【改訂版】初心者向けベイトリールの選び方

この記事はプロモーションが含まれています。

シーバスベイトリール選びで失敗しないためのポイント!

  • 釣果が激減する可能性あり

ある程度飛ばせるまでに練習が必要になりますから当然その間は釣りに集中できなくなり釣りどころではないので釣れません。

さらに、ルアーの使用に制限がかかる場合がありいざ揃えてやってみるとスピニングのように飛ばせず釣れない…なんてことも多いです。

  • 小さいルアーはベイトフィネスでないと使えない

小さくても重いバイブやスピンテールなら特に問題ないですが…80mm前後で10g程度のミノーやウェイトが10gを切るようなシンペン、さらによく釣れる7g前後のジグヘッドワームなどはベイトフィネスでないと満足に扱えません。

スピニングなら普通に使える軽いルアーもベイトなら使えないってことは多いので注意が必要です。

  • キャスト精度が高くないと導入しても意味ないケースが多い

例えば沖ポチャスタイルだと適当でも60mぐらい飛ぶスピニングの方がいいです。

ある程度スピニングでキャスト精度が高くてベイトで練習すればかなり高精度なキャストが実現できますが、そういったストラクチャー系の細かい釣りをしてないのであれば導入してもただ飛ばないだけなので無意味になるケースが多いです。

  • メンテナンスができないとすぐに使いものにならなくなる

スピニングは内部に水が入りにくく水洗いと適当な注油でかなり持ちますが、ベイトリールは構造上内部に水が入るのでほっておくとすぐに潮噛みしてゴリゴリします。

最新機種でも塩分濃度が濃い場所で使って放置すると数ヶ月もせずに使いものにならない状態になります。従ってそういったメンテナンスがめんどくさい方は最初から導入しない方がいいですね。

失敗しないための初心者向けのベイトリールの選び方

  • ダイワかシマノのバーサタイルソルト兼用ベイトリールを選ぼう

メーカは各種ありますが、やはりダイワかシマノのバーサタイル向けベイトリールが絶対におススメです。理由としては…

  • メンテナンス性が優れる メンテナンスに関するサイト記事や動画も多い
  • 流通量が多く定期的に新製品が出る

やはりダイワかシマノであれば、情報量も多くちょっとしたトラブルの解決などもしやすいです。

さらに予備のパーツなども手に入りやすいのでカスタマイズも簡単にできます。ちなみにバーサタイルというのは汎用性という意味です。

  • 巻きとりはなるべくスピニングと合わせよう

最近はローギアのベイトリールは徐々に少なくなってきていますが、よく見て買わないといけません。なので目安としては今使っているスピニングリールの巻取り量とほぼ同じものを選べばOKです。

スピニングリールは大体80~90cm前後を使っている人が多いのでそれにあわせる感じですね。

やはりいきなりローギアを選んでしまうとスピニングで慣れた釣りが成り立たなくなる可能性もあります。

  • 番手は100か200がおすすめ

ベイトリールの番手はスピニングと違っており分かりにくいです。以下を参考にしてください。

  • 100番→ベーシックタイプ 中型ルアーを飛ばしやすい
  • 200番→ややパワータイプ 中型~大型ルアーを飛ばしやすい

こういった感じです。無難にいきたいのであれば100番を強く推奨します。

  • ビッグベイト向けのパワー系のベイトリールはお勧めしない

パワー系のベイトリールというとビッグベイト系のリールですね、これらの特徴として重いビッグベイトをスムーズにキャストするためにブレーキが強く総重量もかなり重くなるので到底初心者向けとは言えません。

まずはこの3点を先に確認しておきましょう。

ダイワ シマノの初心者向けベイトリールの紹介

  • とりあえずシーバスベイト始めたいぜ!って方向け

ダイワだとタトゥーラ、シマノならエクスセンスDCがおススメです。

両機種とも新品でも2万前後で買いやすいです。あと両者とも内部構造が簡単でばらしやすくメンテナンスもやりやすいので軽くやってみるなら絶対におススメです。

  • 真剣にシーバスベイトやるつもりだぜ!って方向け

ダイワだとリオン、シマノならスコーピオンDCがおススメです。両機種とも3万前後でハイエンドほどではないですが性能は高く非常に軽いです。

あとブレーキが細かく設定できるので軽いルアーもある程度なら使用することができます。この2機種を使いこなせればあとは何でも使えるのでチャレンジしてみましょう。

シーバスベイトリールに巻くラインで迷わないように

ベイトはフロロも使えるので、PE、ナイロン、フロロとあってどれがいいのか迷いますが・・・最初はナイロン4号を強く勧めます。

シーバスベイトにありがちな失敗としていきなりPEでいってバックラ連発のルアー高切れ連発で嫌になってやめるというのがありますが、ナイロンならバックラはしますが高切れはしないので練習にはもってこいです。

上のリンクを参考にしてください。

今の率直な意見をいうとどれでもいいって感じですね。実際上の3つを使ってみたところ飛距離に大差は出ないですし、精度やバックラッシュなども特に変わらないので何でもいいかなって感じです。

流れとしてはナイロンorフロロ3~4号程度で練習ないし実釣、フィーリングが合わなければPEという流れでよいと思いますね。スピニングとベイトの利点を考えつつラインは選定するようにしましょう。

上記ではPEラインでバックラに困っている方に向けてアドバイスしています。ベイトシーバス初心者の方に有益なのでぜひ見ておくことをおすすめします。

その1 田中は24タトゥーラを愛用中!

タトゥーラはダイワのベイトリールのエントリーモデルです。基本的な性能は高くバックラッシュしにくいのでベイトシーバスを始める際は強くお勧めします。

24タトゥーラはシーバスでよく使う10~8㎝前後のルアーとすこぶる相性がいいので投げにくいなどのトラブルは少ないでしょう。

動画も撮りましたので参考にしてください。

その2 田中はシマノ22クラド200DCを愛用中!

22クラドDCは上記のエクスセンスDCと性能が近くDC(内部構造はエクスセンスDCと同じです)もあるのでトラブルが少ないベイトリールになっています。値段も2万前後と安いので手を出しやすいですし複雑なブレーキ設定もいらないのでかなり初心者向けです。

詳細上リンクにあるので参考にしてください。

初心者向けベイトリールQ&A

  • 高価なベイトリールの方がいいのでしょうか?

確かに高価な方がスピニングに比べて目に見えて変わる部分が多いのですが…

  • 複雑なブレーキ設定をする必要がある

例えば、ブレーキが複雑になってくるという厄介さもあります。

ハイエンドモデルだとメカニカル、外部ブレーキ、ブレーキシューと3つある場合もあります。(目盛りも多い笑)

シーバスはボートのブラックバスのように用途ごとのタックルを持って行くというよりは一本でその場で対応することが多いので、ルアーチェンジしたい時に3つ全部調整するのはかなり面倒ですし、ナイトゲームが多いのでサイドプレートを外してどうのこうのなどは紛失する可能性があります。(どんくさい人だと落してなくす場合も…)

ミドルからエントリーモデルはこういった機能がない、もしくは簡略化されいることが多いので調整も簡単というメリットもあります。

ベイトリールはスピニングに比べて高価になればなるほど手間がかかることが多いので初心者向けかといわれると絶対違うというのが意見です。

こちらでも書きましたが、ベアリングなどが増設されていてそれらも見落とさずにメンテしないと異音や故障の原因になるのもデメリットです。

なので最初はエントリーモデルないし、ミドルモデルあたりにして合わないと思ったらスピニングに戻すという感じ方が費用やストレスがかからない可能性が非常に高いです。

  • PEライン向けのベイトリールを購入した方がいいのでしょうか?

バックラ連発するようであればダイワのソルティストPEスペシャルがおすすめです。完全なPEライン専用ベイトリールなのでバックラッシュは非常に少なくなる可能性があります。

  • 軽さとかは重視したほうがいいのでしょうか?

特に意識しなくてもOKです。ダイワかシマノの初心者~中級者向けのバーサタイルベイトリールを選べば重さは気にならないです。

ビッグベイト向けの300ベイトリールはどれも重いのですが、ロッドとビッグベイトのバランスがいいとそこまで重量感はありません。

  • 初心者はDCの方がいいでしょうか?

確かに勝手にブレーキがかかるDCは便利なのですが…

こちらでも書きましたが、慣れてくるとDCブレーキよりもsvsの方が細かく調整できて便利です。DCブレーキはリールによってはかなり強くかかるので後半失速したりちょっと軽いルアーが全く使えない時もあります。

その分重めで大きめのミノーや各種シンペンなどは非常に使いやすくなるので一長一短なところはあります。DCきとはいえ基本的なキャストフォームや飛距離が出るルアーの選定、ブレーキ設定などができないと高確率でバックラするので注意しましょう。

  • メンテナンスはどうやればよいでしょうか?

以下を参考にしてください。

できないと上位機種でもすぐにゴリゴリガリガリしてしまいます。

  • カルコンやリョウガなどの丸型リールは初心者向けですか?

こちらはやや微妙ですね、カルコンDCであればバックラッシュしにくいので初心者向けですか… その代わり開けてのメンテナンスが面倒(カルコンの場合は専用工具が必要)、重いなどの制限があります。

あと金色のカルコンはSVSなのでブレーキ調整が非常に難しいという欠点もあります。

しかしながら、巻き感は神の領域といっていいほど軽く飛距離もかなり出ます。ちょっと使いづらいですが使いこなせば非常に良いリールだとは思いますね。

100~200は意外と守備範囲も広く何でも使えます。しかし、やはりブレーキ設定がピーキーであまりおススメではありません。

  • コノシロのボートシーバスでしかベイトを使わない予定ですがどれがいいですか?

この場合だとダウスイやメガドッグなどの3~4オンスクラスのビッグベイトを使用することになるのでリールは300番代がおススメです。

スコーピオンMDやタトゥーラ300ならスプール径も大きく大型のプラグでも扱いやすくなります。2オンス程度なら通常の100番台でも使えます。

現状はおかっぱりでビッグベイト+大型のミノー専用でスコーピオンMDを使っていますが非常に快適です。

こちらにビッグベイト向けのベイトリールをまとめているので参考にしてください。

 

シーバスラボラトリーオリジナル ハクチャター65