【改訂版】ミノーでシーバスが釣れない原因について
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ミノーの夜(ナイトゲーム)向けの使い方のおさらい
ミノーは性質上表層近辺を早く探れるのでナイトゲームでは浮いた中型シーバスをメインに使っていくと今でも割と釣りやすいです。
詳細はこちらからどうぞ。
こちらはサイレントアサシン80での釣果ですね、アサシン80であれば、ドリフトからベイエリアでのストラクチャー打ちでも使えるので汎用性は高いです。ちなみに、上記は河口でのドリフトですね。
80㎜ミノーは種類もあって、スレ対策にも使えてある程度飛んで~と使いやすいので愛用しています。
- ランガンスタイルと相性が良いのがミノー
こちらも浮いているシーバスになるべく当てるために粘りのスタイルではなくてなるべく浮いているシーバスを探すランガンが相性が特にいいのも特徴です。
やや厳しい言い方をするとミノーでじっくり粘っているとどんどんスレてくるので最初はバイトがあったとして後半は高確率で無くなってくるので結果的に釣れないということは起こりやすいですね。
なので大規模河川でいうと表層のみを流速よりやや速いテンポでザーッと探って出ないようであれば次といった感じで移動重視で使うとシーバスの群れに当たりやすく当たると連続でポンポンと釣れるといった感じです。
- 河川や河口のストラクチャー打ちでは強いジャーキングをお勧め
河口系ではドリフトで勝手にスイッチが入るのでそちらメインで行くべきですが、河川などの壁打ちなどでは強いジャークも非常におススメです。
シーバス系のミノーはダートするのもが多く(一部しないのもアリ)表層向けのリップレスミノーでも割と強いジャーキングに追従性よく左右にダートするのでけっこうスイッチが入りやすくピンうちでは重宝します。
- 排水溝
- 小さい常夜灯近辺
- 崩れた岩など
- 壁際
- テトラ際
上記のようなストラクチャーはドリフトでなくジャークや連続トゥイッチなどで攻めたほうが結果が出やすいです。都市型河川では無数に細かいピンポイントがあるので、狙ってみましょう。
河川向けのミノーの使い方をまとめると・・・
- 浮いたシーバスをドリフトなどでテンポよく探る
- ピンスポットはアクションでリアクションバイト狙い
ミノーでシーバスが釣れない原因をまとめてみた
- 用途をはっきりさせてナイトゲームでミノーを使おう
よくあるミノーで釣れない原因はミノーで何をしたいのかよく分かってないまま使うということです。
上でも書いた通り表層の浮いたシーバスをテンポよくというのがおススメの使い方ですが、例えば小潮でめちゃくちゃ活性が低いのに無理にミノーでぐりぐり巻いて攻めるといった感じでセオリーから外れすぎるとガクッと釣れなくなるのも特徴です。
ここからはナイトゲームでよくあるミノーで釣れない理由を紹介します。
- 大型のベイトが捕食されている→届くのであればビッグベイト
- 潮周りが悪く浮いてない→シンペンやワーム
- バチ抜け→シンペン
- マイクロベイトパターン→小型バイブ
ミノーは汎用性はありますが、ビッグベイトやシンペンのように特定の状況下で爆発的にハマることは少ないです。もちろん例外もありますが、特殊なベイトパターンではそれに応じたミノー以外のルアーを使う方が無難。
- ルアーをミノーに寄せすぎるのも危険
イメージ的にはミノーをローテーションしつつランガンすれば釣れるんだな!みたいな感じでいざ実際やってみると‥‥
上のようにすでに釣られたあとだったり、群れが移動して面倒な居着きしかいなかった、なぜか中層にいるなどイレギュラーが割とあります。
上でも詳細にありますが、こういった感じになっているのにミノーで寄せすぎると活性が極度に低い時などに全く釣れなくなってしまうので注意が必要です。
なのでミノーは信頼がおけるものを数本にしてあとはフォローベイトのシンペンやワームなどの食わせ系入れておくのが重要です。
こちらはミドルアッパーでの釣果ですね、ベイエリアではミノーで出ないと判断するとすぐにワームなどに切り替えるようにしています。
ミノーで出るときはナイトゲームならすぐに結果が出ることが多いので、ウェーディング以外では出ないと思ったらすぐに切り替えたほうが無難です。
こちらはガルバでの釣果ですね。だいたい釣る流れとして活性が低い時などはパイロットルアーのミノーで表層を探ってそこから反応があればシンペンで・・・という流れになっています。
フォローベイトを用意しておかないとずっとミノーでやり続けるはめになり結果的に釣れないというのはよくあります。アクションが弱いミノーをフォローベイトにしてもいいですが、この場合だとレンジ攻略が難しくなってくる場合もあります。
こちらはシーバスラボオリジナルルアー180JMDです。
あと最近ではミノーの小型化が進んでおり、ボラパターンではシルエット面で完全に見切られてしまうこともしばしば。
晩秋や真冬、ボラが多い河川などでは小型ミノーは無力なので、上記のようなビッグベイトなどを使わないと釣れません。ミノーのサイズ感は直近のベイトパターンにあわせておかないと有り得ないほど釣れないので注意されたし。
- ドリフトが鬼門! できないとミノーで安定して釣れない
ミノーは河川や河口では何と言ってもドリフトです。これができないと安定して釣れません。
運がいいと適当に巻いてもミノーで釣れますが、たまたまなので次回そのまた次回と続くわけはありません。従ってシーバスの習性に直撃するドリフトができないと安定してミノーで釣って使いこなすという意味では0点に近いので注意したいです。
田中が信頼! ナイトゲーム向けミノーはアサシン!
まあシーバスラボに何度も出てくるのでアレですが、アサシンシリーズとシャローアサシンですね。両者ともに飛んで表層を探るのにかなり適しているのでおススメです。
あとアサシンはサイズバリエーションが多いのでベイトパターンに合わせたチョイスが釣るカギになります。
ミノーナイトゲーム釣れないQ&A
- ストラクチャー打ちでのおススメミノーはありますか?
ハチマルマグナムがけっこうおすすめ。理由はアクションもそうですがボディが大きくハチマルと違い重心移動の音も大きいのでより高いアピールが可能だからです。
あとめちゃくちゃ飛ぶのでバイブレーション的に広く探ったりもできますね。
- 表層に浮いたシーバスをミノーでポンポンと・・・とありますが浮いてない
基本的にナイトゲームで河川や河口のシーバスは浮いていること多いのですが、それは河川全域で浮いているというわけではなくて特定のエリアで群れで入っていてシーバスが浮いているという意味です。
なのでやみくもにミノーをキャストして巻いても期待減どころかカスリもしない場合は多いです。やはりしっかりポイント開発した上で浮いたシーバスが良くいるエリアをミノーでポンポンと・・・という感じにする必要があります。