タイドミノースリムのインプレと使い方
基本ステータス
- 125mm、14g
かなりロングセラールアーです。20年以上前からありますね、確か最初にシーバスを釣ったルアーだったと思います。
現在では派生形が多くあります。120、125、145、175と色々ありますが、河口や河川のシーバスなら120、125、145がおススメです。ざっくりポイントごとに整理すると・・・
大場所→145、175
河口、河川→120、125、145
こういった感じで使い分けると良いでしょう。アクションは控えめなウォブリングで抵抗感もなくドリフトで使いやすいです。重心移動が昔ながらのタングステン球でさらにどのシリーズもそこまで重くないので飛距離は通常のシーバスロッドで約40mあたりです。
なので遠距離でズバズバ使うタイプのミノーではないですね。フローティングとシンキングがありますが、基本はフローティングのみでOKです。
- タイドミノースリムがハマるシチュエーション
ぶっ飛ばしてドリフトさせるのではなく2~3番手あたりのローテーションでやるとうまく使えます。理由はミノーの中ではかなり細く浮いてるけど太いミノーや強めのアピールのリップレスミノーは見切ってくるような時に強いからです。
ベイトはイナッコからイワシなどはもちろん細いのを生かしてサヨリなどで使うとより良いですね、細い分見切られにくいので表層のばち抜けなどでも巻かなければ使えます。
- タイドミノースリムの使い方
これは至ってシンプルでごく普通のドリフトが一番釣れます。上述の通り浮いてるけどやや見切ってくるようなシーバスだと普通に表層の餌をバカバカ食うのでそこに流すだけで良いです。
アピール力がそこまで高くはないのであえて少し巻いて流れよりやや速いスピードで流すのも手早くさっと探れて良いですね。アクションに追従性がいいのでサーフや磯などでは数回ジャークで飛ばしてタダ巻きなどもできます。河口や河川でも流す最中にバシッとジャークを入れるのも良いでしょう。
逆に言うとドリフトが上手くできないとそこまで釣れないので注意しましょう。
タイドミノースリムでの釣果
こちらは濁り時の釣果ですね、堰下で落ちてくる餌なんかを探してたシーバスでした。テンポよく釣れるのがタイドミノーの特徴でハマってたのか20分の間にドカドカと釣れました。
約15年ぶりに使用しました、一回の使用ですがこれだけ一気に釣れるのでまだまだ現役のルアーですね、使い方は至って普通なドリフトです。3匹はバラしたので一時間あまりの間にと考えるとかなり実釣力はありますね。細くてアピール力が弱いので爆発力があり、ハマると短い時間でドカドカ釣れることが多いミノーです。
※釣果は随時記載します。
タイドミノースリムのQ&A
- タイドミノースリムを使う時のタックルセッティングはどうすればいいですか?
これは125を手持ちルアーの最大にするなら96MLあたりがおススメです。重さも軽いですしPE自体を細くしてリーダーも細くすればスレ対策も容易にできるからです。あと動かしてもいい動きなのでアクションをつけやすい軽いロッドでも使うのが良いですね。
フライヤーや145、175を使うなら10MやMHがおススメです。サーフや磯ならPEも太めにしておきましょう。
- ベイエリアでもタイドミノースリムは使えますか?
使えますが・・・さすがにスレすぎると無反応なのでイワシがいる時や潮目を打つ以外では使わなくても良いでしょう。まあ細くジャーキングの相性もよいので壁打ちなどで釣ったことはありますがそれだと他に良い選択肢がたくさんあるので無理して使う必要はないですね。
- タイドミノースリムは初心者向けですか?
結構初心者向けなのですが・・・やはりドリフトができてないといまいちなルアーになってしまいます。特に初心者にありがちな流れがあるのにゴリゴリ巻くなどをやってしまうとタイドミノースリムの良さが封殺されるので注意。
逆にデイゲームで表層をガーと巻いて使うのはアリかな・・・。
おススメ度☆×4
非常におススメです、爆発力もあり使用も至ってシンプルなのでナイトゲームでの河口や河川で強力なお供になりますね。ローテーションを上手くやるともっと使いやすくなるのでミノーを極めたいならおススメです。
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