【改訂版】シャローアサシン99FBのインプレと使い方

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基本ステータス

  • シャローアサシンの総評

まずは名前がかっこいいですねというのは置いといて、最初に目につくのがフラッシュブーストシステムですね。

後述しますが既存のルアーにはない要素なので面白いです。

99mm14gでタックルがエンカウンター96MLでPE08で50m以上は飛びます。

これはAR‐Cもあるので当たり前ですがなかなか同系統のミノーの中では飛ぶ方で、キャストフィールもよくふっと飛ばすとシューッと飛んでいきます。

こちらはサイレントアサシン99と似た感じのフィーリングですね。

アクションは動画を参照にしてもらうと良いですが、ヌメッとした感じのウォブリングで引き抵抗は少なく使用感のストレスもありません。しかし、ラパラやX-80などと比べると弱いので慣れてない方はちょっと不安になる巻き抵抗ですね。

潜行深度は浅くロッドを立ててある程度ドリフトさせれば30cm圏内を泳ぐのでシャローでの使用も苦になりません。

足場が高い場所は苦手ですが、潮位が高い時なら普通に使用できます。

  • フラッシュブースト機構とは?

ボディ内部に鏡上の板が入っており、それがウォブリングと同時に左右にパたつくので、自動的にフラッシングで出るシステムとなっています。結構光は強烈で夜間にライトで照らすとギラギラとはためいているのが分かります。

このフラッシュブーストは任意的なジャーキングやトゥイッチで起こさずに勝手に起きるのでアクションに不慣れな方でも自動でアピールしてくれます。かなり画期的なアイデアだと思いますね。

  • フラッシュブーストに目が行きがちだが・・・

どうしてもフラッシュブーストに目が行ってしまいますが、使用感がよい完成されたミノーだと思います。

リップ付きミノーが苦手な激シャローでも使えますし、キャストフィールも非常に良いのでフラッシュブーストなしでもかなり使いやすいミノーです。

  • シャローアサシンの使い方

基本はドリフト一択でOKです。

どうしてもフラッシュブースト機能でアピール力が上がっているので無理にゴリゴリ巻くとあっという間にすれて食わなくなります。

なので基本を踏襲したアップクロスからのドリフトでターンした時や、ちょっとしたバランスの崩しでフラッシュブーストがぎらついてドーンといった感じで使うと良いでしょう。

できれば、アピール力の高さを生かしてシーバスが浮いているような状況で使うとよりグッドですね。

基本大物狙いのルアーではないので数釣るイメージで表層のフッコあたりを刈っていくイメージで使用するとより効果があります。

ベイトパターンはおすすめはやはりイナッコパターンです。99サイズは河口でよくいるイナッコに合わせて使うと非常にハマりやすいので、河口ではかなり有効なミノーです。

性能的にじっくり食わせるタイプではないので、できれば先鋒でパイロットルアーとして使用するのが好ましいでしょう。

  • シャローアサシンがハマるシチュエーション

基本的な性能が非常に高いので汎用性は高いですが…

  • 中規模~大規模河川のシャロー
  • ウェーディング
  • 河口のおかっぱり

上をメインで使うとかなり効果的です。

  • 雨後
  • ベイトが多い
  • シーバスが群れで入っている
  • 活性が全体的に高い

こういったプラスの要素があるとかなり釣りやすくなります。

逆にスレに弱く飛距離が出すぎるのでベイエリアはけっこう不向きです。場所さえ間違えなければかなり活躍できるので河口で使うことを意識してください。

  • シャローアサシンに合うタックル

基本は96MLを基準にお好みでといいたいところですが、やはり飛距離の確保やドリフトの操作性、シーバスの型から考えるとライト寄りのタックルバランスの方が全体的にスマートにハマると思います。

シマノでいうとアサシン80やアサシン99なども使いやすくなるので、ミノーでガンガン行きたいときはおススメです。

逆に10フィートでMHやMだと飛距離が減衰してしまったり、フッコなどはバラシまくってしまうので注意しましょう。お勧めはシマノのディアルーナシリーズですね。PEは08、06あたりがおススメです。

  • シャローアサシンはベイトタックルでも使いやすい

他にもシャローアサシンはベイトタックルでの使用もおすすめで、シーバス向け8フィート台Mクラスロッドでも40m前後飛びます。

ベイトタックル自体はドリフトと相性がいいのでシャローアサシンともベストマッチしますね。シャローアサシンの中型のミノーで寄せたい場合は8フィート前後のMLのベイトロッドでベイトリール100番台にすると非常に快適に使えます。

シャローアサシンの釣果

こちらはハクにボイルしていたシーバスですね。サイズ的には全くハマってないですが、なぜかぶっ飛んでバイトしてきました。シーバスから見るとフラッシュブースト機能が小魚の群れに見えるのではないかと思ってます。

こちらはドリフトの釣果ですね、無駄に巻きが重くないのでドリフトが非常にやりやすい印象を受けます。基本的なアップクロスでターンでゴンといった感じでした。こういったセイゴからフッコの浮いているシーバスには結構強いルアーです。

久しぶり使用しましたが、やはり効果的ですね。今回はいつものドリフトではなくジャーキングメインでやりましたが、FBもあるのでフラッシング効果は非常に高いです。

こちらはかなりベーシックなドリフトでの釣果ですね、非常に無難にターンしたところでドコン。今年はなぜかパープルが非常にハマっています。

こちらはウェーディングでの釣果ですね、雨後だったのでかなり簡単に釣れました。シャローでも根がかりせずに使えるので非常に汎用性が高いですね。ちなみにウェイトシールを貼ってSFにしています。

これだと流した時でも水中の滞在時間が増えるのでFBと相まって効果的に使えます。

こちらはチニングですね。シャローアサシンは潜らないので河川でのチニングには最適です。くれば大きいのでシーバスと両方狙いたいときは重宝しますね。

こちらは真冬の河川での釣果ですね。浮いていればサイズは伸びにくいですが非常に釣りやすいです。あと飛距離が出るのでベイトタックルでも使いやすいのもポイント。

スコーピオンのロッドで約40m前後は飛びますね。

こちらは春ごろの釣果ですね。けっこう釣れますね。シャローアサシンは巻き心地はサラサラしていてドリフトでのシンクロ率は高いですね。

活性が低い時は、かなり’遅く巻いてウォブリングを消して巻いてくるのがおすすめです。

※釣果は随時記載します。

シャローアサシンQ&A

  • サイレントアサシンとシャローアサシンの使い分けはどうすればいいのでしょうか?

潜行深度で使い分けるとよいですね、特にアサシン99は割と潜るのでウェーディングで油断しているとボトムをガリガリしてしまいます。こういった時はシャローアサシンにチェンジといった感じです。

あとちょっとの差でシーバスがバイトしてこない時もこない時もそのちょっとの差を埋めるためにローテーションすると良いでしょう。

ちなみにシャローアサシンとアサシンの違いですが、アクションが根本的に違います。シャローアサシンはウォブリングがけっこう抑えられていますが、アサシンはブリブリ泳ぎます。

  • シャローアサシンはデイゲームでも釣れますか?

全然大丈夫です。ファストリトリーブやジャーキングでも結構よい動きをしますし、フラッシュブーストもデイではかなり効果的なので積極的に使用しても問題はないと思います。

サーフとかでの使用もありですね、飛距離の問題や風の問題もありますがサーフ用のロッドでもある程度は飛びますので近距離のイワシボイルや、シャローのベイト狙いで使用するのもアリかなとは思います。

  • シャローアサシンFBはスレ対策で使用できますか? 全く釣れないんですが…

けっこう厳しいです。

理由としてはアクションやサイズ感自体はそこまで影響はないというか問題は少ないのですが、やはりFBがアピール過剰地味なのでかなり厳しいとそれだけで見切ってくる時もあります。

とサイズ感的にはやや太く100mm台なので似たようなルアーを使う人も多くそういった面でも差別化やスレ対策は難しいです。なので遠投性と使いやすさ、さらにFBを加味すると先鋒向けでパイロットルアーという位置づけがベストですね。

あとでない時は出ないのですぐにシンペンやスリムタイプミノーに替えた方がいいです。

  • 浸水しますか?

いや全くしないですね、4本ほど買いましたが特になしです。多分ぶつけたりして目に見えない穴とかが開いたんだと思いますが、釣りが雑な人はブッコ抜いたりして地面と思いっきり当てたりますからね。

一応気になるのであれば事前にウレタンコーティングするのをお勧めします。

  • シャローアサシンのおすすめのカラーは?

無難にナイトゲームであればチャートやマットチャートで良いと思いますがFBがあるのでリアル系のトウリンやボラ系カラーがおススメです。

特にトウリンはクリアーなのでカラー的なスレ対策であれば強そうです。新規で購入する分には最新版のカラーで問題ないので気にしすぎないようにしましょう。

おススメ度☆×5

久しぶりによいミノーだと思いました。

フラッシュブーストも良いですが全体的にかなり使いやすく初心者から上級者まで楽しく使えるミノーです。通年使いまくると平均サイズは下がると思いますが、それでも良いのならかなりおススメです。

しかし、スレには強くないので闇雲に使用するのではなく先鋒で広くドリフトでを心がけないとスレ河川では厳しい場合もあるので注意してください。

まとめ

マジでおすすめ。とりあえず使いやすい。

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