【最新版】キャストできる魚群探知機Deeper(ディーパー)のインプレと使い方
Deeper のインプレと使い方
こちらはDeeperの外観です。蛍光が夜釣り用のハードパッケージです。
セットオンするとこんな感じです。モンスターボールっぽいですね(笑)
サイズは大体野球ボールぐらいです。
持ち運べるようにカラビナ付きのソフトケースがあります。タックルバッグやズボンのベルト通しにも装着可能です。
- Deeperの簡単な使い方の流れ
まずはスマートフォンに専用の Deeper アプリをインストールします。後は結構簡単で wi-fi に接続できるようにスマートフォンを設定して Deeper の wi-fi を読み込みます。(DeeperからWiFiの電波が発信されます)
後はお使いのロッドにDeeper をセットしてキャストするだけです。
着水と同時に Deeper が自動で起動するのでスマートフォンが wi-fi をキャッチしてソナーを開始します。
- Deeper でわかること
まずは…
- 魚群の大きさ
- 魚の大きさ
- 水深
- 水温
これらがスマートフォンの画面に映し出されます。
非常に高精度でソナーができるので魚のレンジについてはかなり正確に分かります。
このソナー画面であれば
- 紫で囲んだ魚探 イナッコの群れ
- 黄色で囲んで魚探 シーバス
こういった感じですね、魚自体は何かは分かりませんがソナーの設定で魚体の大きさ判別ができるのでサイズ感的に間違いないです。
一応ライトで照らして水中を確認しましたが中層付近にイナッコ10~20cmぐらいの群れと底付近に黄色の目【シーバス濃厚】がいたので間違いないでしょう。
こちらがスマホの画面に表示されるソナーです。左サイドが地図になります。 ちなみに一度録画したソナー画面はアプリ内に記録されおり何度も見返すことができます。
- Deeperを使う上での超強力なメリット
操作が簡単で高精度な水中の様子が分かるので…
- 居着きのシーバスの位置が簡単にデータとして手に入る
これが超強力なメリットになります。居着きシーバスは根やストラクチャー、カケアガリなどに着きますが本来であれば何度も釣らないとデータとして保存できませんでした。
しかし、Deeperがあればつきやすい場所をソナーリングして何度も魚影が写ればそこに着いているのが分かるので次回からそこらへんのみを重点的に狙うといった使い方ができます。
次に
- ランカーシーバスの居着きも分かる可能性が高い
特に大きいなと思ったのがランカーの位置が絞り込める可能性が高いということですね、ランカーも居着きますがなかなか居着き個体はコノシロ食いとかに比べると反応が非常に悪く釣るのに難儀します。
そもそもどこに着くが分からない方も多いと思いますのでランカーがつきやすい橋脚の際やボラが溜まりやすい流心のカケアガリなどもDeeperを使えば簡単に分かります。
位置さえ絞り込めればビッグベイトなどを使えばランカーのみを狙い撃つことは十分可能です。
あとベイトがいるかどうかが分かるのでシーバスの気配が全く感じられないコンディションなどで使用するとポイントの見切りにも役に立ちます。
Deeper のモードを船モードにすればある程度ロングキャストしてゆっくり巻きながら広い範囲の水中の様子をソナーリングすることもできます。
海底の変化がわかるので駆け上がりの位置などはかなり正確にわかります。駆け上がりの位置がわかると次回からその周辺近辺を狙ったりと他の人ではえられないデータが手に入るのが Deeper の非常に大きなメリットになります。
動画を見れば一目瞭然ですが、明らかにベイトが溜まってますね。当然水深が7m前後なので水面は全く変化なしので絶対に分かりません。
これが分かるだけでも次回やそのまた次の釣行に生かせます。持っていないと絶対にこの変化について知ることができないのが一番のメリットになります。
- Deeper を使う上でのデメリットについて
かなり実釣面やデータ作成時に役に立ちますが当然デメリットも存在します。例えば…
- 小型の魚群探知機だが水面をバチャバチャさせるとシーバスが警戒するので要注意
安易に Deeper を使うと当然水中のシーバスはかなり警戒します。
したがって接近戦が多いベイエリアやプレッシャーが高い場所での使用は釣りが終わった後やどうしても釣れなかった時の答え合わせなどに使用しましょう。
あとデータはかなり正確に取れるので何度も Deeper を使ってベイトがどの位置にどのレンジでいることが多いのかをしっかり記憶しておいて釣りの役に立てましょう。
- 仮にシーバスの位置がわかったとしても釣り方やルアーのチョイスが大幅に間違っている場合は当然食わないので注意
ソナーリングしてシーバスやベイトの位置が分かったとしても当然釣り方やルアーが大幅に間違っている場合は食いません。上記の例でもシーバスがいるというのは確認できましたが、Deeperを水中にぶん投げてますし、そのあとライトで照らして確認したので場荒れして全く釣れません。
こんな感じで使い方や経験値が少ない人に渡すと完全に釣れない原因になるので注意が必要。
- Deeperを使ってできるシーバスの釣り方
上記の通りかなり正確なソナーリングが可能です。これを手っ取り早く生かすなら…
- 岸壁ジギング
が挙げられますね。
真下のソナーなので普通にどこにシーバスがストックされているか分かるのであらかた岸壁際をテクトロしつつソナーリングしておいて、反応があったところにジグを落とすだけです。
たぶんこれが一番凶悪なシーバス釣りでの活用方法です。
- Deeperをドリフトさせてドリフトのコース上の水中を見る
他にも普通に100m前後キャストしてもソナーリングできるのでディーパーでドリフトさせて反応があればそこだけ重点的に流すだけでも十分使えます。
Deeper Q & A
- Deeperの重さはどれぐらいですか?
だいたい100 G 前後になります、従ってキャストする時には高切れしないように気をつけてください。私はベイトタックルでキャストしています。
- 三種類ありますがどれがおススメでしょうか?
Deeperには三種類あります。私は一番左のモニター品のチャープ+を使用しています。やはりソナーリングの精度としてチャープ+が一番高いのでそちらをおススメしたいです。正確にデータが取れないと購入した意味がないので注意が必要。
おススメ度☆×5
非常におススメですね、やはりオリジナルの自分だけしか手に入れれない水中の様子が分かります。
これはかなり強力なメリットです。ある程度実釣でシーバスの位置がわかる場合はそれを絞り込むためのツールとしても強力ですし、新規のポイント開発にもかなりメリットがあります。