【最新版】シンペンのサミングやフックについて
今回は「シーバス シンキングペンシルのサミングについて」をお送りします。シンペンの操作で重要なのがサミングです。これができないとライントラブルを引き起こす場合もあるのでしっかり習得しましょう。
Contents
シンペンのキャストから一連の動作について
- キャスト中かキャスト後のサミングをしっかり行う
着水時の糸ふけを抑えるためにルアーが飛んで行っている最中はなるべく左手(サウスポーなら右)で、ラインの出を調節してください。18g程度のシンペンは沈降速度が1m/sほどあり、河口のシャローだとラインスラッグをそのまま出してリトリーブを開始すると根がかりします。
ベイエリアのような流れがないポイントでも、沈んでしまうので巻き始めの美味しいバイトチャンス中にルアーのレンジがズレて失ってしまう場合が多いです。
なのでルアーが飛行中はなるべく手で押さえて着水した時点でラインスラッグがほぼないぐらいにしておきましょう。
- 着水後はラインを少し指で引っ張ってテンションを入れる
着水後、ベールを返して少しPEラインを摘まんで引っ張って巻き出してください。こうするとライントラブルが激減します。
この引っ張ってやる動作がないと高確率でラインが浮いたまま巻かれるので次のキャストでバックラッシュする確率が高くなります。
シンペンのキャストから着水の時は、上の2点はしっかり抑えてください。風が強いコンディションや軽めのシンペンを使うときに非常にトラブってネガティブな印象を持ってしまいます。
風速が5m以上だとヘビータイプやミノーやバイブを使用しよう
追い風なら5m程度なら余裕で使用できますが向かい風や横風だとラインが煽られて真っすぐ引けなかったりサミングしてもトラブルする可能性が上がるので無難にミノーやバイブレーションを使用しましょう。
風が強いとウォブリングでも非常に釣りやすくなるのでバックラッシュする前に変更しておくのが良いですね。
どうしてもシンペンが良い場合は(バチ抜け時に強風だったとき)などはヘビーシンキングタイプなら5m以上の風でも容易に使用できるので冬場用に持っておくのもアリですね。
こちらは春の爆風時の釣果ですね。風速は10m近かったと思います。ちょうどパンチラインマッスルぐらいのウェイトなら少し沈めて使えばスローリトリーブぐらいなら煽られずに使用できるのでおススメです。
シンペンを巻く時のロッドの構え方
シンペンをリトリーブする時にロッドを下向きにするとテンションがかかりすぎるので見切られる原因になります。
まずロッドは水平から少し角度をつけて上向きに構えてください。そしてラインテンションは張らずに少しスラッグを出しつつゆっくり巻くのが基本です。これをしないと全く釣れない時があるので注意してください。
- ラインスラッグが必要な理由
テンションが過度に張った状態だとすぐ吐き出されます。
さらにシンペンのスピードが速くなって動きすぎたりして違和感を出すので緩めて巻くのが重要です。ラインテンションがかかっていないとルアーが口の奥に入って掛かりやすくなります。
さらにうまく掛かるとキャッチ率も大幅に上がります。シンペンは食わせのルアーなので死にかけの小魚をイメージして巻くとよりヒット率が上がると思います。
しっかりラインスラッグを一定にして巻いてください。
難しい場合は流れのないベイエリアで練習してみてください。うまくやるとすぐ釣れるので少し釣って河口などの流れのあるエリアでやると上達が速いでしょう。
シンペンのフックは鋭く保つ
シンペンはルアーの移動速度が遅いのと、コンディションが悪い時に使用することが多いのでフックポイントが鈍っているとショートバイトが多発したり、乗る率が非常に下がります。
シーバスはルアーを周りの海水ごと吸い込むので、フックが鈍いとかからずにそのまま吐き出されてしまいます。吸い込まれた時点でアワセを入れるのはほぼ不可能なのでフックを鋭くおくのがポイントです。
なので自分がよく使うシンペンはフックをなるべく新品にしておいた方が良いです。
特にシンペンが良く釣れるシチュエーションは活性が低い時やプレッシャーが高い時が多いのでよりフックの重要性が高まるのは覚えておきましょう。
うまく操作やフックの鋭さがかみ合うとバラシ率が非常に下がります。あと激安の中華ブラックフックもけっこうお勧めで、フックが安いのですぐに交換できる、根がかりしても伸ばして回収しやすいとメリットが多いです。
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シンペン サミング フックQ&A
- シングルフックに替えるのは有効ですか?
悪くはないですが、大幅な改善というかバラシ軽減には繋がらないかもしれませんね。
特にシンペンであまりに乗らない場合は何かしらのバランスが狂っているか、釣り方がマッチしてない可能性もあるので以下のリンクを参考にしてください。
次に根がかり軽減のためのシングルフックという意味合いについてですが、この場合は有効です。
しかしながら、こちらもシングルフック変更しなければならないほど根がかりしてしまう場合はマニックやスライのような引き波系に替えるか、いっそトップ系にしてしまうのもアリなので検討してみてください。
まとめ
サミングはしっかり行おう、あとサイズに期待できるシチュエーションや一軍のシンペンのフックは最低限換えておこう。