【改訂版】ファイヤーラインのインプレと評価
ファイヤーラインの使用感や特徴
- ファイヤーラインの使用感
かなりロングセラーで表面にコーティングがなされており根ズレに対応しているPEラインです。コーティングされている分コシがあり、モノフィラメントのラインのような張りがあります。
なので通常のアミ込みのPEと比べて・・・
- ある程度根ズレに強い
- コシがある
根ズレ強度ですが濡れたアミ込みのPEに比べると結構強く少しガリガリ擦れたぐらいでは切れる事はありません。
しかし、号数を細くしてしまうと根ズレ強度も弱くなるので注意してください。コシの面ですがコーティングのおかげでピンとしているのでリーダーを結びやすく風が強い日でもすぐに対応できるのが良いですね。
- ファイヤーラインのタックルセッティング例
ファイヤーラインは簡単にアミ込みのPEと比較すると強いのでその強さを引き出すようなタックルセッティングにすれば差別化できます。
例えば河口で使用するPEラインは1号程度が一般的ですが、1,5~2号に上げて近距離のでかいシーバスを狙うというスタイルにすれば根ズレに強いというのを生かせると思います。
太くすると小さいルアーのキャストフィールが悪くなるので140mm台のミノーや20g以上のシンペン、バイブレーションを使用すると十分飛ばせると思います。
ある程度コシがあるのでベイトタックルと相性がいいので道糸として使用するのもアリですね。
ファイヤーラインでの釣果
こちらは号数が1号での釣果ですね。アミ込みのPEと比べて規格はややファイヤーラインの方が太いですがそれでも50m以上は飛ばせるので広すぎない河口なら十分使用できます。
河口でよくファイヤーラインを使用しています。号数は1,2号ですね。少し擦れるぐらいなら切れないのでチニングにも有効ですね。バックラッシュもしにくいと言いたいところなんですが、実はバックラッシュ自体がもう何年も起こしていないのでどのラインでも起きないっていう感じですかね笑
ラインカラーは蛍光イエローとホワイト、mごとに色付けされたモノの3種類ありますがおすすめはホワイトと蛍光イエローですね。
ホワイトは夜間によく見えるので河口でのドリフトの操作がしやすくなります。しかし、デイゲームだと水面に日光が反射して見えづらくなるので蛍光イエローがおススメです。
こちらは1,5号での釣果ですね。ルアーはサルベージです。
バイブレーションのリフト&フォールはボトム攻め+大型がバイトしてくるので、根ズレに強いファイヤーラインはかなり有利です。
号数が1,5号ならかなり強いですしガリガリと擦れても全然大丈夫です。なので重めの鉄板系バイブレーションやスピンテールを多用するデイゲームアングラーには結構おススメのラインですね。ラインを太くしてもロングロッドとルアー自体が重いなら飛距離はほとんど減衰しないので安心です。
こちらはシンペンの釣果ですね。シンペンだと表層付近のアプローチが多いので1号ジャストが適任です。ファイヤーラインは値段自体も安いので用途ごとに使い分けたり、季節ごとに号数を変える感じも面白いかと思います。
こちらはベイトタックルで1,5号の釣果ですね、ベイトリールでも腰がある分普通の編み込みのPEラインよりはだいぶ使いやすいですね。細くするとラインが食い込みやすくなるのでブレーキセッティングは丁寧に行いましょう。
※釣果は随時更新します。
おススメ度☆×5
ライン量は150m、200m、1200mがあるので用途によって購入するのがいいでしょう。お試しなら150m巻きでずっと使用する場合は1200巻きがおススメです。