バラシの原因とバラさないやり取りのコツ

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今回は「シーバス バラシ対策とやり取りのコツ タモ入れのやり方など」をお送りします。シーバスは陸っぱりで釣れる魚の中でもかなり引きが強い魚なので初心者の方は非常に驚くと思います。そして非常にばらしやすいです。なのでファイトの仕方やタモ入れについてイメージトレーニングしてみてシーバスをゲットしましょう。

シーバスをバラしてしまう原因

  • なぜバラシてしまうのか?

シーバスは下から食い上げるタイプの捕食方法をとるので、フロントフック付近から突き上げてきます。

しかし、シーバスの型が小さい時や釣り方が上手くハマっていない時は反転する時に掛かりが浅くなってしまいます。

こうなるとエラ洗いされた時にバラしてしまう確率が非常に高くなってしまいます。

動画のようにシーバスの活性が高いと吸い込んで思いっきり反転していくのでシーバスが勝手にフッキングしてくれますが、状況が悪く活性が低いと反転の力が弱く掛かりが浅くなってしまいます。基本は掛かりが浅い→エラ洗いのコンボがバラしてしまう原因です。

  • エラ洗いを誘発させてしまっているのがバラす原因

シーバスはエラ洗いするので外れるのですが…

  • ロッドパワーが強すぎる
  • ロッドをやたら立てる

これをすると超高確率で水面付近にシーバスがいることになりエラ洗いされてガシャ…というわけです(笑) 水中でブンブンと頭を振ることもありますがこの場合は外れる可能性がとても低いので気にしなくても良いです。

こちらはアマゾンペンシルでの釣果ですね。ここまで頭を振っていると軽い刺さりだと当然抜けてしまいますね。なのでやはりフッキングは重要で思いっきり決めたほうがいいです。

動画はバイトから全編ある(サブスク会員限定配信予定)のですが、フッキングした時にカメラが上に向くぐらい強くやってます。

バラさないやり取りのコツ

  • アワセは一回強く決めておく

シーバスの口周りは柔らかいのですが、エラ付近や体の部分は鱗が厚く非常に硬いです。

この部分にフックを貫通させるためにアワセは一回強く決めるようにしましょう、シーバスはエラ洗いをしながら暴れるのでフックの刺さりが浅いと即外れてしまいます。

  • ロッドを追従させつつ潜らせる

ロッドを立てるとシーバスが浮き上がって水面に浮くのでエラ洗いを頻繁に行うようになります。

そうなると外れる可能性が非常に高くなるので浮いて来たらロッドを下に下げつつラインを巻き取りましょう。

こうすると下に潜りだすことが多いのでエラ洗いを回避しましょう。

  • 下に突っ込みだしだ→ロッドを下げつつ追従させる
  • 上に浮き上がってきた→ロッドを寝かせてラインテンションを均一にする

早くランディングしたいからといってゴリゴリ巻くのはNGです。ゆっくり時間かけてやれば弱ってくるのでタモにも入れやすくなります。

10分ほどファイトすればランカーでも十分弱らせれます。シーバスは慣れてくると獲りやすくなってきますが、最初のシーバスはびっくりするぐらい引きが強いと感じるので焦らないようにしましょう。

無理に焦ってロッドを立てたりポンプすると口切れする可能性もあります。特に河口用のパワータックルだとシーバスやルアーに大きなダメージを与えるので注意が必要。

  • フッコサイズが一番バラしやすいので注意

シーバスはセイゴ、フッコ、スズキという名称の出世魚ですが、40~60cmのフッコが一番バラしやすいです。

理由はフッコはだいたい重さ1kg程度なのでシーバスロッドでやり取りすると水面まで容易に上がってきてエラ洗いを連発されます。

こうなるとがっちり掛かっていても掛かりが緩くなり外れてしまいます。

なのでフッコサイズが掛かったら下に潜らせるのがバラしにくくするコツです。

慣れてくるとファイト中にドラグを緩めるのも有効で、手で引っ張って出るぐらいだとフッコの力ではドラグを回せないのでファイト中にかなり緩めるようにしてやると下に潜った時にドラグが回って水面に浮きにくくなるのでバラシが減ります。

バラシが多くなる原因にタックルパワーが強すぎるというのもあります。

私はスピニングタックルとベイトタックルを両方使いますが、ベイトタックルの方がスピニングより4倍以上パワーがあるのでフッコなどはほとんどばらしてしまいます。

他にも河口で使う10FTのスピニングロッドでベイエリアで釣りをすると同様にベイエリアのシーバスの平均サイズに対して10FTが強すぎるのでバラシが多くなってしまいます。

しかし、河口でロッドパワーを落とすと今度はランカーや70UPを獲る時にラインブレイクの危険性が高まるので使用できません。自分のフィールドのシーバスとロッドパワーのバランスをとるようにしていきましょう。

  • ナイロンタックルは非常にバラシが少なくなる

シーバスとのやり取りは慣れていないと緊張して無理に取り込んだり、バラシが多くなってしまいます。慣れてくるとロッドの動きやドラグもやり取り中に調整できますがなかなか難しいです。

どうしてもバラしたくないという方はナイロンタックルが非常におススメです。ナイロンは30%近く伸びるので感度は悪いですが、シーバスの動きに伸びが追従してくれうまく掛かってくれた時のバラシを大幅に軽減することができます。ちなみに上ではナイロン4号を巻いています。

シーバスが下に潜ったのでロッドを下げて水面に上げないようにするという動作もPEなら自分でやらなければなりませんがナイロンなら伸びで勝手にやってくれます

あと吸込みされやすくなるので掛かりも良くなります。ナイロンはかなりシーバスと相性がいいので一度試してみるのをお勧めします。

シーバスを焦らないでタモ入れするコツ

  • 大型シーバスは事前に弱らせておくのがポイント

シーバスは瞬発力と持久力があるので、ある程度弱らせいないとタモ入れ中にバラしてしまいます。

特によくあるのが弱させていない状態でタモを近づけるとタモにビビッて急激に暴れてしまいます。こうなってしまうとタモにフックが引っかかってバラしてしまったり、岸壁にPEが擦れてブレイクしてしまう事もあります。

特に70UP以上になるとかなり持久力があり、後半で暴れ出したりするので注意が必要です。弱ってきた目安は水中に浮かせても潜らなくなる程度です。

あとは図のようにタモの中心をシーバスの中心に合わせてタモを上に上げればうまくいきます。タモ入れする時にタモでシーバスを追いかけると急激に暴れるので事前に弱らせるようにしましょう。

こちらは動画なのですが、弱ってくるとスーッと寄ってくるのでたも網を水面につけたらすぐに掬ってます。こういう感じで弱らせてないとたも網を入れたときに急激に下に突っ込んだり最悪たも網にフックが絡まるので要注意です。※途中金具にたも網が引っかかってました(笑)

太く体力のある大型程後半に暴れまくるので注意が必要です。大型がかかると掛かり自体は非常にいいことが多いので焦らず弱らせるのがポイントです。

  • 初心者は60cm枠の大きいタモ枠を用意しておこう

通常の餌釣りで使うタモ枠だと70UP以上だと入れづらい場合があります。

写真の通り完全に魚体が曲がっている感じでパンパンに詰まります

熟練すると45cm枠でも簡単に入れれますが、初心者だと100%ミスると思うので枠は60に固定しておいた方が絶対いいです。ちなみに材質ですがステンレスだとかなり重くなるのでアルミが良いです、とても軽く防錆性も高いので長持ちします。

シーバスバラシQ&A

  • ばらしにくいルアーはありますか?

こちらはシンペンとミノーが該当しますね、フックサイズも大きくなくルアー自体のサイズも小さいドリフトなどで使えば違和感なくフックアップに持ち込めるとバラシ要素が少ないです。

  • ある程度小型
  • 3連フック
  • 細い

特に3連フックのミノーやシンペンは掛かってしまうと取り込んで外すのが大変なほどです。夜間はミノーやシンペンを多用するスタイルですが、釣れるの他にばらしにくいというので使用している側面もあります。

こちらはタイドミノースリムでの釣果ですね、3連フックでフックも小さいのでばれる気配がないです。

特に120あたりのミノーは3連フックが多いのでバラシが気になる方は導入してみましょう。

こちらはVJ16の釣果ですね、フックが小さいですし2連なのでジグヘッドに比べても乗りやすいですしかかったらまずばれないですね。

フックは軸が細いと刺さりがよくなるので最悪フッキングしなくとも重みで勝手にがっちりかかります。

  • 弱ってきた判断はどうしていますか?

目安として突っ込んだり走ったりがなくなってきたら完全に弱ってますね。なのでそのままゆっくり浮かせてスーッとたも網に入れればOKです。

無理にグリグリ巻かなくてもいいので慎重にやりましょう。逆に無理に強くやってラインブレイクさせるとその後のダメージの方がはるかに大きいです。私の場合は弱らせて速攻で写真を撮って即逃がします。

  • 大型をばらさないコツはありますか?

とりあえず走らせることですね。

焦って強めにやっても意外と後半から暴れだすので注意が必要です。

  • フックを新品にする

これは結構重要でどうしてもランカー狙いのルアーのフックは太く貫通させるのにかなりの力がかかります。

当然フックが劣化しているとかからない可能性がかなり高くなるので常に新品状態にしておきましょう。大型は勝手に潜るのでフッコよりは断然取りやすいです。

  • ドラグの設定はどうしていますか?

基本的にやや締めこんでいてアタリがあった瞬間にフッキングしてその後大きさに合わせてやり取りしながら調整します。基本的に緩めつつ下に走らせてますね。

けっこう難しいのでおススメではないですがやり取り中に調整するとかなりばらしにくくなります。締めこんでいるとすぐに水面に上がってくるので緩めるとそのまま水中に潜っていきます。

  • 焦るなと言われても焦るんですが…

これは慣れですね、まあ100匹釣ればメンタル的には十分なれるでしょう。

一応釣りをしている時に掛かったらとりあえずロッドは上げすぎないようにする、一回はフッキングしておこう…みたいな感じでイメージしつつすると実際乗った時にスムーズに体が動くのでおススメします。

私程度にもなるとファイト中も「あー明日の打ち合わせって何時だったっけ」とか「帰りにコーヒー買うの忘れないようにしよ」とか全く別のことを考えてたりします(笑)

  • バラシ病になってしまいました、対処法はありますか?

あまりにバラす確率が高い場合はロッドパワーを下げましょう。

例えばM→MLという感じです。

最近ルアーは小型化しているのにパワータイプロッドやロングロッドを使っている人が多いです。

こうなるとシーバスの平均サイズに対してロッドパワーが強すぎるので浮いてきてエラ洗いされるという流れになります。

エントリーモデルでもロッドパワーが下がれば必然的にロッドが曲がりやすくなるので当然シーバスも下に突っ込みやすくなりエラ洗いされる確率が大幅に下がります。

あまりにばらすようだとタックルバランスが狂っている確率が高いで基本的な86MLでスピニング3000番PE1号という一番無難なセッティングにしてみた方がいいですね。

現状はこちらのロッドをメインで使っているので参考にしてください。

バラシがあまりに多い方は上のリンクを参考にしてください。無料でタックルバランス診断もやっています。興味がある方は下のリンクを参考に応募してみてください。

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  • ロッド名 リール名 PEラインの号数
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