【2021改定】シーバス パイロットルアーについて 

今回は「シーバス パイロットルアーについて」をお送りします。パイロットルアーというのはその日に最初に投げるルアーの事です。人によってはサーチベイトやサーチルアーといった呼び方もあります。今回はパイロットルアーの効果的な使い方などを紹介します。

パイロットルアーの意味や役割

パイロットルアーを事前に決めておくことでパイロットルアーで探った後の攻めが円滑に行えるようになります。

例えばバイブレーションで最初に攻めて反応がない場合はシーバスの活性が高くなく、周辺に回遊性シーバスがいない可能性が高くなるのでピンポイントをワームやシンペンに切り替えてじっくり探ってみるなどの攻め方でアプローチすることができます。

シーバスは広い範囲を探る釣りが多く季節やポイントによって食うルアーがかなり違いますので直感や雰囲気でルアーを決めて探っているとかなり効率が悪くなります。

もちろん直感で決めて数キャストで釣れる場合もありますがそれはあくまで運が良かっただけの場合が多いので何回も同様の感覚だけで釣れる可能性は非常に低いです。

狙ってゲームを組み立てて釣るというルアーの原則からも外れるのであまりおすすめではありません。

パイロットルアーに向いたルアーの特徴

  • 飛距離

広い範囲を探ってシーバスの着く位置を探る必要があるので飛距離は非常に重要です。特に河口は沖の流心やベイトの近くにシーバスが着くことが多いのでより飛距離が重要になります。

ベイエリアはそこまで広く探る必要はありませんがそれでも風が強い時などもあるのである程度(30m以上)は必要です。

  • アピール力の高さ

アピール力が低い小型ルアーやワームなどはシーバスを寄せる力がないので探るという点でパイロットルアーには不適です。例えば波が高い場合は波にもまれて探れていない場合があったりといった感じです。なのでウォブリングするミノーやバイブレーションが有効です。

しかし過度にアピール力が高すぎてももともとスレている場所ではいても反応しないことも多いのでポイントのプレッシャーやアングラーの数に応じてセレクトする必要があります。

  • 信頼度

信頼度というのは以前にそこそこの数のシーバスを釣っている信頼できるルアーという事です。使い込んだルアーはどういった動かし方で釣れるというのを体が覚えていますので使用に負荷がなく周りを広く観察できるという側面もあります。

の3つが非常に重要です。他にもシンキングタイプのルアーの方がレンジを探りやすく時期によって深いラインから探れるのでよりパイロット向きです。まとめると・・・

  1. 飛距離が出る
  2. アピール力が高い
  3. 何回も釣ったことがある
  4. シンキング(水深による) ※ウェーディングではフローティング

という性能を満たしたものがパイロットルアーとしておススメですね。

ベイエリアでおススメのパイロットミノー

ある程度飛距離が出てシンキングでとなると小型バイブレーションやシンキングミノー、シャッド辺りがおススメです。

カラーは水質と明るさによって使い分けたいところですが基本はホロ系がおススメです。

使い方は簡単で広くキャストして釣れるスピードでただ巻きするか、ジャーキングと組み合わせてリアクションで一気にカタをつけるかがおススメです。

都市型河川や小規模河口ではそこそこ飛距離が出てアピール力が高いジャークベイトがおススメですね。ハチマルは定番でよく使われています。

こちらはショアラインシャイナーZ80sですね、飛距離が出てアピール力も高く壁打ちなどでも使えます。カラーはドチャートはきついので無難なカラーがおすすめ。

河口でおススメのパイロットルアー

飛距離が出て表層を探れるフローティング、リップレスミノーか、シンペンがおススメです。

河口ではどれぐらい表層にベイトが浮いているかどういったベイトが捕食されているかがかなり重要なので表層が簡単に攻めれる両者が有効です。

AR-C搭載のアサシンは強風時でもかなり飛ぶのでパイロットルアー向きです、夜間はアピール力を上げるためにチャート系やレッドヘッドホロを使用すると良いです。使い方は簡単でドリフトで探って反応を見てというのがおススメです。

基本的にどのルアーでもパイロットルアーにできますが、アピール力が高い方がテンポよく移動したり反応が出やすかったりするのでおススメです。シンペンでもワイドスラロームのようなアピール力がやや高いモノを用いるとスムーズにチェックできます。

プレッシャーが高い時や潮回りが悪い時はウォブリングに反応が悪いのでスラロームで広く探るのが良いでしょう。そのままガツンとバイトしてくる場合も多いです。

こちらはシャローアサシンでの釣果ですね、シャローアサシンは99mmでそこそこ飛距離が出てフラッシュブーストもあるのでアピール力は高いです。従ってかなりパイロットルアー向けのミノーです。

深夜の河口でバイブレーションをパイロットルアーにするのはやめよう

バイブレーションは飛距離も出てアピール力も高いので一見パイロットルアー向きですが、深夜だとそこまでシーバスの活性が高くないので移動スピードが速すぎるバイブレーションはかなり反応が悪いです。

  • ドリフトできない
  • 根がかりしてしまう
  • 場荒れする

などもマイナスに働いてしまいます。従って深夜の河口ではバイブレーションはほとんど使用しなくてもOKです。

しかし、朝まずめやデイゲームでは非常に有効ですので積極的に使用しましょう。

朝まずめの釣果ですね。朝だとかなりバイブレーションは有効です。あえて表層をただ巻きしないでリフト&フォールでサイズ狙いも面白いのでぜひ試してください。

都市型河川やスレ気味の河口で有効なパイロットルアーの紹介

全国各地にある大型河口や河川でのウェーディングでは125mm台のミノーやリップレスミノーがパイロットルアーとしてよく使われていますが、都会の中規模な河川やスレ気味の河口で有効なパイロットルアーは・・・

小型ないし中型のミノー(リップレスミノー)

がおススメです。上のような125mm台のミノーは飛距離が出てかなりアピール力も高いのですがどうしてもスレに弱く河口に入る時間帯が遅かったり、探られたあとだとシーバスがいても反応しない場合が多いです。

なのでサイズ的に見切られにくい95~80mmのミノーを使用するのがおススメです。

私がよくいく河川も中規模でアングラーがそこそこ多くポイントに入る時間も深夜と大きめのリップレスミノーでは反応しない事が多々あります。こういった時に小型ミノーで探ってシーバスの位置やベイトの位置を探ると反応も良いので釣果アップに繋がります。

  • アサシン80

アサシン80はサイズは小さいですが、AR-Cが搭載されていて飛距離がかなり出ます。さらにかなりウォブリングするのでアピール力も高く、上のような40~50台の活性の高いフッコなら即バイトしてきやすいです。多少ドリフトが苦手でも使えるミノーでなのでおススメですね。その代りシンキングなのでややレンジコントロールには注意。

  • ゴリアテhi95

ゴリアテ95もAR-Cが搭載されているので飛距離が出て使いやすいです。水面直下をリトリーブできるのでアサシン80だと根がかりするようなシャローでパイロットルアーとして使っています。

こちらはある程度うまくドリフトできないと反応しないので操作面はやや難といった感じですね。しかし、125mm台よりはトータル的なバイト数は多いのでおススメです。最近はどのメーカーも90~100台のリップレスミノーを発売しているのでお好みのミノーを選ぶといいでしょう。

  • サスケ95ss or sf

サスケ95はかなり昔からあるリップレスミノーですが、飛距離以外の性能は非常に高く特にボディが細いのでスレに強いです。従って小規模~中規模河口の後乗りの時やベイエリアでもそこそこ活躍できます。125や140はスレ対策できるサイズではないのでポイントによっては95が一番無難に釣れます。

デイゲームでおススメのパイロットルアーの紹介

  • コアマン VJ16

コアマンのVJシリーズはワームでありながら飛距離が出てさらにワームよりはアピール力が高いことからデイゲームでのパイロットルアーとしてはかなり強力です。

スレ河川のデイゲームや小規模なサーフ、岸壁等色々な場所で使えるので非常におススメです。ベイトが浮いていてシーバスもデイゲームでも浮いているような状態だと高確率で釣れるので特に初心者向けのルアーになっています。

パイロットルアーで反応がない場合の攻め方

試してもらえると分かりますがパイロットルアーでいきなり一撃で釣れるというのはあまりなく釣れる時は大概気象条件が良い場合や運が良かった場合などが多いです笑

なのでパイロットルアーで反応がない場合にどう次の攻めを展開するかが重要です。ここからはパターン別に書いておくので参考にしてください。

  • ショートバイトやシーバスのバイトがあったが乗らない場合

バイトがあったコースを違う巻きスピードやアクションで同じルアーで攻めて様子を見ます。ショートバイトや明らかにシーバスのバイトがあった場合というのはルアー自体はほぼ正解ですが巻き方やアクションに問題がある場合がほとんどなのでそういった変化を加えるというのがおススメです。

同系統のアクションで釣れる可能性が高いので同じカテゴリーのルアーに変えてみるなども有効です。

特に状況が厳しくなってくるにつれてレンジのズレにシビアになってきます。レンジ攻略はシーバスのヒントがあってから効果を発揮するのでぜひ試してください。

  • パイロットルアーに無反応

こういった場合はパイロットルアー自体に問題があるので別カテゴリーのルアーにかえる必要があります。

例えばリップレスミノーで無反応だった場合はシンペンに変えるなどです。

他にも同系統のルアーでも大幅にルアーサイズを変えるとかなり変化が出ます。ここで注意したいのがやはりアピールを下げるという事です。

シーバスはスレやすくプレッシャーを加えるとすぐ食わなくなるのでルアー自体のアピールを下げていかないとかなり食わなくなってしまいます。なのでカラーもどんどん地味で見えにくいモノに変えていくと良いでしょう。

気象条件がベタ凪、無風、プレッシャーありだと異常に釣るのが難しくなってしまうので事前にある程度移動する条件を決めておくのも重要です。特に秋夏はテンポよく移動しないと時間の無駄になる場合が多いです。

  • ベイトが引っかかる、ベイトが釣れるがシーバスの反応がない場合

しっかりマッチザベイトさせてレンジを下げるというのが重要です。ベイトに当たったりベイトが釣れるという事はルアーがベイトに紛れてしまっているのでシーバスが見つけにくい状態になっていることが多いです。

なのでベイトの下を通したりして見つけてもらうというのが肝要です。あらかた探って反応がない場合でも粘っているとシーバスが回ってくる場合も多いので粘ってみるというのも重要な戦略です。

この3つが良く見るパターンですね。やはり重要なのがアピールを下げる、レンジを下げるという事です。アピールが高いパイロットルアーに反応がない時点で活性が低い場合が多いのでここでアピールを上げても火に油です。なので反応がない場合はどんどんアピールを下げていきましょう。

パイロットルアーを使った実釣例

  • バイブレーションをパイロットルアーにしてワームで釣った例

河口での釣果ですね、朝まずめに近づいてきたのでバイブレーションで広く探っているとシーバス特有のカキンとしたバイトがあったので同じコースをワームでスローリトリーブすると一撃でバイト。

この例ではバイブレーションとワームのセットで釣りました。このバイブレーションとワームの両者を比較すると・・・

  • 飛距離・・・バイブレーション>ワーム
  • 食わせ・・・ワーム>バイブレーション
  • バラしにくさ・・・ワーム→バイブレーション

こういった違いがあります。例えば群れでシーバスが入っている時や活性が非常に高い場合はバイブレーションにガツンときますが、ショートバイトだったのでワームの方が有利です。さらに乗りさえすればワームはほとんどばらさないのでそういった面でも上の状況ではワームの方がより有利だったというわけですね。

しかし、飛距離は二倍ぐらい違うので沖でショートバイトがあった場合はバイブレーションのローテーションを行って食うまでやるという感じですね。なのでシーバスからのサインがあった場合は一旦キャストを少しやめて考えるというのが釣るためのコツですね。

パイロットルアーQ&A

  • サーフや磯でのおススメのパイロットルアーは何ですか?

まずはかなり飛距離が出て、アピール力が非常に高いを意識して選びましょう。なのでミノーだと120~160mm、バイブレーションだと鉄板系で1オンス程度、スピンテールも1オンス程度がおススメです。

原則飛ばないと話にならないので、アクション云々よりもとりあえず飛距離重視で選んだ方がより早くシーバスを見つけれるので意識して選びましょう。

  • ビッグベイトオンリーでのおススメのパイロットルアー何ですか?

ビッグベイトオンリーだとジョイクロと言いたくなりますが、最近は170台ミノーも多く発売されているのでまずは150mm以上のビッグミノーを流してジョイクロ系のジョイントベイトで攻めた方が飛距離の穴を埋めれるのでおススメです。

ボラでのビッグベイトオンリーは難易度が高いんですが、コノシロパターンでのビッグベイトオンリーはものすごく簡単なのでビッグミノーの時点でドーンと釣れることが多いです。

  • パイロットルアーにカスリもしません、別なやつに替えた方がいいですか?

これは別に替えなくても普通にローテーションすればいいので問題ありません。気を付けたいのはやはり慣れて何匹も釣ったことがあるルアーをメインでパイロットルアーにして使うことです。

釣れたことがないのにパイロットルアーにするのは意味がないので注意が必要です。

まとめ

パイロットルアーでその日のフィールドのコンディションを見る。パイロットルアーをどれにするかが重要ではなくパイロットルアーで反応がない時にどう攻めるかが重要である。

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