質問コーナー シーバスの魚影が少ないと思われる河川での釣り方について

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質問内容

いつも記事を読み勉強させていただいています。初めて質問させていただきます。

 

私は地元河川でシーバスを釣りたいという思いが強くあり、そこにこだわって釣りをしています。しかし魚影が薄いのか特に9月に入ってからはナイトゲームでは一本のみのキャッチにとどまっています。

 

水質はかなりクリアで、シーバスの遡上は河口から3キロ弱までです。河川規模は小さく、さらに現状では護岸工事のために、ポイントの選択肢が他の大きな河川に比べて極めて少なく、河口に限られています。砂利底でストラクチャーはほぼなく、狙い所はブレイクとヨレになると思いますが、どう攻めればいいのかが分かりません。

 

水深は流心で4m ベイトはアユ、ボラ、イナっ子、ハクがメインだと思います。数は少ないように感じます。アングラーはこのエリアに1日2、3人入っています。普段はシンペン(スイッチヒッター、ハニトラ)をアップに投げ広く探っています。ボイルはほとんど起きません。6、7月は私は入っていませんが良く釣れたと聞きます。

以下回答

サンキューベリーマッチ!ということで早速回答しましょう!

  • 砂利底でストラクチャーはほぼなく、狙い所はブレイクとヨレになると思いますが、どう攻めればいいのかが分かりません

航空写真とグーグルマップで見ましたが・・・確かに攻める場所はないですね。一応ばれない程度に全容をいうと・・・田舎の普通の川って感じです。

ここまでさっぱりしているようなフィールドだと居着きも期待できないので完全に回遊待ちになってしまいます。幸いベイトは普通に居るようですし、シーバスも目視できるようなので全く釣れない川ではないですが年間通してガンガン釣るのは難しそうです。

釣りの起点になるのは水門から上がって最初の橋下付近の砂地のところですね。橋脚部と川面が結構離れていて常夜灯もない?ので着きは悪いですがここ起点にウェーディングが好ましいです。幸い橋脚下は見た感じえぐれていていい感じでカケアガリもありますし、グーグルマップで見ても分かるぐらい流れの寄れもあります。さらに海部分からあまり距離もないので遡上していくシーバス狙いは最初の橋脚下で行いましょう。

ここで重要なのが・・・

  • 下げではなくなるべく干潮から上げでウェーディングなりをすること

ですね、何度も書いてますが上げ潮に同調して入ってくるので上げで入ってくるシーバスの方がプレッシャーが少なく非常に釣りやすいです。

幸い川幅は狭いのでシンペンなら余裕で届くはずです。なのでやや単調になりますが長時間時間をとってひたすら回遊してきてバイトが出るまで粘りましょう。どの川も傾向的には最干潮から約一時間ほどしてからベイトとセットで入ってくることが多いです。

釣り方は今のままのアップからのドリフトで十分ですのでなるべく釣行時間を長く取るようにするか、小分けに分けて何度もいってデータ取りと実釣を同時にやるのが良いですね。

  • バイトが出る潮位
  • ベイトが入ってくる潮位や位置

は最低おさえておきたい項目です。

橋下でウェーディングするのならやはり橋脚下でできている流れの寄れは鉄板なのでそこにルアーローテーションしつつ何度も通して出ないようであれば粘るor橋上流部に移動してから橋脚内部までドリフトしてって感じで私ならやると思います。それで出ないようだと帰りますね笑

  • サイズ不問である程度釣りたいだけならもう少し小型のルアーやワームで攻めてもいいかも

ハニトラやスイッチヒッターには何ら問題はないのですが、できれば90の方でなく70の方がいいかもしれません。特にサイズ不問なら10g程度のワームやミニエントなどの小型バイブレーションなども使用してより幅広くやった方がいいですね。

川幅はそんな広くないですし、根がゴリゴリにきついわけでもないのでタックル自体も9フィートでMLかL程度の弱めにしておいてPEも08程度小型ルアーでも飛距離が出るセッティングにしてもいいかもしれないです。

田舎なので逆に夜やることがなくて釣りに走る人が多いと思うのでプレッシャーは逆に高めですし、水質がクリアーなのでワームや小型バイブレーションの速い動きなどで見切られにくくするのも選択肢的にはありなのでやりすぎなければ多用してOKです。

特に夜間でもセイゴ~フッコあたりならドリフトを完全無視した小型バイブレーションの早巻きの方が反応が良かったりもします

シンペンはスレには強いのですが、どちらかというとミノーで釣れない最低スズキ以上の大型サイズを狙うルアーなのでサイズ不問なら多少速い動きも深夜でも取り入れた方が打率は上がります。

  • 6、7月は私は入っていませんが良く釣れたと聞きます

個人的にこれにちょっと気がいってしまったのですが、これはたぶん6~7月だとかなり雨も多かったので川が結構濁ってたはずなんですね、この川はかなりクリアーなのでシーバスの習性上かなりルアーを見切ってくるはずです。なので打率を上げたい場合は・・・

  • 雨後や濁り時などに積極的に行く、風もOK
  • ピーカンで特段ベイトがいない、シーバスの反応がない場合はすぐに切り上げて次回のチャンスをうかがう

ここまでやった方がいいと思います。

あと水温が全体的に低くなってくる晩秋~真冬にかけてはかなりきつそうなので水温が下がりにくい海側でのポイント開発や河川内でバチ抜けがないかなどをやっておかないと全然釣れなくて困ってしまうかもしれません。

これぐらいですかね、ちょっと年毎や時期によっては釣るのは厳しい場所ではあるかもしれないのでどうしてもきつい場合は思い切って隣町中心にやってサブで寄ってみるのもありですかね。現に私も今年はどぶ川がびっくりするぐらい不調なのでベイエリアでセコ釣りしてます笑

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