シーバスビッグミノーを使い方や釣れる操作のコツなどを解説!
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シーバス向けのビッグミノーとは?
一般的なシーバス向けミノーは70~120㎜前後ですが、140~180あたりはビッグミノーに該当し、コノシロパターンやボラパターンで重宝します。
一般的なミノーはレギュラー狙いで使用するのに対してビッグミノーはシーバスのランカー狙いや、青物でいえばブリや鰆などを対象としています。
タックルや使用するタイミング、キャストに関しても一般的なミノーより癖が強いので使用する際は注意したいです。 今回は140以上のミノーを使用する際の注意点や釣るためのコツを解説しますので参考にしてください。
ビッグミノーを使用する際の注意点を解説!
- おかっぱり向けとウェーディング向けがある
ビッグミノーにも種類があって岸壁向けのリップ付きとリップレスのシャロー向けがあります。アサシン160であれば前者、カゲロウ155であれば後者という感じ。
特に人気のブローウィンやアサシンは足場が低いと普通に巻いても1m以上潜るので、ドリフトさせてもダウンに入ったら1m以上レンジが入ります。
- 陸向け→アサシン、ブローウィン、ショアラインシャイナーなど
- ウェーディング向け→カゲロウ、ストリームデーモン、レスポンダーなど
なのでシャローではストリームデーモン180やゴリアテハイ145、レスポンダー165あたりをメインにしておいて、補助的にブローウィンやアサシンを使う感じでないと上記の通り河川や浅いエリアでは根がかり連発になります。
リップ付きのロングミノーは一般的なハマるシチュエーションであれば水深がある堤防(磯、深いサーフ)というか岸壁がメインです。
大きいサイズのベイトがいて大きいフィッシュイーターがいてというシチュエーションで使う設計です。浅い河川での使用は想定されてないので(しかしながら説明書や動画にも書かれない)根掛してしまう人は多いです。
- ビッグミノーを遠投するコツも覚えておこう
ビッグミノーはキャストはかなり難しい部類です。とはいえ簡単に飛ばせるので安心してください(笑)
ビッグミノーは重心移動の距離が長いので小さいルアーを飛ばすようにブンと降ると重心移動の円柱がお尻付近まで行かずに失速します。 それで、中途半端な位置の重心のせいでバランスを崩して失速する感じです。※サイレントアサシンの説明書に書いてあります。
- ロッドを思い切り振らず重みを感じつつ45度付近で射出する
を意識すればだいぶ飛びます。あとPEを1,5号程度に上げるとバランスが取れて飛距離が出やすくなります。ロングミノーはロッドを思い切り振り込むと逆に失速してブーメラン状態になります。
ロングミノーで釣るためのコツや操作法などを解説!
- リップレスビッグミノーは河川やシャローはロッドをかなり立ててドリフトがメイン
ロングロッドでドリフトで遅いドリフトであればシャロータイプのロングミノーであれば特に問題なくやることができるでしょう。10フィート以上あれば飛距離も出るのでやりやすいです。
基本的にランカーシーバスはボラの近辺やカケアガリ、流心などに定位しているので、そこにビッグミノーで重点的に流すという感じです。
特に難しい操作は必要なくローテーションを繰り返しながらゆっくりドリフトさせて弱っているベイトを演出していきましょう。
- リップ付きのビッグミノーはおかっぱりで多彩な使い方ができる!
ビッグミノーは長いミノーなので通常のミノーのように多彩な使用法ができます。ぜひ試してみてください。
- ジャーキング→速いスピードでリアクションバイト
- 早巻き→バイブレーションのように巻いてリアクションバイト
- レンジを取ったリトリーブ→ショアラインシャイナーなどはかなり潜る
一般的なドリフト以外にも上のような使用法があります。
基本的にロングミノーは速く動作を入れても動くのでシーバスの活性が高い時や、あえて早く動かしてリアクションバイト狙いをする時に重要なルアーになります。
他にもボディが大きい分ホログラム系の光は非常に強くデイゲームや朝まずめなどの明るいシチュエーションで使用するのが釣るためのコツです。
逆に深夜ウェーディングなどではリップレスのロングミノーでスローリトリーブやドリフトがメインになります。使用する際のタイミングやシーバスの活性などはよく見て使用するようにしましょう。
慣れるまでは140をメインに据えるのがおすすめ!
ロングミノーはそこまで種類がないですが、とはいえけっこうあるのでサイズ感などで迷うと思います。
最初は140あたりを使うとよいです。
理由は・・・
- Mクラスロッドでも十分使える 140は30g以下が多い
- 140あれば60以下のシーバスは弾くことができる ※セイゴなどは釣れないことが多い
- 特にキャスト時に意識することなく適当でも飛ばせる
あたりが候補になります。
140は私からすると小さい方ですが(笑)、一般的なアングラーの使用するルアーよりもだいぶ大きいので十分レギュラーサイズ以下をはじくことができます。
逆に160を超えてくるとアピール力が上がったりしますが、その分キャストに制限がかかったりタックルの新調をしないといけない場合もあるので注意したいです。上記はシーバスラボラトリーオリジナルルアーの180JMDになります。
特に青物や大型シーバスのみに焦点を当てたルアーでは40gや50g程度になってきます。(ストリームデーモン180で45g程度) 40gを超えるとタックルに大幅に制限がかかるのでベイトタックルで使用している人も多いです。
ビッグミノーで釣るコツ! ちゃんと使うようにしよう(笑)
これが一番重要かもしれませんが、ビッグミノーは持っている人はそれこそ多いですが、一般的なサイズのルアーばかり使っていると140でも大きすぎて使う気がしない状態になります(笑)
あと持ってるもののまともに釣ったことがない人も・・・
上記を参考にしてください。
特にビッグミミノーは基本70アップ狙いのルアーなので適切に使っても当たり外れがあります。
こうなるとどんどん使わなくなったりするので、ベイトが大きい時は必ず使うようにしましょう。あと70アップ以上はベイトが小さい時でも大きい餌を選んで食っているケースもあるのでランカー狙いの人は通年使いまくっています(笑)
よくあるビッグミノーQ&A
- ジョイント系とビッグミノーの使い分けは?
ビッグミノーの方が飛距離は出るので遠投が必要な場面やシーバスが散った時はビッグミノーという感じで、シーバスの位置が分かってる時や橋脚などで使うという感じです。
ビッグベイトで釣ったことがない方は上を参考にしてください。