例えば「ドリフト」の場合は…
- ドリフトに適したルアーを用意
- 河口に行く
- 学んだテクニックでひたすら釣る
- ある程度釣れたら習得完了
こういった感じでなるべくドリフトならドリフトのみで習得するのがポイントです。
上記の通りドリフト習得なのにジャーキングなどを現場でやってしまうと釣り方がブレて結果的に釣れなくなってしまいます。
- メンターは絞っておく
シーバスラボラでは主に「シーバスは釣れるけど何かちょっと違う」や「釣り自体はしたことがあるけどシーバスは初めて」や「もっとシーバスについて知りたい、上達したい」というアングラーに向けて発信しています。
なので…
シーバスに限らず釣り自体をやったことのある人向けのサイトということになります。これだと釣り自体のイロハが全く分からない人だと何のことか意味が分からない…ということが多いです。
メンターはサイトやYouTubeでもありますが、ある程度メンターも絞らないと「現段階では難しすぎる」「必要のない知識を入れすぎた」ということになってしまうので注意が必要。
なのでそれにあったメンターを探しておくことで「必要のある知識とない知識」を選別できるようになります。
- シーバスラボラトリーセカンドのサブスクサービスもあります。
宣伝ですが、シーバスラボラトリーセカンドでは有料記事読み放題サービスをしています。こちらはシーバス初心者向けではなくけっこう複雑でコアな内容を発信しています。
こういった感じですね。普通は活性が高いとか低いで判断しますが私は絶対普通もあると思っています。けっこうコアな情報やテクニックを知りたい人向けに発信しています。
釣り知識Q&A
- どこでシーバス釣りの知識を学んだのですか?
私の場合は2000年ごろから始めていますのでほぼ実戦のみの知識になります。当時はネットもなかったので本しか情報を得ることができないですし、周りに上手い大人がいなかったので完全に独学で中学生ながらノートに書きつつ研究していました。
あと親父が釣りが異常に上手いのでヒント的な発想はよくもらいましたね。
子供に「浮いた鱸なんか誰でも釣れるぞ、そんなん釣っても意味ないわ」って言う親はいないと思いますね。まあこの一言でスレ対策や周りが釣ってない鱸を狙いだしたのでまあよかったのかなとは思っています(笑)
あとちなみにブラックバスの知識をそのままシーバスに当てはめて考えることが多いです。これは2000年から変わっていません。
あと現状はほとんど周りから知識は得ていません、ガチで独学で今も研究中です。
- 釣れないので直接誰かから教えてもらったりした方がいいのですか?
これけっこうそんな感じで釣り場で仲良くなって…みたいな感じでやっている人が多いですけどあんまりおススメではないですね。
釣りたいのは分かるんですが結局は「自分の釣り」でないので趣味という範疇で考えるとけっこう良くないと思いますね。まあ認識の違いはあると思いますが自分の釣りのポリシーで釣った魚と他人から教えてもらった魚ではやはり価値という面では大きく差が出ます。
ガイド釣行でどうしても釣れない時に私がキャストして私が選んだルアーで巻くだけやってもらって釣るというのをやるのですが本人は喜んでいますが内心「意味ないやろ」とは思ってました(笑) →一応言っておくと取引先の釣りをしたことない方とその奥さんです。まあかなり喜んでらっしゃったので良かったです。仕事も取れました(笑)
- 初心者ですがとりあえず学んだ方がいいテクニックとかってありますか?
やっぱドリフトですかね~。ドリフトは歴史が深くノウハウもたくさんありますし、河口や河川に遡上するシーバスを釣るうえで一番効きますね。
まあデイとかでバイブレーションごり押しでも釣れますが、やっぱりシーバスは夜の魚の側面も強いので橋脚ドリフトバコン!辺りはできるようにしておきたいところですね。
個人的には一番重要で一番面白いかなと思います。