【最新版】シーバスが釣れる岸壁の特徴について

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シーバスが釣れる岸壁の特徴って?

  • 水深がある程度深い

干潮時に5m程あれば十分ストックされます。 シーバスは光を嫌うので浅い岸壁は日中に光がモロに当たり沖に移動してします。 水深が深いと日中はボトムにへばりついているのでシーバスが回遊していかずにストックされます。

さらに水深が深いと水温の影響も受けないためにより安定して着きやすくなります。 夜間は日中ボトムに沈んでいたシーバスがある程度浮いてくるのでそこにベイトが絡めば非常に釣りやすくなります。

しかし、水深が深いということはシーバスの食うレンジが複雑になるという事なのでベイトとシーバスがセットで浮いていない場合は探るのが難しくなってしまいます。

浅い岸壁は通年のストック量はかなり減ってしまいますがその分いるかいないかがはっきり出るので探るという面では有利です。

シーバスの活性が高い秋は浅い方が簡単に釣れたりする場合もあるので時期によって狙う場所を変えるのがおススメです。

  • 潮の流れが当たるもしくは流れがある

図のように一部分だけ潮の流れが当たる岸壁も非常にシーバスの着きは良いです。潮目に乗ってベイトとセットで入ってくる場合が多いのでこういった潮が当たりやすい突き出たタイプの岸壁は着きが良くなります。

潮の流れはある程度規則性があるので一時的に当たっているようなポイントではなく頻繁に当たっている場所の方が釣りやすくなります。

  • 河口部に近いもしくは面している

基本的に河口はいつでもシーバスがいるのでかなり着く可能性が高くなります。

更に河口は流れのヨレなど目に見えるストラクチャーの変化が多いのでそこにキャストしていくアングラーが多く必然的に足元のプレッシャーが少なくなるのも良いポイントです。 小規模河口の壁打ちの釣果ですね。小規模河口なら大概がコンクリ工事されていて舗装されているので壁際にシーバスが着いたりしてテクトロや壁際のジャークで釣りやすくなります。

河口に直面しているような岸壁でも着きますし100mほど離れていても十分着く可能性があります。 特にイナッコは岸壁沿いに回遊している事が多いのでそういったイナッコを狙うシーバスが岸壁に着く可能性があります。

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  • スリットやくぼみなどがある

スリットやくぼみがあるとそのスペースにシーバスが隠れる事ができるのでかなり着きやすくなります。 特に工場の埋め立て地などはそういったタイプの岸壁であることが多く通年シーバスが多く見られます。

しかしスリットの内部に向けて岸壁からルアーを打ちこむ事はほぼ不可能なので岸壁ジギングやボートシーバスでよく狙われているポイントです。

夜になるとスリットやバースに潜んでいるシーバスが出てきて浮いてくるので釣りやすくなります。

逆に釣れない岸壁の特徴って?

なるべく釣れる岸壁で粘ったりランガンしてシーバスを狙わないといけません。

案外見落としがちなのが釣れないポイントで意図せずルアーをキャストしてしまっているパターンです。 以下に釣れない岸壁の特徴を書くので自分のフィールドが当てはまっていないかどうか確認しましょう。

  • 水質が常にクリアー

シーバスは目でルアーを追うのでルアーが良く見えるクリアーな水質だとかなり超高確率でルアーを見切ってきます。

他にもシーバス的には姿を岸壁際に隠してベイトを襲いたいので自分の姿が見えるクリアーな水質は特にシーバス自体が着きにくくなってしまいます。

これは田舎の何もないような綺麗な海の岸壁の特徴でもあるのでこういった場所では無理にシーバスを狙わない方が無難です。 汚いベイエリアでも冬場は水質がクリアーになってしまう場合があります。

こうなるとかなり厳しいので風が当たる濁った水質の岸壁を探したり照明がある岸壁を打つなどの工夫が必要です。

  • 全体的にこじんまりしすぎている岸壁

これは奥まった漁港などでよくみられる岸壁の特徴です。確かに台船や身の隠せるポイントが多いのでシーバスは着きそうですがベイトの入りが悪いので隠れる場所があってもベイトがいないとシーバスもいません。

なのでベイトが入ってきやすい夏~秋の時期や荒れた天候など目でベイトを探しながら岸壁を打つようにしてください。 まずはこの2つに当てはまっていないかどうかをしっかり考えて当てはまってしまう場合は河口部に移動する、上の釣れる岸壁を探すなどをしないと全く釣れないので注意しましょう。

  • 潮の変化が少ない、全体的にどよーんとしていることが多い

潮の変化が少ないとシーバスを含め魚全般の活性が低いことが多いです。あと夏場は赤潮や青潮の原因にもつながるので注意が必要です。 潮の変化が少ないと・・・

  • 潮目が出ていない
  • ごみなどが流されていかない
  • 何もいない感じになることが多い

こういった特徴が出ます。こういった変化が少ない岸壁を選ぶとよりチャンスは増える傾向がありますね。

シーバスが着きやすい岸壁=釣れるわけではない

上で紹介したようなポイントはシーバスが着きやすいので何かしらシーバスが釣れるという情報が出回っています。 こうなるとある程度のプレッシャーがかかってる可能性が高いのでスレている場合がほとんどです。

さらにこういったポイントはシーバスだけでなく餌釣りの優良ポイントともかぶりますから行ってみたら餌釣りがたくさんいて釣りができないという場合も多いです。 なのでシーバスが着きやすい=釣れるというわけではありません。

こういった時に重要なのが着きやすい条件が揃った岸壁を複数知っていて鉄板のやり方やスレ対策ができないと釣れません。

・釣れる潮回り ・釣れるルアーやテクニック ・適切なトレースコース

などは最低限把握しておかないといけません。 ある程度人の手が入ると急激にスレるので特にウォブリングに反応しなくなり、タナは下がりとなってしまうとシーバスが居ても反応がなくアングラー側から見えなくなってしまい一見は釣れなさそうな雰囲気になってしまいます。 こういった時に釣れないとその岸壁は釣れないという風に錯覚してしまうので注意が必要です。

こういった感じで仮に釣れる岸壁ないし、釣ったことがある岸壁でも上記のようにベイトが消えた状態では釣ることは絶対に不可能になってしまいます。

あくまで岸際の居着きシーバスを狙わない限りは岸壁でもベイトのいるいないは絶対に把握するようにしてください。

  • ショアジギ絡みの激スレモードにご用心

最近ではショアジギで岸壁から青物を狙うという釣り方は一般的です。

特に足場が良い岸壁はズラーっと並んで沖にポチャ・・・という感じになっていてスレるどころか激スレ状態になっていることがほとんどです。 こうなるとイワシなどについた本来は釣りやすいシーバスも異常に見切ってくる場合があるので要注意です。

青物自体はスレずらいので素直にガツンと来る場合がほとんどですが、シーバスは警戒心が強いのであまりに人が多いと釣れなくなってしまうことが多いので激混みの岸壁には行かないようにしましょう。

シーバス釣れる岸壁Q&A

  • ネットで釣れる岸壁を探していったのですがさっぱり釣れません、なぜでしょうか?

これは簡単で居着きでないケースだからですね。 例えば普通に岸壁にイワシの群れが接岸して爆釣だったと仮定するとそのイワシが抜けたらシーバスもいないので釣れないという感じです。 なんで釣れたか分かってなくて投稿しているケースが多いので、鵜呑みにすると起こりやすい現象です。

なので私の場合は壁際などに居着きやすい岸壁で居着き狙いをしています。こうすると釣れれば安定感はかなりあります。(その代わり爆釣というケースは少ないです。) 特に居着く場所がないオープンなところだと釣れたのは結局ベイト次第で運という感じになりやすいですね。

  • 水深が分からない・・・

水深が分からないのならディーパーがおすすめです。 こちらはディーパーで撮影したソナー映像ですね。ベイトの位置や水深、水温もわかるので非常に攻略の幅が広がります。普通にカケアガリや根の位置も分かるので使いこなせば強力な武器になりますね。

まとめ

シーバスが着きやすい回遊しやすい岸壁には特徴があるのでそれらを満たしている岸壁をさがしておいて釣れるコースや条件などを調べて開発しておくとよい。そういったポイントを数多く知っているとランガンもしやすいので積極的にポイント開発しておく。

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