【改訂版】大潮,中潮の釣り方とルアーセレクトについて

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今回は「シーバス 大潮時の釣り方とルアーセレクトについて」をお送りします。海は淡水と違い潮汐力の影響を受けます。フィールドごとに釣りやすい潮回りが必ずあります。この記事ではシーバスの潮の動きによる動向も紹介します。

シーバスと大潮の上げ潮下げ潮の関係について

基本的にシーバスは上げ潮の時に接岸し下げ潮の時に沖に移動するという性質を持っています。

上げ潮で食事場所に行き、下げ潮で食事をし沖に帰っていくというイメージです。これは河川や河口などで顕著に現れます。上げ潮の時は結構上流まで遡上し、海から200kmほど上流で釣れる場合もあるそうです。まず意識したいのは下げ潮で捕食モードに入った魚を狙っていくほうが釣ることが簡単という事です。

しかし、規模が広い河口だと上流まで上がる分細かいシーバスの位置の特定が難しくなるというデメリットもあります。こういった場合はベイトの動きや群れなどで判断するのがベストです。シーバスが河口を遡上するのはベイトを追い詰めるためだからです。

大潮時のシーバスの動向など

潮には大潮、中潮、小潮、長潮、若潮があります。端的にいうと潮の満ち引きの強さです。

大潮になれば潮位が高くなるし、さらによく引きます。ということは潮の動きが早いので結果的にベイトが流されやすいのでシーバスの活性が高い従ってよく釣れるというのが基本的な考え方です。

初心者の頃は大潮中潮あたりの満潮からの下げを狙って釣行していけばよいでしょう。

ここで更に色々解説していくと、小潮や長潮などは釣りにくいという記事や、ブログなどをよく見ます。これは簡単に説明すると潮の流れが緩いもしくは効かないのでシーバスは活性が低くなります。

シーバスの活性が低いと釣り方や場所の選定、ルアーの選択、レンジの選択、・・・その他もろもろがかなりシビアでパターンを正確につかまないと食ってくれないので難しいというわけです。

  • 前中潮、大潮、後中潮、小潮~におけるシーバスの動きや流れ

基本的に前中潮付近に沖から回遊してきて河口やベイエリアをうろつき大潮周りで頻繁に捕食活動をし、後中潮から徐々に沖のポイントへ移動していく流れになっています。

その間で潮が満ちてくれば岸際に寄ったりしてフィーディングモードに入ったり、回遊したり、潮が引いて来れば沖に戻って休憩したりしています。

基本的にシーバスは回遊や移動が多いのでしっかり時合がくる時に良いポイントに入っている事が重要なポイントになります。

ざっくり覚えておくといいのが大潮周りは活性が高い、前中潮は普通、後中潮はちょっと高め、小潮長潮若潮は低めと覚えておくといいでしょう。

大潮若潮周りの基本的なシーバスの釣り方を解説!

  • 大潮周りの釣り方 活性の上がったシーバスを狙う!

大潮周りはベイトを求めた活性の高いシーバスを狙うのが鉄板になります。

なのでルアーは飛距離が出た方が釣りやすくなります。フィールドによって大幅に違いますが最低50m程度飛べばどこでも通用すると思います。

朝夕まずめやデイゲームではバイブレーションの早巻きが有効です。真冬以外だとベイトとシーバスがセットでいるゾーンを探せば簡単に釣る事ができます。

  • バイブレーションの速巻き
  • ミノーのただ巻きかドリフト

などのウォブリングタイプを使ったやや速めの釣りを心掛けると良いですね。他にも意識したいのがなるべく表層付近を狙う事です。

シーバスがベイトとセットでいて活性が高い場合は真冬を除き確実に浮いてくるのでそれらを狙うためにもロッドを立てて巻く事やウェイトを軽くするなどの調整は必ず行うようにしましょう。

夜間の河口での狙い方はリップレスミノーやフローティングミノーを使いドリフトさせて釣るというのが基本的な釣り方になります。

この釣りは大潮周りのシーバスの活性が高い時に有効な釣り方でどこでも通用するベーシックな釣り方です。

 

こちらは大潮の台風前の雨でとこれ以上ないぐらい活性が高い状態での釣果ですね。大潮でも条件が複合すればするほど釣りやすくなります。

あと活性が高い時は最近ではアマゾンペンシルのようなペンシルを使って無理やりリアクションバイトさせる手法もあります。タックルの問題があるので初心者向けではないですが、覚えておくといいでしょう。

  • 大潮時は目立つカラーを使用しよう

上述の通り、浮いた活性の高いシーバスを狙うのが大潮周りのでテッパンですのでベイトにルアーを紛れ込ませても分かるように視認性の非常に高いチャートやチャートホロ、レッドヘッドホロなどのド派手なカラーを使用するようにしましょう。

チャートホロのシンペンでの釣果ですね。シンペンは波動が弱くスラロームの動きですがそれらをカバーするためにチャートホロなどの派手なカラーを使用するのもアリですね。

大潮周りは活性の高いシーバスがいると最初の内にパパッと釣れることが多いです。多少釣るとスレて警戒してくるのでカラーを地味目のホログラムに変えてみると反応が持ち直したりするのでローテーションは欠かさず行いましょう。

こちらはシーバスラボオリジナルルアー180JMDでの釣果ですね。中潮から大潮にかけての釣果です。真冬でしたが大潮中潮はシーバスが浮きやすく活性は冬でも比較的高いです。

  • 大潮~中潮時はボイル打ちも非常に有効

他にも大潮周りはボイル打ちも有効でボイル自体は発見するとシーバスとベイトがセットでいるのが確定しますから非常にチャンスです。

特に静かなポイントだとザシュッ、ボンなどの水を爆発させたような音が聞こえることがあります。それらは大概シーバスのボイルなので絶対に見逃さないようにしたいですね。

ボイルをうまく見つけてそれらにあうルアーをうまく通せた場合一匹だけでなく数匹以上まとめて釣る事も十分可能です。

移動するタイプのサバやコノシロがベイトの場合はボイルする位置が細かく変わるのでボイルを見つけたらすぐ打つぐらいでないと逃してしまうので注意してください。

あと大潮は活性が高くなってボイルしていることがありますが、プレッシャーや天候などで表層で派手にボイルしているのではなく中層や水面下で激しく水中で捕食行動を繰り返していることがあります。俗にいう水中ボイルというやつです。

上に水中ボイルを攻略する詳細があるので参考にしてください。

大潮周りに意識したい釣果アップポイント!

  • フィールドごとの時合を掴むのが重要

シーバスは特に時合の影響を受けやすいです。食物連鎖の上の魚ですからフィールドにボラのようにうじゃうじゃ居るわけではありません。なのである程度時合を意識してルアーをキャストしないとすれたりセイゴを釣ってしまったりして場を荒したりします。

こういった地味なテクニックは重要で難しいイメージがあるシーバスですが大潮や中潮であれば時合が来たりするとボイルしだして割と大型シーバスが簡単に釣れたりもします。

 

こちらはブルーブルーエグイド90での釣果ですね。中潮の干潮付近でバイト。

フィールドによって時合が来るタイミングは違いますがだいたい満潮になる手前と干潮になる手前に来ることが多いので頭に入れておきましょう。細かい時合を知るにはデータが必須となります。

  • 大潮でも潮止まり中はルアーを投げない方が絶対よい

潮止まりになるといきなりボイルがやんだり釣れなくなります。理由は潮の動きが少なくなるのでシーバスの活性とベイトの活性が下がります。

なのでこのタイミングで無駄打ちすると急激にすれたり潮が動き出すタイミングの時合で釣れなくなります。

なのでフックのチェックや休憩、リーダーのまき直しなどを行うとベストです。

潮止まりの目安はだいたい一時間程度なので待ち続けるのはきついですがその間に良くフィールドを見て潮が流れ出したらここにキャストしようなど考えておくとスムーズに釣りができます。

潮止まり中はさらに水面の観察をしてヨレがないかをチェックしたりベイトのサイズや位置を探しておくといいでしょう。

特にざわついたベイトがいると激熱でその近くにシーバスがいる可能性が高いです。潮が動き出すとボイルしたりすることも多いのでじっくり待つ方がいいでしょう。

上のやり方を試したけど全く釣れないんだけど・・・

こういった基本的なシーバスを釣り方を試して釣れない場合もよくあります。基本的に上のようなやり方で釣れる高活性の浮いたシーバスは誰でも簡単に釣れます。

例えば釣りをしたことない女の子でも子供でもです。なのでいれば釣れる=釣られてしまっている場合が非常に多いです。なのである程度スレ対策なども考慮しないと釣れません

秋は日単位で回ってくることが多いので簡単に釣れますがそれ以外の季節となると回ってこない場合も多くポイントに寄りますが一か月に一回程度しか・・・なんて場合も多いです。

なので露骨に釣れない場合は釣られてしまっている事が多いでしょう。

こちらはディーパーで撮影したソナー映像ですが、大潮中潮でも上のように最悪な画像になることが多いです(笑)こうなるとどうやっても釣れないのでポイント移動するしかありません。

なので最低限シーバスが着きそうな場所を攻めるとか過去実績があったポイントを攻めるとかの工夫が必要になってきますね。

私の場合は大潮中潮関係なく基本的には居着き狙いでずーっとやってます。特別な理由がない限りは(レビュー記事作成など)釣るポイントや釣り方は変えないようにしています。こちらの方が通年安定します。

大潮中潮Q&A

  • 大潮中潮だと入りたいポイントに人がいるんですが・・・

まあそうなりますね。一般的に大潮中潮だと釣れるという印象があるので例えば岬の突先、堤防の角、橋脚etcなどは普通に人がいますね。

特に連休中などは顕著でズラーっと並んでシーン・・・なんてことはよく見ますね。私の場合はポイント開発をかなりやっているので人がいればさっさと移動してやりますね。

これは何度もシーラボで書いたのですが、よくその人たちを見てみてください。おそらく全然釣れてないと思います。そう簡単に最近は釣れなくなってきているので、大潮中潮だと釣れるだと認識は甘いかもしれないですね。

  • 大潮中潮だと天気とかは関係ありますか?

かなりありますね。

特に大塩だと満月になるのでそうなると一気にシーバスの警戒心が上がって釣れなくなります。(釣れなくなるというか釣りづらくなる)逆に曇りとかだと普通に活性は高いままの時もあります。

なので大潮中潮のデータを見てみてバラツキが大幅にある場合は過去の天気予報を見つつ法則性がないかなどを割り出してみるといいでしょう。

あと大潮や中潮で天気が悪く、台風などで増水していると好条件が複合するので活性が高いではなく激高になります。もし釣果でお悩みの方は天気が悪い時の大潮や中潮に絞って釣りをすると確実に釣れる確率はアップします。

しかしながら、それはあくまで釣りやすくなるだけなのでポイント選びやルアー選びなどはしっかり行っていく必要があるのには注意されたし。

  • 大潮と中潮だとどちらが釣れますか?

まあこちらに関してはどちらでもいいかなって感じです。中潮も普通に流れは強くシーバスの活性は高くなりやすいので小潮や若潮に比べると断然釣りやすいです。

まとめ

基本的に大潮の下げ潮がシーバスを釣るのに適した潮回りです。特に河口は時合や潮回りの影響を非常に受けやすいので潮が動き出すタイミングで適切な釣りを行う必要があります。

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