【最新版】シンキングペンシルの長所と短所 

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今回は「シンキングペンシルの長所と短所」をお送りします。ルアーごとの長所短所は必ずあります。それらを理解して使用するとレンジの穴を埋めたりアピール力の穴を埋めたりできます。

シンキングペンシルの長所(メリット)

  • 飛距離がミノーに比べて出る

自重が重く空気抵抗となるリップがないのでどのシンペンも非常に飛距離が出ます。

特に重心移動タイプのシンペンの飛距離は凄まじく8FTのMLシーバスロッド+PE08号でキャストすると70~80m飛ぶモノもあります。

これだけ飛べば広い河口でも岸から岸など通常のルアーでは届かない場所を攻めれることになり結果的に釣れます。

120mmのミノーでないと届かないような場所でもシンペンなら80mmの小さいサイズを送り込めるのでスレ対策にもなります。

  • スラロームアクションがスレに強い

ミノーやバイブレーションは自分自身が震えるウォブリングというアクションですが、シンペンはお尻を振るスラロームの動きになります。この動きは水中波動が弱いので違和感が少なくウォブリングにスレたシーバスも比較的バイトしやすいです。

さらに何度もシンペンを通してもスレにくいのも優秀でレンジやカラー、シルエットを少しずつ変えつつ手ごわいシーバスが食うまで粘ったりといった芸当も可能です。

実際ミノーやバイブレーションで上の釣りをやると反応どころか無視しだす場合もあります。

  • レンジが自在に刻める

シンキングなのでレンジを自在に刻めます。表層を引き波を立てたり、ボラの下側を通したり、ボトムに接地させて転がしたり、ボトムドリフトさせたりなどレンジ関係の操作が自由に行えるのが特徴です。

シンキングミノーでもできますがリップがある分潜行深度が決まっているので自在とまでは言えないです。

バイブレーションでは沈降が速すぎて根がかりしてしまう場所でも少しずつレンジをずらしてシーバスの反応を見たりできます。

ロッドを上にさびくと簡単にボトムが切れるのでウェイト調整さえミスってない限り根がかりしずらいというのも強みです。

  • バチ、マイクロベイトなど特殊な状況に強い

バチやマイクロベイトは波動が弱くウォブリングでは食わない場合も多いです。シンペンなら波動が弱い分、動きの面でマッチザベイトさせやすいので釣果が得られやすい=強いです。

ロッドを立てれば表層をデッドスローで巻けますし、カウントダウンすればレンジも探れるのでこれらもマイクロベイトなどに強い要素になります。

春先はバチやマイクロベイトが入り混じったパターンが多いので非常に強い選択肢になります。冬場の低水温で速い動きに反応しなくったシーバスの鼻っ面に通して食わせるなどベイトパターン以外でも低温高温などにも合わせやすいのも特徴です。

  • スレたイナッコパターンに強い

イナッコにシーバスが着く事が多いですがこれらはアングラーからも目につきやすく非常にスレていてボイルしているのに食わない、イナッコが逃げているのに食わないといったスレたイナッコパターンになります。

こうなると急激に難しくなり、少しでも違和感を感じられると食わなくなります。シンペンなら無駄にアピールしない分食うパターンに調整しやすくしっかりやればゲーム的に価値の高いシーバスを獲ることができます。これが私自身が一番気に入っている長所です。

  • 大型シーバスを食わせやすい

河口ではベイトを求めてシーバスが入ってきますが、大型シーバス定位して流されてくるベイトを襲う挙動をとることが多いです。

さらに秋やよほど活性が高い場合を除いてボトム付近に居る事が多くこれらに直撃させることが容易なシンペンは大型シーバスに効きやすいです。

どうしてもハイアピールなミノーやバイブレーションは小型が先にバイトしてしまうのでそれらが多い表層を沈めて捨てて大型一本に絞るといった運用もできます。

まずはこの長所(メリット)を見てシンペンが自分の釣り方に合うかどうか、どういったシーバスを釣りたいかなどを考えつつ導入するのがポイントです。他にもどんな魚種でも釣れるので私はチニングでも多用しています。

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  • ベイトタックルとシンペンの親和性について知っておこう

シンペンは飛距離が出るのでベイトタックルとキャスト面で親和性が高く、さらにシンペンにバイトしてくるシーバスがでかいので容易にねじ伏せれる、モノフィラの太いラインを使えば根がかりを強引に外せるなどかなりのシナジーを得る事ができます。

ベイトタックルでも川幅50m程度なら余裕で端から端まで飛ばせるのでかなり有効なシンペン向きのタックルセットになります。

シンキングペンシルの短所(デメリット)

  • シーバスの位置やレンジが分からないと釣れない

アピール力がないのでシーバスが発見して寄ってくるという事がないルアーです。

なのでシーバスの近くやベイトの近く、ストラクチャーの近く、ボトムの近くと何かの近くに寄せて位置やトレースコースを調整しないとシーバスがシンペンに気が付いていないという場合があり反応がない事があります。

ウェーディングして少しずつ当たりパターンを探す釣り方などではじっくり探れるので有効ですが、少しだけ様子見する場合などは、よほど事前に正確な位置予測が立てれていないと効率が悪すぎる場合があります。

なのでシーバスが居るのが濃厚、居るのかどうかじっくり確かめるつもりで使う場合でないと釣れない場合が多いです。

  • レンジ調整が難しい

河口では流れがありますからウェイト調整をミスると沈みもせず流されてシーバスにゴミとしてしか認識されないなどレンジ調整が非常に難しいです。

速く巻けばその分浮き上がってきますからレンジをキープするスピードを把握するのも難しいですし、ロッドの立てる角度や流れの強弱などを考えずに巻くと根がかりのオンパレードやレンジがずれすぎて食わないなどもあります。

これらは一朝一夕で身に付くモノではないので何度も釣りに行って練習する必要があります。

  • 操作感が全くないので慣れるまでが精神的にキツイ

寸胴で大きいシンペンなら多少引き重りがあるので操作感は多少ありますが、小型で細いとなると引き重りがなく手元に伝わってくる情報が少ないので非常に何をしているか分からない感があります。

それに流れが加味されると慣れていないと、どの位置にシンペンがあるのか、どのレンジにシンペンがあるのかなどが全く分からない場合もあります。

なので使い込んで釣って慣れるまで非常にキツイルアーです。

さらに操作感がないという事はラインにテンションがかからないことも多くアワセを自発的に入れないといけない場合や、ライントラブルの原因になったりもします。

  • 巻くと浮き上がるので足場が高い場所で使用しずらい

巻くと浮き上がってきます。なので足場が高い場所で巻くと浮き上がりすぎてレンジが表しか探れない場合があります。ロッドティップから水面の高さが3m程あるとよほど重いシンペンを使わない限りは浮き上がってしまって操作しずらくなるのが欠点です。

ベイエリアでは満潮前後、河口では足場の低い場所で使うのがポイントになります。

特に干満差が激しい場所では使用するタイミングが限られてしまう場所もあるので注意しましょう。

まとめ

シンペンの長所を理解して使えばミノーの100倍釣れる。しかし短所もあり、さらに使いこなすまでが非常に難しいので諦めないでシンペンで釣ってください。

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