ウェイク系ミノーのメリット・デメリットと釣れない原因を解説

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ウェイク系ミノーの解説から

ウェイク系ミノーとは簡単にいうと水面から頭が出た状態で泳ぐタイプのミノーです。製品で代表的なルアーはガポッツ、カウンターウェイク、クロスウェイク、サザンカ、ウェイキーなどがあります。

けっこう最近のルアータイプだと思っている人が多いですが、実はかなり古くからありS4や梧空などが走りです。なので実は20年近く前からあるルアータイプです。

アクションとしては動画にもある通り、水面をグネグネというかよたよたというかそんな感じです。 あとリップの角度や大きさで多少潜ったり、グネグネが広く出たり、浅く出たりと多少バリエーションがあるので、もし購入したいのならよく見ておきましょう。

ウェイク系ミノーのメリット

さてここからはウェイク系ミノーのメリットを紹介します。

  • 水面なので根がかりリスクがない
  • アピール力が高く、ベイトにボイルしている時などに有効
  • 基本的に遅く巻くしかできないので使用用途が明確(ドリフト)
  • 操作が簡単 使用感がいい(動いているのが見えるため)

こういった感じでメリットが多くあります。こう見るとなんだかすごく釣れそうに思えますね(笑)

ですが・・・

実はデメリットだらけのウェイク系ミノー

はい、いきなり地獄に叩き落しますが、かなりデメリットが多く使用タイミングを間違えるとあり得ないぐらい釣れないので要注意です。 ここからデメリットを紹介します(笑)

  • 水面系なので足場が高いと使用できない
  • モノによっては巻きが重くベイトタックルなどで使わないと苦痛
  • 中空になって飛ばない 失速しやすい
  • 波にもまれると破綻して動く
  • 活性が高いではなく極度に高いと警戒して水面を割ってこない
  • そもそもアピール力が高すぎ

こういった感じですね。端的に言うと使用は簡単だけどデメリットが多く使うタイミングがかなり限られるというミノーになってます。

特にウェイク系ミノーに興味があって使うかどうか迷っている方や実際YouTubeなどで見て使ってみて全然釣れねえという方は上のデメリット部分を理解しておくとよいでしょう。

ウェイク系ミノーがハマるシチュエーションを理解して使おう

  • 水面系なので足場が高いと使用できない
  • モノによっては巻きが重くベイトタックルなどで使わないと苦痛
  • 中空になって飛ばない 失速しやすい
  • 波にもまれると破綻して動く
  • 活性が高いではなく極度に高いと警戒して水面を割ってこない
  • そもそもアピール力が高すぎ

こちらがデメリット部分なのでこれをカバーできる状況だと使用感も分かりやすく釣れる確率は大幅にアップします。

例えば・・・

  • ウェーディング、もしくは河川敷など
  • イナッコなどにボイルしている
  • シャローエリア
  • 雨後などで活性が高い

などが当てはまれば結構ヒット率は高くなります。なのでシチュエーション的に言うとウェーディングでシャローがありそこにイナッコやボラなどがいて逃げている雨後という感じです。

まんま上の条件と複合している時の釣果ですね。こちらはボラがベイトでした。

しかしながら、ハマるシチュエーションは分かりやすいモノのちょっと限定されすぎていて使いづらい印象が多いです。

あと失速や平均飛距離の面でも劣っているので飛距離メインでウェーディングする時などは多少タックルのバランスなどを整えてやらないとけっこう減速して使いづらくなるのは覚えておいてください。

  • ウェイク系はピンポイントでは使えるので少ない本数を持っておくいい

上でも書いた通り正直言うとあまり出番はないので少ない本数で持っていておくといざシチュエーションが合致した時には釣果が出やすいので2本程度潜ませておくといいでしょう。

岸壁でも足場が高いシャローエリア(河川敷や階段で降りれるような場所)だと普通に使えるので通年ハマりやすい90~110あたりのウェイク系ミノーは持っておいた方がいいでしょう。

ウェイク系ミノーQ&A

  • 水面系なのでトップ系と組み合わせて使うのはどうですか?

アリですね。例えば・・・

こういったアマペンなどと組み合わせて速いリアクションを誘いたいときはペンシル、遅い動きでフィネス気味に誘いたいときはウェイクという風に使い分けるとよりグッドです。

特にアマペンやサザンカなどのでっぷりとしたトップ系は活性が高い大型シーバスには非常に効くのでランカー狙いだとタイミングは見ながらになりますが持っていた方がいいです。

  • ではあまり出番はないもののハマる時があれば使うという感じでOKですか?

その通りです。

やはり実釣記事を見てもらうと分かりますが、ウェイク系はほとんど出てこないので(笑) 実際普通にミノーやシンペンで探った方が低活性にも強くタイミングも選ばないので、一応もしミノーやシンペンでどうしょうもないという時に秘策で使うという使い方もアリっちゃアリです。

あと視覚的な楽しさもウェイク系にはありバイトが出るとバッシャーンとシーバスが乗り出してくるのでその点を見たいとか楽しみたいとかなら使用頻度を上げていいルアーでもあります。

個人的な認識としては釣るためでなく釣った時の楽しみに重きを置いたルアーという感じですね。

シーバスラボオリジナルルアー ジョイントリップレス180