【最新版】ジョイクロのウレタンコーティングで浸水対策
今回は「ジョイクロのウレタンコーティングで浸水対策」をお送りします。ジョイクロは高価で浸水にも弱いという欠点があります。ウレタンコーティングするとかなり防げるのでやり方などをお送りします。ジョイクロだけでなく他のルアーにも有用ですので参考にしてください。
ウレタンコーティングとは・・・?
要はマニキュアのような透明な液で、それをルアーに塗ると薄く固まります。何回か乾燥して何度も上塗りすると頑丈にコーティングできるので塗装の剥がれやフックサークルも防止できます。
特にジョイクロは少しでもぶつけるとすぐ軽度の浸水をするようになってしまうのでコーティングしておくとそれを修理したり防いだりできます。他のシーバスルアーだとアイマとかエクリプスは異常に塗装が弱いのでウレタンコーティングしておくとボロボロの状態にならずに済みます。
※ウレタンコーティングするとルアー本体の重さが増えるのでピーキーな調整がしてあるルアーだとシンキングになったりアクションが出にくくなる場合もあるので注意してください。
まあ多少変わっても釣れますが・・・笑
- そもそもなんで浸水すんの?
ルアーは真っ二つの2つのパーツを熱で接着するのですが、個体によっては目に見えないような隙間が空いておりそこから水が入って行きます。
あと、すこしぶつけたりすると目に見えない隙間が開いたりして浸水します。特にジョイクロなどの大きいルアー構造が複雑では隙間が空きやすいので特に浸水しやすいです。
ウレタンコーティングのやり方
・用意するもの
1ジョイクロ
2ウレタンコーティング剤
3筆
4輪ゴム
5乾燥するスペースなど
・コーティング剤とドブ漬けについて
まずウレタンコーティング剤はルアー用かプラモデル用がおススメです。ジョイクロは178mmもあるので容器に漬けれませんでしたが大容量のモノを選べば直接漬けて乾かしてといったように時間の短縮と塗りムラなくコーティングできます。
があれば十分できます。意外と乾燥スペースを用意するのを忘れるのでベランダ等で乾かす場合はスペースを確保しておきましょう。
※使用後のウレタンは頑丈に封をしてビニール袋に入れて冷蔵庫に突っ込んでおくと長持ちします。
輪ゴムでアイの部分を止めておくと乾燥させるとき便利です。
ウレタンを塗っていきます。説明書に汚れを落として行うや、ペーパー掛けしておくなどが書いてありますがまあ守らなくても大丈夫です。露骨に汚れている場合は洗剤で事前に洗っておきましょう。
ジョイクロはヒートン部分での浸水が多いので念入りに塗ると良いです。
こんなこんな感じで一時間ほど乾燥させてまた繰り返すと良いです。3回ほど繰り返せば十分強くコーティングできます。
まとめると・・・
1塗る
2一時間程乾燥
3繰り返す
4数時間ほど乾燥して終了
完成
テカテカでいい感じにコーティングできています。あまり使わないですがレッパも・・・今回は三回塗りこんで乾燥させました。
ウレタンコーティングしておくとよいルアー
上記ではジョイクロをウレタンフォームしていますが… 割とどのルアーもしておいた方が長持ちするのでここからはウレタンしておいた方がいいルアーを紹介します。
- ヒット率が高いルアー
- ビッグベイト全般の高いルアー
- メタルジグ
こういったルアーはしておいた方がいいですね、やはりシーバスが釣れるルアーは塗装に傷が入りやすいのでウレタンしておくと見栄えの面ではかなり長持ちします。
あとショアジギの方はジグにしておいた方がいいです。ジグはボトムなどに接触しやすく歯がある魚のバイトも多いことからやっておくと比較的ボロボロになりにくくなります。
- はがれやすい塗装のルアーもある
基本的に‥‥
- ホロ系
- ラメ入りのホロ系
- メッキ系
こういった光るタイプの塗装は傷がつくとそこからバリバリと剥がれ落ちていくので数匹釣ると塗装がはがれてかなり見栄えが悪くなります。逆に割とマットチャートやチャートははがれにくいのでやらないことが多いです。
塗装の種類によってもやるかを決めておくと割とスムーズに作業できます。一応ルアーのメンテナンスも兼ねてやるといいので上記を参考にしてください。
まとめ
ジョイクロは浸水しても内部の水さえ抜ければウレタンコーティングで対策できる。よく使用するルアーもコーティングしておくとだいぶ長持ちするのでおススメです。