【改訂版】シーバス初心者向け講座「ベイトフィッシュの探し方」
今回は初心者向け講座「ベイトフィッシュの探し方」をお送りします。シーバスはベイトやストラクチャー周りを回遊する性質を持ち、特にベイトフィッシュに着いたシーバスは非常に活性が高く釣りやすいです。こういったシーバスを狙うにはベイトフィッシュの位置を探すのがポイントになります。
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ベイトフィッシュの見つけ方
- ベイトフィッシュがいると水面に変化が出やすい
ベイトフィッシュとシーバスがセットでいる場合水面に変化が出やすいのでしっかり水面を観察するようにしましょう。
例えばベイトが追われている場合はナブラが出たり、シーバスの活性が高い場合はボイルしていたりと音を伴って変化する場合も多いので集中して探すようにしましょう。
常夜灯周りはベイトフィッシュが寄りやすく明るいので目視できることが多いです。
岸壁から数歩下がって水面を観察してベイトの動きに異常がないかなどを確認するようにしましょう。
明るい場所では岸壁から離れて観察するようにしましょう。こちらが見えるという事はシーバスからもよく見えているので影を落としたりするとかなり警戒心が高くなり活性が著しく下がる場合があります。
ベイエリアの常夜灯周りで小型のベイトフィッシュを追い回していました。小型のベイトは特に水面に追い詰められやすいのでシーバスが居るかどうかの判断に役に立ちます。
水面で逃げている時はマニックのような引き波シンペンが強い時もあります。
上記のように水面でベイトが逃げている時はペンシルベイトも有効です。大型ペンシルは深夜は釣れないですが、小型から中型のペンシルは深夜でも比較的釣れるので夏から秋は持っていた方がいいかもしれません。
- ルアーの引き抵抗からベイトの位置を探る
通常のシーバスロッド+PEラインだと感度が良いのでルアーがベイトに当たった時にロッドに変化が出ます。
コツコツと感じたりフックにスレ掛かりしてくるなどです。
特にベイトの群れが大きく数が多いほどこういったルアーの引き抵抗からヒントを得る事ができるのでサーフや岸壁などのオープンなエリアでは有用なヒントになります。
ルアーの引き抵抗からベイトの位置を探る場合は潮目や流れのヨレなどの潮全体の動きの変化に絞って探るのがポイントです。
闇雲にキャストして探っても非常に効率が悪いので注意してください。
オープンエリアでベイトに当たらない場合はシーバスがいない場合があるのでランガンするのが得策です。
表層に浮いたベイトフィッシュに的を絞るのが得策
イワシ、サヨリやボラ、イナッコは表層付近を回遊するので上の2点の探し方をすればかなり見つけやすいです。
このように見つけやすいベイトを探すようにしないとかなり探す範囲も広くなり難易度が激増します。
シーバスは結構散らばって回遊する時があり、ボトム付近のカニやエビやハゼなどを食いながら移動する場合も多いです。
こういった時は水面の変化は一切出ないので居るか居ないかの判断が非常に難しいです。
表層にベイトの姿が合っても実際はボトムに付近にシーバスがいて別のターゲットであるカニや上から落ちてくる死魚を狙っている場合もあります。
しかし、ボトム近辺を探ると根がかりリスクがかなり高く操作に慣れていない時期はかなりロストしてしまうので注意してください。
夏場から晩秋にかけてはデイナイト問わずベイトがいてシーバスの活性が高い場合がありそういった状況が重なるとボイルする場合が多いです。ボイルならシーバスがいるのが確定しますし活性も高いので非常に釣りやすいです。
まずはボイル打ちを意識して水面の観察や音に集中してください。
シーバスが好むベイトフィッシュ
- イワシがベスト
シーバスも好き嫌いが多くあるようでやはり一番好きなのがイワシですね。
できればこのイワシを探しながら移動が好ましいです、イワシがいるとだいたいボイルしているので見つけるのは簡単です。音は鋭い感じでバコンと聞こえてきます。ボチャンと言っているようであればボラですね。
水面がざわついていないかやボイルやライズが出ていないかを確認して探していきましょう。もしベイトが居ないようであれば岸壁際や明暗を探ってすぐさま移動といった感じです。
釣り方はベイトの大きさにマッチザベイトさせて早巻きやジャーキングなどのリアクション系の釣りで攻めるのが効率よく釣れます。
カラーはホロ系でバイブレーションとシンキングミノー、VJが主な選択肢になります。
サイズは7~10cm台のを広くそろえておくと対応しやすいです。ボイルの位置とベイトの位置をしっかり確認して横切るように早巻きでアプローチしていきましょう。
こちらは秋のコノシロパターンでの釣果ですね。こちらは目視できる範囲でコノシロが逃げてましたのでマッチザベイトさせると水面を割りました。
コノシロパターンはいないときも多く安定性にかけますが、やはり当たれば大きく基本はランカーサイズになります。この日はブリが釣れたのですぐに帰りましたが、シーバスの気配も濃厚だったので粘れば普通に釣れていた可能性が高いです。
ボラパターンに要注意
好物のベイトが居る場合は活性が高く釣りやすいのですがボラやが主食になっている場合は非常に難しいパターンになります。
例えばボラがいっぱいいるような状況ではとりあえずシーバスはいるのだけれど近くに寄ってきたボラだけ食うみたいな感じでボイルが出ていたり追い回してない場合も多いので非常に釣りづらいです。
- 30cmぐらいのボラは捕食されるのですか?
されます、口のサイズが以下の写真ぐらいなので・・・30cm程度なら簡単に捕食してしまうでしょう。