【改訂版】シンペンのウェイトの種類と重さの使い分けについて
今回は「シンキングペンシルのウェイトの種類について」をお送りします。シンキングペンシルは重さでルアーのアクションやトレースしやすいレンジが違います。ポイントに応じてウェイトを使い分けないと釣れない場合が多いので今回はどういった種類のウェイトになっているか、ハマりやすいシチュエーションなどを紹介します。
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シンペンは3段階のウェイト(重さ)の種類がある
厳密に決まっている訳ではないのですがメーカーごとのシンペンのウェイトの種類を見てみるとだいたい3つの重さの種類に分かれます。さらに同じシンペンでもシャロータイプや、ヘビータイプがあるので選択肢の幅が広いです。
軽いタイプがライト級、普通のタイプがミドル級、重いタイプがヘビー級と三段階に分かれています。
※この級名は私が適当に決めたので人に言っても伝わらないと思います。
軽いタイプ ライト級(5~13g程度)のハマるシチュエーションなど
ウェイト帯 | 沈降速度 | 推奨フィールド | 推奨ベイト |
5~13g程度 | 極めて遅い | スレたベイエリア | マイクロベイト、バチなど |
- ライト級の長所
基本的にルアーサイズも小さいので重さの違和感とサイズの違和感が少なく見切られにくいのが一番の特徴です。
さらにベイエリア、運河、小規模河口などで沸きやすいマイクロベイトに対応しているので特殊な状況に強いのが長所です。
見切られづらいのでかなりスレたフィールドでも食わせやすいというメリットがあります。ワームより容易に表層をトレースできるのでさらに見切られずらくなります。
- ライト級の短所
サイズが小さく、ウェイトも軽いのでアピール力が全くありません。なので広く探ってといった釣りはほぼできません。
なのでシーバスが確実に居るようなときに使わないとほぼ釣れないので注意してください。さらに流れがある場合や、荒れた天候にも弱く扱いが難しいです。
さらにメインで使う場合はウルトラライトロッドなどのライトタックルで使用しないと操作自体が難しくなります。
- ライト級の特徴
使用しやすいタックルセットもありややピーキーなモノが多いです。
しかし、あまりメインで使用する人が居ないので条件に応じて使えばかなり釣果に期待できるウェイト帯です。極めてスレに強いので安定感を求めたい方は使い方などを押さえておくといいでしょう。
中タイプ ミドル級(15~24g程度)のハマるシチュエーションなど
ウェイト帯 | 沈降速度 | 推奨フィールド | 推奨ベイト |
15~24g程度 | 中程度 | ベイエリア、河口 | イナッコなど小魚 |
- ミドル級の長所
飛距離がそこそこ出るので河口でも使用できます。
ミノーより断然スレにくく、スレに強いのでスレた河口で活躍できます。特にミノーばかり使うような人が多いポイントではかなり釣れるウェイト帯です。
沈降速度が05m/s程度に調整されているモノが多いのでシャローでも十分使用できます。ミドル級は河口で使うシンペンの標準なウェイトだと捉えてもOKです。
- ミドル級の短所
汎用性が高いのですが、ウェイトやサイズの影響もあり大型が食う前に小型のシーバスがバイトしてきやすい場合が多くあります。沈降が遅いので流量があって深いカケアガリなどはディープラインを攻めにくいです。
さらにボラやウグイが非常に好むサイズなのでバイトしてくることが多いです。
- ミドル級の特徴
汎用性が高く河口なら規模を問わず使えます。やや荒れた天気でも十分使えますし全国的にどこもスレているのでミノーを使わずミドル級のシンペンだけローテーションしても良いぐらいです。
値段も手ごろなモノが多くバリエーションが多いのも特徴です。シンペン初心者はまずはミドル級を使いこなせるようにしたいですね。
重いタイプ ヘビー級(24~32g程度)のハマるシチュエーションなど
ウェイト帯 | 沈降速度 | 推奨フィールド | 推奨ベイト |
24g~32g程度 | 極めて速い | 河口、サーフ、磯 | ボラ、コノシロなど |
- ヘビー級の長所
尋常ではなく飛びます。通常のタックルセットだと70m以上飛ぶモノが多いです。
沈降も速くボトム付近をドリフトさせやすく大型に強いです。アピール力が高いので荒れた気候にも強く飛距離も相まって使いやすいです。ベイトが多い時でも目立ちやすく埋もれにくいです。沈降速度は1m以上/sに設定されていることが多いです。
あとシーバスだけでなくサーフでのフラット狙いや堤防でのショアジギングで主に使われるウェイトです。
- ヘビー級の短所
沈降が速く操作に慣れていないと根がかりしやすい、大型のバイト率が上がりますが中小型は見切ってくるのでトータル的な釣果が落ちてしまう事があります。
- ヘビー級の特徴
風が強いポイントやシーバスとフラット、シーバスと青物という感じで複合した対象魚がいる時におすすめのウェイトになります。基本的にはシーバスメインではあまり使われるウェイトでないですね。
シンペンのウェイト(重さ)の使い分け方について
- なぜシンペンの重さの使い分けの調整が必要なのか?
重さの使い分けをしないと・・・
- 根がかりなどのトラブルを起こす
- 飛距離が足りない(飛距離余剰)
- ライントラブルの原因にも・・・
- レンジがずれるので釣れない原因になる
こういったマイナスなデメリットが目立つのでシンペンのサイズ感の調整だけでなく重さの使い分けも釣るために重要になってきます。
- 簡単に分かる重さの使い分け表を活用しよう
シチュエーション | ライト級 | ミドル級 | ヘビー級 | 備考 |
河川、河口 | 〇 | ◎ | 〇 | |
堤防、磯、サーフ | × | 〇 | ◎ | 要ヘビータックル |
マイクロベイト バチ | ◎ | 〇 | × | 要ライトタックル |
ランカー狙い | △ | ◎ | 〇 | |
イワシパターン | 〇 | ◎ | ◎ | |
イナッコパターン | 〇 | ◎ | △ | ハクパターンも可 |
こういった感じでシチュエーションごとにあらかじめ決め打ちしておいて使うのがおすすめです。同じシンペンでもスリムタイプやダイエットタイプなどの派生が多いので、迷うと逆に釣れなくなってしまうので要注意です。ざっくりいうと河川や河口ではミドル級だけ使うといいですね。
あとタックルに関しては上を参考にして欲しいのですが、シンペンはアクションを付けたり早巻きで豪快に誘うルアーではないのでタックルセッティングを誤るとライントラブルの原因になったり、そもそも釣れない原因になるので要注意です。
シンペン重さの使い分けQ&A
- シンペンでドリフトさせている時に流されたりしたりするときはどうすればいいですか?
シンペンでドリフトなどがうまく決まらない時は、ウェイトは若干重くすると決まりやすくなります。5gも上げるとさすがに根掛するので3gぐらいを基準に上げるといいですね。
あとドリフトでダウンに入ると流れにシンペンが負ける場合が多いので、流れのヨレなどを中心に流すようにしてください。
- シンペン初心者はミドル級だけ使っていればいいですか?
そうですね、河川や河口で使う人が多いと思うので18g前後のシンペンを使っていれば大幅に釣れないというのは少ないと思いますね。
扱いやすいシンペンはパンチライン80マッスルとか95が非常に使いやすいですね。特にタックルも選ばずに使用することができるはずです。
- シンペンの長さの使い分けについて教えてください。
長さに関しては以下を参考にしてください。
たいたい80~120程度のシンペンがあれば河川や河口では通年対応可能です。サイズとウェイトを使い分けていきましょう。
サイズ以外にもシンペンについて知りたい方は上を参考にしてください。シンペンについては全部分かるはずです(笑)
- シンペンで釣れないのですが重さの使い分けができてないからでしょうか?
可能性はありますね。特に重さが合ってないとトラブルことが多いので要注意です。
シンペンが釣れない原因に関しては下のリンクや無料メルマガにあるので参考にしてください。