シーバスが釣れない原因「なぜランガンしてもシーバスが釣れないのか?」
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ランガンしても釣れない理由は簡単
- もうすでに誰か他のアングラーがランガンしているから
ランガンは重要で知っている方がほとんどだと思います。なので割愛しますが…
- もうすでに誰かランガンして釣った後
これがランガンしても釣れない理由の9割ぐらいを占めます。要は釣った後のポイントにランガンしても当然釣れるわけないという感じです。※完全に釣り切られるのはあり得ないです。浮いた釣りやすいシーバスは…という意味です。
- ゴールデンウィーク時の超人気河口の角での例
この河口の角付近は流れの変化が出るのでシーバスがよく釣れて雑誌などでもたまに取材が来るほどの人気ポイントなのです。
ゴールデンウィークの激混み時に行ってきたのでその様子を紹介します。
- 21:00ごろ 4名 釣れなくて移動
- 21:30ごろ 2名 すぐにポイント取り 釣れてなくて移動
- 22:30ごろ 1名 残念ながら釣れずに…
- もう以下略
ひっきりなしにアングラーがランガンして釣れずにグルグルしています。まあ当然釣れないよねってなりますね。
最悪夕マズメぐらいに上手い人が浮いた奴は全て刈り取っているのでよほどうまくやらないと釣れないというわけです。
こういった感じでランガン先を人気スポットや「教科書的な見方で釣れるだろ」的な場所に設定してしまうと完全に釣れない場所を回っているだけなのでランガンする意味さえないので注意が必要。
一方で私はそれらを見つつ橋脚に沿わせてミニエントを送り込んで釣っていました。これは自慢でもなんでもなく…以前からこういう状態になっているというのを知っていただけの話です。
なので角のポイントに行く必要性がないといった方が正しいかもしれません。
かれこれ15年ほど前からこうなっていて今はコロナの影響でよりひどくなっています。こういった感じで無理に人気スポットを回らなくても河口やベイエリアならわりかしどこでも釣れるというのを覚えておきましょう。
- スレ対策にも限度がある、場荒れすると釣れない
人気ポイントでもスレ対策すれば…って思う方がいますし、私もスレ対策でよく釣りますからアレですが、上記の通り人が多すぎると場荒れしてしまうんですね。
中にはライトつけっぱなしのライトマンや根がかりしまくる人、岸壁際で騒ぐ人こういったアングラーも多いのでこうなると最悪シーバスが逃げる、ボイルが止むなどの完全に警戒モードになってしまいます。こういった症状は人気ポイントに多いので注意が必要。
- 根本的な解決法がないので注意が必要
じゃあ別なポイントを開発すればいいんじゃないかって思うアングラーも多いんですが、河口や河川やベイエリアは全国すべてに手が入っているといっても過言ではないです。
あと仮に開発しても…
- ベイトがたまたま回遊してきてたまたまシーバスが釣れた
というケースも多いです。
あと…
- 釣れたのを見られるとすぐにパクられる
こういったケースもあります。これはSNSなどでよく見られるケースですね。
手の入ってないポイントは…
- 地磯
- 渡船を使わないといけないような場所(沖堤防を除く)
などがありますが、かなり危険度が高く、費用も掛かる、それこそ釣るためにスキルや専門知識が必要にと三重苦です。
やはり手軽に釣れる河口やベイエリアである程度安定したいならスキルを少しづつ上達させるしかないですね。幸いシーバスはブラックバスのようにテクニックだけでも釣ることができるというのは救いですね。
ランガン釣れないQ&A
- ということは人気ポイントでのランガンをしない方がいいのですか?
これもまた違うと思っていて、結局のところ人気ポイントで周りが釣ってない取ってない魚をどう取るかという点を考えた方がいいと思います。
想像以上に周りと同じような釣り方や立ち位置で釣っている人が多いので当然これだと差別化できないので取れる魚は減るということになりますね。
一応人気ポイントには魚自体はいるけど普通にしてたら釣れないよっていう認識で良いと思います。
- ランガンせずに粘った方がよいのですか?
これは絶対間違いですね、人気ポイントでひたすら粘っている人がいますがやはり釣れてないです。全員が0というわけではないと思いますが、観察するとなんだかんだ何時間も0とかはざらにあります。
こちらも理由は簡単でそうそう都合よく回遊してこないという点が挙げられますね。秋とかのハイシーズンでも回遊自体はまちまちといった場所も多いです。
特に回遊待ちを初心者のアングラーがすると失神するぐらい釣れないと思いますので注意が必要。仮に釣れる自信がなくとも回れるだけ回りましょう。
- ということは夕マズメとか朝マズメに場所に入っておくのが重要なのですか?
半分正解ですね、やはりマズメ時は活性が上がりやすく回遊してくることも多いので釣れるんですが…当然朝夕は釣りやすいというのはみんな知ってますのですぐに上の角とか岬の突先とかは取られるので注意が必要。
こちらは例の人気角での釣果ですね、ゴールデンウィーク後で小潮で3:30ごろなので全く人がいませんでした。やはり釣りやすいのはその通りで即バイトでした。
こういった感じでアングラーが来ないタイミングも人気スポットではあるのでシーバスの観察というよりはアングラーの挙動を観察するのがおススメです。
余談ですがあの人気の角ポイントの次に行くポイントも予想できるのが恐ろしいところです。角で釣れてない人は次に湾頭の常夜灯があるいかにも好きそうな方に行くはずです。というか車が全台そっちに行ってましたから(笑)
こちらでも書きましたが、絶対ではないですが、スレたシーバスを回避して釣る方法もあります。アングラーの動きを見たりとか気象条件を合わせたりとかして工夫すれば避けることもできます。
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