ハンドメイドシーバスルアーを作る時によくある失敗について

この記事はプロモーションが含まれています。

3dプリンターで作成したシーバスルアー

今回はハンドメイドルアーを作る時に初心者がよくやってしまう失敗について解説します。

ハンドメイドルアーを作る時によくある失敗について

  • 奇をてらいすぎる

ついつい今までにないコンセプトのルアーを作ろうと思ってしまいますが、あまりおすすめではありません。理由は飛距離の兼ね合いと実際釣れるかどうかの兼ね合いがあるからです。

例えば、ブラックバスは好奇心旺盛で変な形のルアーでも反応しますが、シーバスはそうではなく基本的にマッチザベイトさせたルアーを使って釣る魚ですから奇をてらって個性的にしすぎると何も反応しないことがあるからです。※ネタで個人で使う分には良い、販売を考えている場合は奇抜なのは絶対やめたほうがいい

あと余計な装飾やデザインなども要注意で、空気抵抗が悪くなって飛ばない、ランディング時にぶつけて破損するなども考えられるのでできればシンプルなデザインにしつつ何かしら個性があれば十分程度に押さえておいた方が無難です。

  • 強度確保はしっかり

シーバスは大して引きませんがそれでもかなり大きくなるので、強度が必要になります。具体的に何Nの力に耐えれればいいのかは分かりませんが、まあとりあえず80程度でもびくともしないぐらいでないといけません。

特にハンドメイドルアーでバルサやウッド系で作るとアイ周りの強度が弱すぎてシーバスに耐えれないこともあり得るので注意したいです。

こちらはシーバスラボオリジナルルアー180JMDでの釣果ですが、きちんと作ればジョイント系でもかなり高強度です。今は特殊な方法でアイを接着しているので魚というかボブ・サップでも抜けないと思います(笑)

  • ハンドメイドルアーで釣るには最低限のスキルが必要

実際ハンドメイドルアーを作ったとして次にするのがテスト釣行を行って実際に釣る必要があるのですが、最低限スキルがないとアクションや飛距離が良くても意外と釣れません。

もともと魚影が薄い場所のように釣る難易度が高いポイントではそれなりのスキルがないといかにアクションが良くても反応しないことはざらなので注意したいです。

こちらでも書いていますが、市販品の人気ルアーでも釣れてない人は多いので最低限のスキルがないと厳しいです。もちろんいつでもだれでも簡単に釣れるようなルアーが作れればよいですが、まあそれはなかなか難しいので・・・(笑)

  • 塗装が鬼門、うざい(笑)

ボディを作るのは意外と簡単なのですが、実は塗装で難儀します。塗装が稚拙だと一気にチープ感が出るのでアクションが良くても使う気がしなくなります(笑)

あとラッカー塗料でエアブラシが基本的な塗装方法ですが、一般的なマンションでは臭いがきつく塗装ブースを作る必要があります。あと体にも悪いのでガスマスクなども必要でとなるとそこそこ大掛かりになります。

先にある程度塗装について勉強しておかないと高確率で挫折するので要注意!

塗装に関しては3dプリンターが有利で、上記のようにフィラメント(材料)で無塗装でもアクションや飛距離、コンセプトがいいと釣ることができます。

下記のようにドチャートの黄色などもあるので、販売する気がないのであればフィラメント無塗装でも釣ることができます。さすがにバルサの無塗装ではきついのでここは3dプリンター有利ですね。ぶっちゃけ黄色に近い色であればナイトゲームだと普通に無塗装でも余裕で釣れます。

朗報! 割と適当でもハンドメイドルアーは動く!

んな、あほな!と思うかもしれませんが、割と適当でも実はそこそこ釣れる動きが再現可能です。

例えば・・・

オリジナルルアーの沈下式イナ棒ですが、魚っぽいフォルムにしてシンキングにすればシンペンになり、ウェイト抜いてフローティングにすれば、ペンシルベイトになります(笑)※どのサイズでも同じようになる

もちろんどれも綺麗なアクションで、普通に釣れます(笑) さらにフックを逆付けにしてもペンシルベイトになります。※青物用の後ろが太いペンシルベイトをイメージ

もちろんウェイトの位置は多少見る必要がありますが、かなり適当に作っても動きます。※極端に重くしたり軽くすると動かないことが多い

これをいうとちょっと怒られるかもしれませんが割と有名メーカーでも適当に作っているのであまり神経質に内部構造を考える必要はありません。まあ手持ちでボロになったルアーの塗装を削ってもらうと分かりますが、中身はシンプルなことが多いです。(JBやエルボは除く)

  • 朗報2! 設計次第だが市販より飛ぶルアーも割と簡単に作れる!

こちらも、んなあほな!と思うかもしれませんが、市販より飛ぶルアーも簡単に作れます。市販のルアーは軽く設計されているものが多く、もうちょっと重かったらもっと飛ぶのにな~と思った方も多いと思います。

オリジナルルアーは綺麗に動くギリギリまでウェイト詰めれるので、空気抵抗にさえ気を付ければかなり飛ぶルアーを簡単に作れます。

こちらはイナ棒100Maxシュートですが、100にウェイトを動くギリギリまで入れているので30gほどあります。デザインも弾丸のようにしているので、MクラスのロッドとPE1号程度で本気でやるととガチで80mは飛びます。

ベイトでも60mほど飛ぶので飛距離に関しては実はハンドメイドルアーでも普通に市販よりも飛ぶルアーは簡単に作ることができます。

市販品だと途中失速して飛ばないことが多いトップ系もスローフローティングやデッドスローシンキングまでウェイトを詰めればトップ系ではありえないような飛距離が出るポッパーなども簡単に作れます

まとめ

ハンドメイドルアーはなるべく基本に則ったデザインで作るようにしよう。あと重りの位置は市販品を参考にすれば実は簡単に飛ぶルアーを作ることが可能です。

「シーバスタックルバランス無料診断サービス」 「シーバスタックルバランス無料診断サービス」実施中です。
  • ロッド名 リール名 PEラインの号数
  • 一軍ルアー(できるだけ多く記載)
  • よく釣りをするホームポイント(例 大河川、ベイエリア、運河etc)
  • お使いのタックルに対する不満点など
こちらを下記の問合せフォームに入力してください。数日中に記事にして評価点と改善点を返信します。 ※ベイトタックルでも診断可能です。 ※タックルの購入前での診断可能、迷っている方におすすめ ※返信後は無料メルマガをお送りいたします。

    このフォームはスパムを低減するために Akismet を使っています。 データの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。