ダイワ リアルスティールのインプレと使い方
基本ステータス
55mm | 14g |
60mm | 18g |
76mm | 26g |
※TG割愛
- リアルスティールの特徴
軽快な引き心地とそこそこの飛距離が優秀です。要は非常に使いやすいテッパンバイブレーションですね。巻き心地がやや軽い割にはかなりウォブリングするので初心者向けのバイブレーションに仕上がっています。
他の特徴はボトムソナーですね。ヘッド下部に硬い金属片が埋め込まれておりボトムに当たるとロッドにカキンと音と振動が伝わってきます。従ってリフト&フォールやボトム直撃などもやりやすいですね。
沈降スピードは18gで1,5m/sとそこそこ速くシャローなどでガンガン使用する際は根がかりに注意する必要があります。
- リアルスティールがハマるシチュエーション
飛距離がそこそこ出るので狭いポイントよりは広い河口や河川、ベイエリアが基本的な主戦場でしょう。鉄板系なので深夜のナイトゲームよりかは朝まずめ、デイゲームに絞って使った方が得策です。
- 14g→小規模河口、ベイエリア、奥湾運河
- 18g→中規模河口
- 26g→大規模河口、サーフ、沖堤防など
基本的に18gか14gあればある程度対応できるので26g必要ないかもしれないですね。18gで様子を見つつボトムにガリガリするようであれば14gにローテーションという感じで大丈夫です。
ベイエリア、奥湾系河川などの小規模なポイントだと18gはきついので14gオンリーでも大丈夫だと思います。重くすればするほど見切られやすくなるので注意してください。
リアルスティールの使い方
- リフト&フォールでごり押しメインがおすすめ
沈降が速く、ボトムソナーもある事から表層早巻きで浮いたシーバスを狙うよりかボトムをリフト&フォールでごり押ししてサイズを意識した釣りの方がハマると思います。
従ってそこそこのサイズが釣れる河口やカケアガリが隣接しているシャローを中心に飛ばして昼間の沈んだランカー狙いというのがいい感じですね。
表層を早巻きで浮いた活性の高いシーバスを狙う際はあえて14gにしてしゃくりつつ巻いたりしてリアクション効果を高めながらスピーディーに攻めるのもアリでしょう。14g系統は他にもいろいろな選択肢があるので使い方を絞るという意味では上のリフト&フォールごり押しが一番性能を発揮できると思いますね。
リアルスティール18での釣果
いいシーバスですね。これは朝まず目で上記の通りリフト&フォールでごり押しでとったシーバスですね。流心付近は基本沈んだカケアガリ形状の河口がほとんどなのでロングロッドで飛ばしてリフト&フォールだけでも年間通すとそこそこのサイズをある程度は引っ張ってこれるスペックがあると思いますね。
ちなみにリフト&フォールごり押しで使用するならPEは1号程度でリーダーフロロ25ポンド程度の太めを使用するようにしてください。ハマると呑み込んでくるのでラインブレイク防止のためです。表層を早巻きだ70UP以上はなかなかバイトしてこないので注意が必要です。
おススメ度☆×5
悪くないですね。値段も1000円ぐらいですし。ちなみにカラーはホロ系かイワシ系で十分ですのでカラーというよりはウェイトを散らして集めるようにしてください。26やTGは出番がないポイントの方が多いので無理に重いモノは集める必要はありません。
- 本記事の内容[目次]について
- サブスク会員限定 上流側からの橋脚のトレースコース例について
- サブスク会員限定 橋脚下流側のトレースコース例
- 質問コーナー ルアーの頭を下向きにしたまま橋脚に送り込むドリフトについて