【改訂版】シーバスの魚影が薄い地域での釣り方と対処法
シーバスの魚影が薄い地域かどうか、チェックを入れていこう
- ベイエリアが全体的に浅い(水深5mほどの場所が多い)、干潮時にほとんど干上がる河口が多い
- 沖に沖堤防があったりして湾内がわっか状になっている
- イワシなどがほとんどいない、その代わりボラが多い
- 夜間全体的に暗い
- 自然が多く海水が生活排水や工場排水で濁っていない
- そもそも河口がない
- 川幅が50mを超えるような河口がない
- 釣果がまばらで時期ごとにかなりばらつきがある
- 釣れるシーバスが全体的に大きい(大型に特化した釣りでなく普通にやって)
- シーバスアングラーを含め餌釣りなども少ない
- 年間を通して潮通しが悪くよどんでいる
こちらの条件にチェック(11個)を入れてみて・・・
・チェックの数→8個以上の場合 魚影薄い
・チェックの数→5個程度 魚影普通
・チェックの数→3個程度 魚影濃い
こんな感じで自分のフィールドが魚影が濃いか薄いか判断してみましょう。
ちなみに私の場合は6個で普通ですね。だいたい普通の場合が多いのではないかなと思います。都会になればなるほどチェックの数が少ないようになっていて田舎であればあるほど多い感じになると思います。
- チェックが10個程度ある方は即座にホームポイントを変更してください
上のチェックリストの数が10個からマックスの場合は即座にホームポイントを変更しましょう。特に自然が多く目立った河川や大きなベイエリアがないようなポイントではほぼすべて満たす場合もあるかと思います。
こうなると釣るのが運よくイワシが回ってきた、コノシロがいたなどのベイトパターンになってしまって釣るのが非常に困難になってしまいます。
魚影が薄すぎるとシーバスがほぼいないので実質安定して釣果を出すのは不可能になってしまいます。
特に初心者の方で何もわかっていないような場合だとチェックが多すぎるポイントでルアーを投げてしまって年間数匹ぐらいしか釣れなかったケースもあります。
ホームポイントを変更するのは簡単で地図などで河口を探してそちらをメインにするだけです。テクニカルな釣りがしてみたい場合は工場地帯の岸壁などにするとよいでしょう。
- ポイント開発でも上のチェックリストを活用しよう
シーバスポイントを開発するときも上のチェックリストをうまく使って開発していきましょう。チェックが少ないほど安定して釣りやすいので年間やった時の釣果は上がりやすくなります。例えば・・・
・チェックの数が多い河口
・チェックの数が少ない河口
上のような2つのポイントを比較した場合は・・・
・チェックの数が少ない方がでかいシーバスが釣りやすい(小型に邪魔されにくくなる)
・チェックの数が多い方が年間比較的釣れる(適切にやれば)
こういった感じに釣果が出る場合がほとんどなので自分のプレイスタイルに当てはまる方をホームにすればいいでしょう。
ちなみに私がよくいくドブ川は完全にチェックが多い(7個)なのでビッグベイトやシンペンを使うと平均サイズが激増します。その代わり釣果は安定しにくいです。
シーバスの魚影が薄い場合の対処法
- 釣行時間を小分けにする
小分けにして何度も釣行するパターンですが、これはシーバスが回遊してくるときに自分がその場にいる確率を上げるためです。
例えば1回の釣行時間が2時間だったとしたらそれを1時間に分けて二回に分けて行くといった感じにするとよりシーバスがいるタイミングに当たりやすくなるので釣りやすくなります。
特にシーバスは上げ潮と同調してベイトとセットで入ってくる傾向がめちゃくちゃ強いのでそれらを狙うために一度で長時間やるよりも小分けにして釣行するわけです。
特にこの小分けにして釣行するパターンは居着きと回遊が両面で狙いやすいベイエリアで非常に有効です。魚影が薄いと居着きの数は少ないので回遊してストラクチャーや岸壁に居着いた回遊系のシーバス狙うのにものすごく有効です。
他にも小分けにすることによって気象条件を変えれるメリットがあります。
例えばピーカンだとシーバスの見切りが強いので早めに釣行を切り上げて、小雨や雨後なら時間を多めにとってやるといった感じで気象条件に合わせて釣行時間を変化させるのもものすごく有効なので試してみましょう。
こちらは雨後のベイエリアと小規模河口が複合するポイントですね。ここは小潮や後中潮のようにやや潮が流れない時の方がシーバスが出て行きづらく釣りやすいです。
大潮だと干満差で河口が干上がるので居着きづらいからですね。
- 1回の釣行時間をかなり長くする
次に一回の釣行時間をかなり長くするパターンですが、これはウェーディングに有効で思い切って満潮~干潮までやってシーバスがその付近まで落ちてくるか、上がってくるかを狙い撃つようにします。中途半端な釣行時間だとシーバスがいないことがあるのでより長く釣行してシーバスが近くにくるまで粘るといった感じです。
さらに魚影が薄いとシーバスは無理にえさを取る必要がないのでものすごくルアーやベイトを選り好みします。これはなぜかというと魚影が濃いと他の個体に餌を取られるので必死になって餌を食おうとします。
これは魚影が濃い時にイワシなどの好物が入ってきた時によく見られる現象で活性が高くなって半狂乱になりやすいです。体験すると分かりますが超簡単に連続で釣れます。
逆に魚影が薄いと餌を他のシーバスにとられる可能性が少なくなり、好みの餌だけ食ったり自分から積極的に餌を取りに行こうとせず流されてきた小魚や自分の近くに寄ってきた小魚だけを食うようになります。
こうなるとシーバスの近くを通す必要性とその場でシーバスが好きそうな動きやレンジを合わせる必要があるので簡単にいうと粘って当たりパターンを探す必要があります。
シーバスを探す+食うまでローテしつつ綺麗に流すの3工程必要になるのでよほど熟練してないとものすごく時間がかかります。なので時間をかけて一匹をじっくり狙うというスタイルが有効です。
こちらは真冬の河口での釣果ですね、真冬だと魚影が薄くシーバスの活性が低いという最高に最悪な条件が整うので長期戦は必至です。こちらも3時間ほどかけて探して食うまでやりました。
時間はかかる分うまく釣れた時の感動は大きいです。
- 魚影が薄い地域ではデータフィッシングが超有効
まずはデータをとってシーバスが入ってくる潮周りや潮位、時期ごとの釣れる位置などをしっかり割り出しましょう。そのデータを基にシーバスが高確率で釣れる時にいけば魚影が薄くても安定して釣れるのでハンディキャップにはなりません。
ここで重要なのが・・・
- シーバスが釣れた位置
ですね、なぜ位置が重要なのかというと基本回遊してきてから餌が効率よく取れる位置に陣取って捕食する傾向があるので釣れた位置=別のシーバスも居着く可能性が大なのです。
位置が絞り込めないといかに素晴らしいテクニックがあっても釣れるルアーがあっても一切釣れません、なぜならそこにシーバスがいないからです。こうなってしまうとプールでルアーを放り込んでいるのと同じなのです。
したがってシーバスが釣れた位置を基準にデータをじっくりとっていくのが重要です。
シーバスの魚影が薄い地域ではディーパーも有効
ディーパーは水中ソナーできるスマホ連動デバイスですが、シーバスの魚影が薄い地域では非常に有効です。
上記のようにソナーできるので単純にいない場所はやめればいいだけです。上はちょっとひどいですが、魚影が薄い河川やエリアでは上のような地獄のソナー画像が見えます(笑) 当然こうなると釣れないので、それが目で見て判断できるだけでも有利にはなりますね。
特にシーバス初心者はいない場所にルアーを投げることが多いのでそれを避けるだけでもかなり効率がアップします。あとベイトの位置などやカケアガリなどの場所も分かるのでポイント開発などでもかなり有効な武器になります。
魚影が薄いQ&A
- 魚影が薄い地域で有効なルアーって?
実はルアーはそこまで関係ないんですね、なぜかというとルアーにこだわってもシーバスがいなけりゃ意味が一切ないからです。よく陥りがちなミスで釣れない原因がわからずにルアーが悪いと思い込んでしまうパターンがあります。
例えば周りが釣れていたり、ボイルしているのに釣れない時はルアーに原因がある場合がほとんどですが、気配がないはルアーよりも自分が釣りに行くタイミングが悪いのが一番の原因です。
シーバスがいて釣れないのか、いなくて釣れないのかはしっかり判別できるようにしてください。
- 魚影が薄い県や地域って?
一応ツイッターや情報サイトなどで見てますが厳しそうなのが名古屋ですね。あまり釣れてないです。湾などの形状が悪いですね。もちろん釣れている方も多いですがそこまで見ないです。
逆に魚影が濃いな~って思うのが東京で時点で神戸近辺ですね。あと意外と青森や秋田などの東北もわりかし濃そうです。瀬戸内は普通で、九州はとりあえずシーバスがでかいって感じですね。
お住いの地域が魚影が薄い場合は遠征メインでやった方がいいかもしれません。あまりに地元のシーバスの魚影が薄すぎると行っても時間の無駄になることが多いので注意。
- でかいシーバスの魚影が濃い場所って?
簡単に言うとでかい河口ですね、シーバス全体の群れがでかく餌も豊富なのでやはり大型狙いは特にねらい目になるでしょう。でも絶対数が少ないので工夫は必要になります。
意外な線で中規模河口もお勧めですね、中規模河口はプレッシャーが高く辛いポイントが多いですが逆いうとスレ対策とデータさえしっかりあれば普通のアングラーとは大きく差をつけれるので好んで釣行します。
あとは小規模河口もお勧めです。大型狙いアングラーはやたらウェーディングしようとするので小規模河口はスルーしてきます。なのでうまく狙うと80アップも釣れます。
その分魚影が薄いですが、逆にスルーされる分スレてないので意外と簡単に釣れますね。
- 魚影が普通ってどういうことなの?
これはいるけど食わない時も多くしっかり釣り方を考えてないと全然釣れないですよって感じですね。魚影が薄い地域よりシビアではないけど濃いほどぬるくない感じで釣れない時もぽつぽつ混じってくるという感じですね。
魚影が普通だと傾向的にシーバスよりアングラーの数が多いのでどちらかというとスレすぎていて普通のルアーや釣り方じゃ食わない感じになることが多く結果的にすべて見切られていて釣れないといった感じになりやすいですね。
こういった場所だとやっぱりミノーとかバイブレーションは全然通用しなくてシンペンとかワームがメインになってきますね。そういうローアピールのルアーだとわりかし簡単に釣れるのが普通の場所の特徴でもあるかもしれません。
- 情報サイトやツイッターで釣れてる場所探して釣りにいくのってアリ?
アリなんですが・・・ いざ行ってみると割と高い確率で何もいなかったりするので微妙っちゃ微妙ですね。特に回遊系のベイトなどは移動する頻度が高いのでリアルタイムに近い情報でないと役に立たないです。
最近はショアジギなどもやっていますが、こちらも釣れるという情報があったらすぐに釣り場がパンパンになっていて、行ってみても誰も釣ってない地獄の状況になっているのでほとんど情報は見なくなりましたね。データなどをとりつつ自分でポイント選びしています。