秋シーズン突入目前!シーバスアングラーがやっておくべき5つの準備
秋のランカーシーズンが目前に迫っています。
水温が徐々に落ち着き、ベイトのサイズも大きくなるこの時期は、まさに年間を通して最もシーバスが釣りやすい季節といえます。
そんな秋本番を前に、しっかりと準備を整えておくことで、釣果に大きな差が出てきます。今回は、秋のシーバス釣りを万全の状態で迎えるためにやっておきたい「5つの準備」を紹介します。
Contents
① ルアーと釣り具(ロッドやリール)のメンテナンス
夏場の釣行で酷使したルアーやタックルは、このタイミングで一度しっかりメンテナンスしておきましょう。
スピニングリールの巻き心地、ドラグの滑り出しなどは確認必須です。
ルアーは一軍やショアジギのルアーを中心にフックを新品へ交換しておくと安心です。
特に秋は大型個体とのファイトも増えるため、フックが伸びると後悔しか残りません。シーズン直前にまとめてメンテナンスをしておくのがおすすめです。
②大物(ランカー)に備えてPEラインとリーダーを太めにしておく
秋はベイトサイズが大きくなり、それに比例して狙えるシーバスのサイズも上がります。そのため、PEラインやリーダーはワンランク太くしておくのが鉄則です。※秋前に全部巻きなおしておくのを推奨します
普段PE1号を使っているなら、秋は1.5号へ。リーダーも20lb前後から25〜30lbへと上げておくと、ランカーサイズの突っ込みにも余裕を持って対応できます。
また、ランカーシーバスはルアーを飲み込むことも多いため耐摩耗性の高いリーダーを選んでおくと安心です。
③ ショアジギングの準備もしておく
秋はベイトの動きが活発になり、青物の接岸も本格化してくるシーズンです。港湾や堤防などでも、ブリ・サワラなどの回遊が見られることも多くなります。
そんな時にすぐ対応できるよう、ショアジギングタックルを用意しておくと釣りの幅が一気に広がります。メタルジグやメタルバイブなどを数本忍ばせておくだけでも、シーバス狙いの合間に青物を拾えるチャンスがあります。
特に朝マズメ~デイゲームの間では青物とシーバスが両方狙える場所も多いので用意しておくといいでしょう。
堤防で行う時は別に専用のタックルは必要なくエントリークラスのショアジギングロッドとスピニングリール4000番+PE1,5号あたりで十分釣ることができます。
④ シーバスとショアジギング両方に使えるルアーを用意する
秋のベイエリアでは、シーバスと青物が同じベイトを追っていることも珍しくありません。そうした状況に強いのが、両方に対応できるルアーです。
おすすめは、
コノシロパターン対応の大型ミノー(140〜160mmクラス)
強波動系バイブレーション(鉄板系やヘビーシンキング)
トップウォーター
これらのルアーはデイゲームで青物、シーバスを狙える万能選手です。一本のロッドでどちらも狙える状況を作っておくと、秋の釣りがより戦略的になります。
おすすめはサイレントアサシンで140やストロングアサシンなどを使えばベイトが大きい時にも対応しやすいですしロッドも選ばないのでおすすめ。飲まれると切られるサワラにも強いので万能です。晩秋から真冬にかけてはナイトゲームでも大型シーバス狙いに使えるので重宝しますね。
⑤ ポイントごとの季節変化を再確認する
最後に重要なのが、フィールドの季節変化を再確認することです。
夏の間に沈黙していた河川や港湾が、一気にベイトで賑わい始めるのがこの時期。
過去に実績のあるポイントの「水温」「潮位」「ベイトの入り方」を一度チェックしておくと、秋の立ち回りが格段に楽になります。
特にコノシロやボラが絡む河口、サバやイワシが回遊する堤防などは最優先でチェックしておきましょう。
まとめ
秋のシーバスシーズンは、一年で最もドラマチックな時期です。
夏の名残を感じるタイミングでしっかり準備しておくことで、9月後半以降の釣果が大きく変わります。
ルアーやラインの見直し、タックルの整備、そして青物も視野に入れた戦略的な準備。
そのひと手間が、秋のランカーシーズンを最高のスタートで迎えるための鍵になります。