【改訂版】20エクスセンスBBシリーズのインプレと評価
Contents
20エクスセンスBBの性能やインプレ
- エクスセンスBBの総評
エクスセンスBBスペック
ギア比:6.0
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):3.5/9.0
自重(g):240
スプール寸法(径/ストローク)(mm):46.5/14.5
糸巻量:ナイロン(lb-m) 8-130、10-110、12-85 / フロロ(lb-m) 8-110、10-90、12-80 / PE(号-m) 1-190、1.2-150、1.5-120
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):88
bbはエクスセンci4をスペックダウンさせたものになります。
それでも十分使用できる水準でベイエリアと河口向けのリールになっています。埋め込め式ハンドルで巻き取りもシーバス向けなので初心者向けのスピニングリールに仕上がってますね。
何といってもBBのメリットはコスパでci4と比べると3倍近く安いです(笑) 本体が安いということは替えスプールも安いので用途によって揃えやすいのが大きなメリットになります。
BBは上級クラスのリールに鞍替えする時のお試しや、サブタックルなどのイメージで使用すると良いですね。
よく言うと汎用性が高い、悪くいうと器用貧乏なリールとなっています。
- エクスセンスBBシリーズがハマるシチュエーション
3000番 | 河口、ベイエリア、チニングなどの五目釣り |
4000番 | 河口、ベイエリア、ライトショアジギ、サーフなど |
BBは基本的に特に癖のない普通のシーバススピニングリールと捉えてもらうといいですね。3000番はワームや小型バイブレーションも十分使用できるスペックなのでベイエリアの繊細な釣りもこなせます。
- ミノーやシンペンのドリフト
- 中程度のバイブレーション早巻き
- ワーム
などのシーバスで行う事が多い釣りは基本どれもできるので十分なスペックは備えていますね。
4000番に関しては、PE1,5号が150m以上入るので、ビッグベイトを使ったランカー狙い、堤防からのショアジギ、鉄板バイブレーションの遠投などがおすすめの使い方になっています。
- エクスセンスBBシリーズに合うシーバスロッドはエンカウンターやディアルーナ!
汎用性が高いのでフィールドに応じてといった感じですね。
例えばベイエリアなら8フィート台でライトからミディアムライト辺りのスペック、河口なら9フィート以上でミディアムライトからミディアムといった感じです。
あまり強すぎず弱すぎずといったロッドなら十分スペック以上の使いやすさを堪能できると思います。シマノでいうとディアルーナシリーズやエンカウンターが非常におススメですね。
さすがにエクスセンスシリーズだとリールもエクスセンスXRシリーズに変えた方がいいですね。
- BBはハードなフィールド(磯など)での使用は不適!
BBは一応どこでも使えるスペックになっていますが、やや巻き取りトルクが弱いのでハードなフィールド所謂磯や超大物アカメ等が狙える河口などでは不利です。
あくまで、ヒラマサが釣れるような磯や超大型のアカメが釣れるような場所では使用しないというようにといった感じです。一般的な丸鱸のランカーなどではびくともしないので一般的なシーバス向けスペックという感じですね。
堤防からのショアジギなら4000番でも十分ブリクラスなら余裕でいけますのでショアジギでも使うことができますね。
エクスセンスBBシリーズの釣果
こちらは旧式のエクスセンスBBでの釣果ですね。
旧式の方がハンドルノブが大きかったのですが、現行のBBはハンドルノブが小さくなってしまいました(笑) まあでも使用する分には問題ないのですね。
こちらは現行の20エクスセンスBBでの釣果ですね。シーバス向けですがチニングでも使用できますね。40㎝超えるとけっこうパワーがあるので面白いです。ロッドはエンカウンター96MLですね。
エクスセンスBBは五目釣りには最適ですね。けっこう軽いですし、やや重めのルアーから小型のルアーまでストレスなく使用できるのがメリットですね。
こちらはスライドアサシンでの釣果ですね。ちょうどいい重さのシンペンなので飛距離はかなり出ます。
こちらはパンチラインでの釣果ですね。まあこのぐらいのシーバスならパワーファイトもできますしシーバス相手ならエクスセンスBBで十分ですね。
特に一般的な大きさのシーバスルアーであればどれでも比較的快適に使える感じですね。
こちらはガルバでの釣果ですが、こういった80程度のシンペンを使うのには最適なスペックになってますね。巻き感もそこそこいいですし、使いやすいです。
都市型河川などではエクスセンスBBはかなり活躍するかと思われます。
こちらはアマゾンペンシルでの釣果ですが、巻き取り80を超えているのでリーリングドッグウォークで動かすことができます。
3000でも普通に使えますが、もしアマゾンペンシル系の大型のペンシルをメインでランカー狙いをしたいときは4000の方が都合がいいので要注意。
こちらはTDソルトペンシルでの釣果ですが、80程度のペンシルの場合は3000が絶対におすすめですね。ロッドとの兼ね合いもあるので小型の3000の方が使いやすいです。
一応大型のルアーでも使えるので使用頻度によって替える感じがいいですね。
こちらはシーバスラボオリジナルルアー180JMDと120JMDでの釣果ですね。最近はベイトタックルでしかやってないのですが、スピニングリールでもテストする必要があるので、登用しました。
180JMDは50gぐらいなのでエクスセンスBB3000でも十分使えますね。ロッドはエンカウンター96MHです。
こちらはシーバスラボオリジナルルアーボラ棒160での釣果ですね。ボラ棒160はだいたい40gぐらいのビッグシンペンなのでPEライン1,5号あたりがちょうど合いますね。これはエクスセンスBB4000番なので使いやすかったです。
※釣果は随時記載します。
20エクスセンスBB Q&A
- 巻き取りトルクが弱いとは?
簡単にいうとだいたい1オンス程度の鉄板バイブでけっこうだるく感じる弱さですね。さすがにツインパワーとかストラディックに比べるとかなり弱く感じます。※イメージとしては巻くのが重い感じ
上位のエクスセンスだと全く感じないのでデイゲームでバイブレーションを使うのが好きなら止めておいた方がいいかもしれません。しかしながら、70㎜前後の普通のバイブレーションなら快適なのでスタイルにもよりますね。
なぜか旧式の方がトルク自体はけっこう強かったです(笑)
- エクスセンスbbは初心者向けですか?
超絶おすすめです(笑) というかシーバスのスピニングリールはbbで十分ですね。シーバスも大して引かないですし中型~小型ルアーの方が釣りやすいので・・・
今後はスピニングリールに関してはBBでやっていこうかなと思います。あと初心者であれば3000と4000両方買ってもいいぐらいです。それでも上位機種よりも安いという(笑)
- bbとXRの違いって? どっちを買った方がいい?
XRに関しては軽さと、巻きのなめらかさがかなり違います。XRは完全シーバス用を名を打っているのでウェーディングでの防水性やシーバス向けのドラグ設定のしやすさなども違います。
XRの方が性能がいいので、釣行頻度が多い方やウェーディングなどで長時間釣りをする場合などは使用感や疲れにくさに響くのでXRの方がおすすめです。逆にBBに関しては、シーバス以外の釣りもする方や、釣行頻度が多くない方におすすめします。
私はベイトタックルもよく使うので、スピニングはサブとして使います。なので、サブタックルに近い位置づけでBBを主に使用しています。
NEW 24エクスセンスBBシリーズ発売中!
現在シマノより24エクスセンスBB発売中です。20BBよりも自重も軽くなっており、搭載された機構が多くなっています。
以前のCI4に似た性能なので格段に使いやすさが上がっています、新規で購入する際は最新版の24を勧めます。
おすすめ度☆×5
シーバスならBBで十分ですね。ロッドも合わせやすいですし、コスパもいいのでフィールドによって揃えやすいです。基本は3000番ですが、よりパワーが欲しい場合は4000番にしておきましょう。
本体自体は安いので替えスプールも用意しておくといいでしょう。
https://youtube.com/shorts/tt_zmv6zZZI?feature=share