シーバス ジャーキングのやり方やルアー選びのコツ

ジャーキングのメリット

  • テンポよく探れる

ジャーキングはドリフトやスローリトリーブと比べてルアーの移動速度が速いのでテンポよくポイントを探る事ができます。釣り方の性質上シーバスがいれば食うので出ない場合はいないといった感じで見切りを速くできるのもメリットになります。特に沖から回遊してきた完全回遊性のシーバスや、ベイトに着いて高活性のシーバスはほぼ確実にバイトさせることができます。

  • 大きいシーバスを獲りやすい

ジャーキングは移動速度が大きく波動が強くボディのフラッシングもあり、かなりアピールが強い釣り方です。ルアーのサイズにもよりますがこういった極度に強い釣りはセイゴなどはビビって食わなくなり、その後ろにいる大きいサイズのシーバスがバイトしてきやすくなります。うまくやればベイエリアでも70cm以上のシーバスを獲ることができます。

  • バレづらくなる

ジャーキングがハマるとシーバスは完全にスイッチが入ってすごいスピードで反転食いしてきます。こうなると反転の自重もありがっちり掛かってまずバレなくなります。やり方がおかしかったりシーバスの活性が上がり切っていないと弾かれてしまいますが、状況を読んで丁寧に行えば8割程度は取り込める釣り方です。

この3点がメリットになります。テンポよく探れるのと型が望めるのでベイエリアのランガンやボートなどの釣りに非常に適しています。

ジャーキングのデメリット

  • スレに弱い

シーバスは極度にスレてくるとジャーキングなどの強い釣りに何の反応も示さなくなってしまいます。この性質を分かっていないとスレてジャーキングでは食わないのに続けてしまって場荒れしたり、ポイントを全て消化してしまって釣れない場合があります。

  • 身体的に疲れる

ルアーを30cm程度速く動かすので連続して行っていると非常に疲れます。回るポイントが多いと後半は疲れすぎてやる気がなくなってくることがあります。なので軽いロッドやルアーのキャスト距離を短くして身体的に疲れないようにするのもコツです。

  • ベタ凪に弱い

シーバスの回遊が良いとベタ凪でも釣れますが、回遊が弱くアングラーの数が多くなってスレるとベタ凪だとまず見切られます。さらに水温も重要な要素で真冬だとシーバスの動きが鈍く速いジャーキングだと食わない場合もあります。

この3点がデメリットになります。ハマるハマらないの差が非常に出るので無理だと思ったらシンペンやワームに切り替えて釣りを展開しないとボウズ連発になるので注意してください。

他にも食わないボイルなどもジャーキングでは対応しにくいです。活性が高く荒天時でもプレッシャーを受けていると反応しない場合があります。

ベイエリアは明るいポイントが多いのでジャーキングで乗せきれなかったときはワームに変えてフォローを入れるようにすると釣果アップに繋がります。

ジャーキングがハマる条件

ジャーキングはハマる時はハマる、ハマらない時はさっぱり・・・と極端な釣り方です。条件が揃わないと釣れないので注意してください。

  • 濁りあり(笹濁り程度)、風あり(海面が毛羽立つ程度)

濁りや風があると海中のシーバスは視界を封じられ側線で獲物を探します。こうなると波動の強いジャーキングが有利で波動で見つけてもらって、動きでバイトといった理想的なパターンになります。濁りは笹濁りぐらいがちょうどいいです。都市型河川のコーヒー色でも十分釣れます。風は海面がけば立つぐらいがちょうど良いでしょう。うねりもあって波も高くなってくると揉まれてアクションしなくなる場合もあるのでこういった場合は強波動のバイブレーションにチェンジといった感じです。

  • 回遊シーバス、ベイトに着いているシーバスがいる

回遊シーバスは基本的にルアーを見たことがないのでリアクション系の動きに非常に弱いです。なので回遊シーバスが多い秋シーズンが特に有効です。さらにイワシやコノシロ、サバなどに着いたシーバスも速い動きに弱い場合が多いです。しかし、イナッコやマイクロベイトなどに着いたシーバスは手ごわい場合が多いので別な釣り方でアプローチしましょう。回遊性の小型青物に着いたシーバスに強いのがジャークキングです。

これらが複合すると確実に釣れるので条件が合えば必ず試すようにしましょう。条件がそろいやすいのが夏秋の朝まずめや雨後のベイエリア、河川などです。活性が高い場合に使うと非常に効果的なので覚えておいてください。逆にこれ以外の場合はシンペンのスロー巻き、ドリフト、ワーミングなどで攻めると穴がなくなります。使い分けがかなり重要です。

ジャーキングのやり方

  • ロッドを3時方向に構えて下にシャクる、それをリズムよく繰り返す

テンションを張って3時方向にロッドを構えてください。そこから下に速くしゃくります。これをリズムよく繰り返していくだけです。リーリングはしゃくりと同時に巻いていくイメージです。確認してもらいたいのがルアーがきちんと左右にダートしているかどうかです。きれいにジャーキングができていると左右にルアーがキラキラとフラッシングします。これができていないとまず食わないので常夜灯周りで練習してください。

※注意点・・・ラパラCDシリーズなどはジャークしても左右に飛ばず、直線になってしまいます。基本的にシンキングミノーやリップレスミノーならどれでも左右に飛びますが、例外もあります。

※注意点・・・ジャーキングは途中で止めないようにしてください。止めると確実に見切られるので足元付近までしっかりジャークを入れ続けるのがコツです。

  • 食わせの間を入れよう

左右に飛ばしてダートさせるのがですが、一瞬だけ止めて食わせの間を入れると非常にバイト率が上がります。コツはジャークした時に少しだけドラグが出るように設定しておくと、自動的に間を入れる事ができます。他にもナイロンリーダーを長めにセットしておいても同じように一瞬だけ間を入れれるのでおススメです。

他にもジャーク幅を1m程長くしたり、逆に短くしたりするのも有効です。変化を入れると反応がないシーバスが急に飛びついてくる場合もあります。しかし、50~30cmのジャークを一定間隔でリズムよくが基本です。あまりアレンジを入れすぎないようにしましょう。

基本はロッドを下に鋭くリズムよくしゃくります。上側にシャクってもいいですし、緩急をつけても良いです。しかしルアーが左右にダートしているかが非常に重要なので注意してください。

ジャーキングに適したルアー

基本的にサイズ8cm~10cmのシンキングミノーかシンキングシャッドがおすすめです。フローティングミノーでもできますが足場が高いと水面に飛び出してきてやりづらかったりします。フローティングミノーやリップレスミノーでジャーキングする際はウェーディングなど足場が低い状態でやるのがコツです。

  • シンキングミノー

飛距離がそこそこ出てアピール力が高いものがおススメです。サイズはベイエリアでは基本的に8cm程度でOKです。河口のジャーキングはベイトが大きい場合もあり10~12cm程度のシンキングミノーを使うと良いでしょう。

  • シンキングシャッド

シンキングミノーより寸胴でリップが大きいタイプです。シンキングミノーに比べてジャークした時の幅が深くなりリップ面積が広い事により強い波動が出るのが特徴です。リップに対してボディ自体は小さいのでベイトが小さい時や、水質がややクリアーで見切られやすい時に使用すると良いでしょう。

  • バイブレーション

ただ巻きで使用することが多いですが、上向きにジャーキングするとミノーと違い上昇方向で平打ちさせることができます。フォールとも組み合わせることができるので縦の動きも追加することができるのが特徴です。

ミノージャーキングとバイブレーション早巻きの使い分けについて

ジャーキングは比較的移動速度が遅いので、トレースコースの長さでバイブレーションと使い分けるのがおススメです。例えば80m以上あるような川幅の河口でミノージャークをすると非常に時間がかかるのでバイブレーションの早巻きにチェンジするなどです。

逆にトレースコースが短い場合はバイブレーションだと動きが速すぎたりレンジが深くなりすぎる場合が多いのでミノーのジャーキングにするなどの使い分けが必要です。

  • トレースコースが20~30m以内→ミノーのジャーキング
  • トレースコースが30m以上→バイブレーション早巻き

特にベイエリアの壁打ちやストラクチャー際はミノーのジャーキングの方が有利です。バイブレーションだと取りすぎるのが速いのでうまくシーバスも見つけられない時もあります。ジャーキングは移動速度が遅いというのもメリットなので覚えておくといいでしょう。

  • デイゲームや朝まずめの時にシーバスが沈んだらバイブレーションやスピンテールの中層ボトム攻めに切り替えよう

ジャーキングはフラッシングするので朝まずめやデイゲームのシーバスの活性が高い時に有効なのですが、気象条件やプレッシャーなどでシーバスが沈む場合もあります。

こういう時でもうまい具合にマッチザベイトしていてトレースコースがバシッと決まればボトムから飛び出してきますが、かなり難しく効率も悪いので素直にバイブレーションやスピンテールで中層ないし、ボトムを直撃させた方が効率は良いです。

こちらは沖堤防での釣果ですね。イワシがいて浮いててもおかしくなかったんですが、ピーカンで活性が低かったのでスピンサルベージでボトム付近を探るとバイト。シーバスは青物と違いすぐに沈む傾向があるので中層やボトムの選択肢は必ず持っておくようにしましょう。

 

ミノーやバイブレーションのジャーキングでの釣果

ベイエリアでの釣果です。ジャーキングが上手くハマると上記のようにフロントが唇にかかるのでバレなくなります。上のような状態だと99%バラしません。

シャッドのシーバスルアーは少ないのでバス用から流用するのもOKです。フックが脆いのでシーバス用に交換する必要があります。

こちらもベイエリアの釣果です。回遊がよい秋のシーズンがハマりやすいです。しかし、その分アングラーも多いのでワームとの使い分けが重要です。

ベイエリアでの釣果です。スネコンのようにリップがないルアーでもジャーキングはできますが制動のリップがないのでコントロールが難しいです。

こちらはバイブレーションでのジャーキングの釣果です。連続で行うと非常に体力を消耗するので流れのヨレや手前にバイブレーションが来た時に数回食わせのジャーキングを入れるのがおススメです。

小規模河口での釣果です。ジャーキングする際は水面をよく観察し、小魚のギラつきがあるかどうかを事前に確認することでより効率よく探れます。水面下でギラつきが見られるとシーバスがいる可能性が高いので丁寧にジャークするようにしましょう。

こちらも小規模河口の釣果ですね。イナッコについているシーバスをジャーキングで狙いました。リップレスミノーでも十分ジャーキングができます。しかし、フローティングよりシンキングの方がやりやすです。

こちらはベイエリアでの釣果ですね。壁際にシーバスは絶対にいるので朝まずめや天気が悪い時はミノーのジャーキングがよくハマります。80ぐらいのサイズだと40~50は良く釣れます。もう少しサイズ狙いしたい場合は100~120あたりにしておくといいですね。

河口でのサイレントアサシン140ジャーキングの釣果ですね。アサシンのような大型のルアーは飛距離が出るので連続ジャークというよりは流れのヨレやピンポイントで数回ジャークして飛ばすなど通常のリトリーブ+ジャークといった合わせ技で攻めると負担軽減になります。

こちらはドリフトとジャーキングの組み合わせでの釣果ですね、ダウンで流して要所で数回ジャークしてダートして流す感じです。コノシラススイマーはリップがないのでダウンで急流でも操作しやすいのがポイント。






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まとめ

ジャーキングはテンポよくシーバスを探すことのできる釣りです。バイブレーションとはトレースコースの長さで使い分け、ワームとはスレ具合で使い分けるようにしましょう。