リップ付き、リップレス、ウェイクミノーのアクションの違いについて解説!
シーバスでよく使われるミノーにはいろいろなヘッドの形状がありフィールドに応じて使い分けるとより釣果アップに貢献します。今回はアクションの違いなどを詳しく紹介するので参考にしてください。
初心者向けのミノーの使い方は上記を参考にしてください。
リップ付き、リップレス、ウェイクのアクションの違いを解説!
- ベーシックなリップ付きタイプ
アクションの特徴は、ウォブリングやウォブンロールを主体として水の噛みがよくスローなドリフトからジャーキングなどのアクションなど汎用性が高いです。
- リップの面積が小さい→ロッドアクションに追従性がよく速いテンポの釣りに最適
- リップの面積が広い→水の噛みがよくスローなドリフトやデッドスローリトリーブに最適
などの特徴があります。
こちらはサイレントアサシンの釣果ですね。リップ付きは汎用性が高くいつでも使えるのが強み種類が一番多いですね。
あと性質的にパイロットルアーとしても適性があります。
- リップレスタイプ
こちらも良く使用されるタイプです。
切り取った部分の面積が広くさらに角度がついていないとバタバタしたアクションになります。逆に角度がついて切り取った部分が狭いとシャープなアクションでジャーキングなどにも追従性が良くなります。
- 切り取った角度が広い→ドリフトやスローリトリーブと相性が良い
- 切り取った角度が狭い→アクションや速い釣りと相性が良い
意外と見逃されがちなのがサスケのように切り取った角度がきつく狭い場合非常にアクションに対して追従性が良く、ジャークベイトより機敏に左右にダートするのでベイエリアやピンスポットの食わせなどに強いです。
なのでドリフト+ジャークや意外な線でいうとベイエリアの壁打ちなどに使用すると好結果を出しやすいです。
サスケ95での釣果ですね。サスケは種類も多く人気のリップレスミノーです。サスケもアクションと相性がよくジャーキングなどもこなせます。
リップレスミノーは主に河川や河口で使用することが多いです。基本的にリップ付きよりも潜らないという特徴があります。
- ウェイクタイプ
真横からみてブイの時に切り取られているタイプです。
リップレスミノーに近い形状ですが一番の特徴として水面直下をグネグネと泳ぎます。
- ハイフロートタイプ→水面でアクション
- 普通のフロート→水面直下でアクション
ウェイクは水面でグネグネした動きを出せるのでベイトが水面に浮いている時やボイル時に効果があります。
河口や河川のシーバスは特に水面にベイトを追いこむので活性が高い時に滅法強いです。ウェイク系は河川や河口のシャローのドリフトで使用することが多いです。
こちらはサザンカの釣果ですね。ウェイク系はボディが太くアピール力が非常に高いのでランカー狙いで使用することがあります。
- シーバス初心者でもわかる簡単な使い分け表!
初心者はどうしてもどれをいつ使ったらいいのか分からないと思います。なので簡単に分かる使い分け表を参考にミノーをチョイスしましょう。
河川 河口 | ベイエリア | 堤防 | サーフ | |
リップ付き | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
リップレス | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
ウェイク | ◎ | △ | × | 〇 |
補足 アクションのブルブル系とヌメヌメ系の違いを理解しておこう
ミノーには上記の通りアクションに差がありますが、同じウォブリングでもリップの形状やウェイトによってリトリーブした時の巻き感がブルブルするか、ヌメヌメするかによって違いがあります。
このアクションの違いは大きくステップアップする上では絶対に必要な知識です。
ブルブルは比較的バイブレーションに近く、アピール力が高いという特徴があり、その分スレに弱いです。
サイレントアサシン80はかなりブルブルと伝わってきます。
サイズもバイブレーションに近いのであまり沈まないバイブレーションといっても過言ではありません。
ヌメヌメは比較的シンペンに近く、アピール力が低いので、スレに強いです。
フラッシュブーストはリップのサイズが小さいのでアクションはかなりヌメヌメしています。
ゆっくり目のリトリーブだと手元に振動が伝わってこないです。(きちんと動いている)
ミノーアクションQ&A
- フローティングやシンキングなどもありますが、どう使えばいいのか?
基本的に手っ取り早いのは、フローティングのみで使うとトラブルなく迷わずに使うことができます。
ミノーは種類が多すぎるので変にローテーションで迷うと釣れない原因になるので注意。
ちなみにサスペンドタイプもあります。こちらは上級者向けになっています。
- どれを買えばいいのか迷う・・・おすすめは?
おすすめはやはりサイレントアサシンですね。私は釣果も群を抜いて多くとりあえずアサシンでパーと探ってそこからシンペンやビッグベイトなどを使って釣ることが多いです。
ウェーディングやシャローだと根掛するので使いづらいですが、おかっぱりだとミノーはサイレントアサシンだけでも通年釣る自信がありますね。
- ミノーのサイズなどは釣果に関係ありますか?
大いにあります。とりあえず通年使いやすいのが80~100㎜の間になります。
サイズの選びのコツはベイトに合わせるのが手っ取り早い釣るコツになります。
- この3種類のミノーは全部持ってた方がいいの?
そんなことはないです。基本的にリップレスとリップ付きさえあればナイトゲームの河口河川、ベイエリアの釣りは全部対応できます。もちろんサイズとかの使い分けは必要です。
ウェイク系はミノーというよりトップ系に近く使用するポイントや条件を選ぶので人によっては釣ったことがない人も多いんじゃないかなと思いますね。私もウェイク系を使うならトップ系を使ったり、ビッグベイトを使うのでほとんど使用してません。
ちなみにですが、私は河川ではリップレスミノー自体はほとんど使いません。※シンペンの方が釣れるため
最近はオリジナルルアーを作って販売しているので田中が好きなジョイント系のリップレスミノーを主に使っています。
jrpシリーズとして180の対ランカー向けのビッグジョイントリップレスミノーです。
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- ロッド名 リール名 PEラインの号数
- 一軍ルアー(できるだけ多く記載)
- よく釣りをするホームポイント(例 大河川、ベイエリア、運河etc)
- お使いのタックルに対する不満点など