シーバス初心者向け講座「釣りにおける活性とは?」
釣りにおいて、魚の行動パターンや活発さのことを指す「活性」は、釣り人にとって重要な要素です。本記事では、釣りにおける活性の意義や活性に影響を与える要素、活性の高い魚種や低い時期の対策などを、より詳しく解説します。
活性とは何か?
活性とは、生物が自発的な動きを起こす状態のことを指します。
釣りにおいては、魚が餌を求めたり、遊泳したりする活発さのことを指し、活性が高いときは、釣果が伸びやすい傾向があります。
しかし、活性は単純に気温や季節などの自然条件だけではなく、水質や餌にも大きく影響されます。
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- 釣りにおける活性の要素について
要素 | 影響 |
---|---|
気象条件 | 気温が上昇すると、水温が上がって魚が活性化する傾向がある。しかし暑すぎると逆に活性が低下することもある。 |
水質 | 悪い水質は魚の活性を低下させるため、選ぶ釣り場や使用する餌・ルアーに注意が必要。 |
時間帯 | 魚種によって異なるが、朝や夕方の水温が上がる時間帯など、特定の時間帯に活性が高くなることもある。 |
餌・ルアーの選び方 | 餌やルアーの種類やカラー、サイズなどが活性に影響を与えるため、釣り場の状況や魚種に合わせて最適なものを選ぶ必要がある。 |
釣りにおける活性には、気象条件や水温・水質、時間帯、餌・ルアーの選び方など、複数の要素が関わっています。
例えば、気温が上昇すると、水温が上がって魚が活性化する傾向がありますが、一方で暑すぎると逆に活性が低下することもあります。
また、水質が悪い場合は魚が活性を下げるため、選ぶ釣り場や使用する餌・ルアーも重要になってきます。
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- 活性が上がりやすい魚種について
淡水魚や海水魚において、活性が高い、上がりやすい魚種は様々あります。
例えば、ブラックバスやシーバスは、水温や天候に関わらず活性が高いときがあります。
また、季節によって活性が変化するアユやサケなど、活性が高まる時期を狙って釣ることも有効です。ただし、魚種によっては、環境の変化に敏感で活性が低下しやすいものもあります。
最近では地球温暖化により、水温上昇などで魚の生息地や分布、回遊量などが変化している地域もあります。
魚の活性が上がりやすい時間帯や時期などについて
海釣りでは潮汐(潮の干満)は、釣りの活性に大きな影響を与えます。
魚は、潮の流れによって餌が運ばれることを利用してエサを捕食します。一般的に、潮汐が満ち潮や干潮に近い状態の時には、魚の活性が高まる傾向があります。
また、潮汐と関連して潮位(潮の高さ)も重要な要素です。
潮位が高くなると、魚が浅瀬に入って餌を探しやすくなります。一方、潮位が低くなると、魚は深場に潜んでいることが多くなります。したがって、潮位の変化に合わせて釣りのポイントやタイミングを調整することが有効です。
特にシーバスはシャローに追い込んで捕食行動することが多いので覚えておくといいでしょう。
さらに、日の出や日の入りの時間帯も釣りの活性に影響を与えます。夜明け前や夕暮れ時は、魚がエサを求めて活発になることが多いです。特に、朝マズメや夕マズメと呼ばれる時間帯は、大型の魚を狙うのに適しています。
季節によっても釣りの活性が変わることがあります。例えば、夏は明け方前と夕暮れ前後の時間帯が釣りやすいです。
秋は日中でも大型の魚を狙える時期であり、ヒラメやブリなどの高級魚も狙いやすいです。冬は夜の時間帯が釣りやすくなります。
以上が、釣りで活性が上がりやすい時間帯に関する情報です。潮汐や潮位、日の出や日の入りの時間帯、そして季節の変化を考慮しながら釣りのタイミングを選ぶことで、より効果的な釣果を期待することができます。
釣り活性Q&A
- シーバスがあまり釣れないんですが活性が低い時にやっているからですか?
一概には言えませんが、その可能性も高いですね。しかしながら、最近はいつシーバスが活性が高いなどは初心者の方や普段シーバスはしない方でも知っています。
なので、釣れない時は活性よりも先に釣られてないかや活性が低い時でも釣れる技術などを磨いた方が結果的には釣果が安定しやすいです。
雨後とかでシーバスの活性が高かそうって行ってみても実際けっこう人がいて混ざってやってみるも全員シーン・・・なんてことは多いですね。
- 天気とかで活性は変化しますか?
かなりしますね。一般的に天気が悪いほど活性が高いことが多いです。シーバスに限った話じゃないですが、釣りであまり釣れないという人は大概晴れとか無風とか釣りがしやすい時に行って爆死することが多いです。
あと天気予報を基に最低ある程度シチュエーションを想定してないといざ行ってみたら全く活性が上がってなくて一ミリも反応しないなんてことも初心者の方に多いので注意されたし。
- 活性が高い時だけ狙って釣行するのはアリですか??
基本的に釣りで釣るためにはまずは状況選びから始めて道具やルアーなどを選んでというのが定石なので発想は素晴らしいですが、実際活性が高そうな時はもうすでに知っている人が多くていざ雨後で河川に行っても釣られたあとだったり、コノシロが回遊してきてランカー狙いができるといっても岸壁にズラーと並んで入れない・・・などのことが多いです。
なので、一般的な尺度での活性が高い状況をチョイスするよりもデータなどを取って個人だけが知っている活性が高い状況を選んだ方が釣りやすいです。