【知っトク】使いやすいルアーが釣れるわけじゃない

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シーバス釣りを始めたばかりの方や、伸び悩んでいるアングラーの多くが「操作しやすいルアー=釣れるルアー」だと思い込んでしまいます。

実はこれは、釣りの世界ではかなり危険な罠です。使いやすさと釣れる性能は、まったくの別物です。

使いやすいルアーは“自分の感覚側に寄せてくれる”だけ

バスデイ(Bassday) ハーデス 127F UK-561 アジャストベイト

投げやすい、巻きやすい、動きが見える、操作感が明確。これは釣りにおいてストレスを減らしてくれる大事な要素です。

しかし、そういうルアーは往々にして「魚が口を使いにくい動き」 をしがちです。

なぜなら、使いやすいルアーは飛距離が安定していて、動きに規則性があります。

つまり、別の側から見ると・・・

  • バランスを崩しにくい→食うきっかけ
  • 安定して飛ぶ→飛距離過剰になり無駄が増える

こういう感じで、使いやすいも別の側面からみると悪いことがあります。特に、最近のミノーは性能がよいのですがその分姿勢の崩れや、動いてない時がなく安定しすぎているのも問題

こういう、自然な崩れや予期せぬ無振動は、シーバスに食うきっかけを与えるのでかなり重要です。

釣れるルアーは、むしろ“扱いづらい”場合もある

ビッグベイト、細身のシンペン、食わせ系のワーム、デッドスロー必須系、潮を噛みやすい尖った形状——これらは総じて扱いが難しい。

しかし、それこそが魚の本能を刺激します。

  • ルアーのアクションが乱れる瞬間

  • 動きから生まれるわずかな不規則性

  • 潮に馴染みすぎて手元感が薄くなる感覚

  • 大きすぎるシルエット

この “わざと不完全な動き” がシーバスのスイッチを入れる決定打になる場合もあるのです。

  • あえて使い難いルアーや苦手なルアーにも挑戦しよう

使いやすいルアーのみでボックスを構成すると自分に合いすぎたルアーのみになってまいローテーションの幅が狭くなります。

上でもありますが、あえて使いづらいもので挑戦すると急に爆釣したりランカーが釣れたりと活路になる場合もあります。特に一般的に使いづらいルアーを使えるとスレ対策にも大いにつながるのでぜひやってみましょう。

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