最近のビッグベイトの流行や釣果面、タックルの進化について

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最近のシーバスビッグベイトの傾向について

私がビッグベイトを使いだしたのは結構古く2015年ごろなので代替10年近くビッグベイトを触っています。使い始めた当初よりもシーバスビッグベイトの取り巻く傾向が変わってきたので紹介します。

  • 使用者が激増→スレが入っていることも

以前は少数派でしたがビッグベイト使用者が激増しており、それに伴ってスレが入りやすくなっていますね。

以前は割と適当にぶっこんでもバイトしてきたり、チェイスしてきたりすることが多かったですがタイミングが悪いと使われた後であることも多く無視なんてことも(笑)

あとコノシロパターンの岸壁などではズラーっと並んで沖にマグナムペンシルをボチャン・・・などもよく見られるようになりました(笑)

  • メインがデイゲームやボートシーバスに移行

以前はあまりビッグベイトそのものがどうやって釣るか分かってない部分も多かったので手探り感が強かったですが、最近ではコノシロパターン+ボートやコノシロパターン+デイゲームなどの方向にかなりシフトしていて、ビッグベイトそのものもジョイント系よりもマグナムペンシルや大型のペンシルなどに移行しつつあります。 あと見逃せないのは青物狙いでビッグベイトを登用する釣法が充実しつつあるという点ですね。こちらはかなり簡単にいれば大物、シーバスより強い引き、美味いを体感できる釣りになっているので面白いです。

この青物狙いビッグベイトは割と盛んになってきてボートでも狙っている場所も多いです。BBで使用されるベイトタックルはかなり強靭でシーバスの80アップでは過剰パワーです。

しかし、青物のブリやハマチクラスならちょうどいいパワー感なので相性はいいですね。

BB向けベイトタックルの超進化は見逃せない!

2015ごろはビッグベイト向けリール自体がなかったので私は13エクスセンスDCを使っていましたが、今ではビッグベイト向けの専用ベイトタックルがかなり充実しています。

特にシマノではMD(モンスタードライブ)がかなり発売されています。

MD系はスプール径の大型化、太いラインに対応できるような深溝スプールの搭載、ドラグ強度の見直し、全体的な剛性感の強化、エクストラハイギアの搭載などをメインにシーバスに限らず大型青物やアカメなどのモンスターに対応しうるパワーを追求しています。

こちらは愛用のスコーピオンMDでの釣果ですね。巻きが107㎝もあり素早いポンプ巻き取りやマグナムペンシルのリーリングドッグウォークなどにも対応しやすいモデルです。

あとMD系に限らずパワー系ベイトタックルの飛距離にも注目したいところで極太ラインを巻いても50m前後は余裕という機種も多くなってきています。

後ロッドに関してですが、以前はかなりビッグベイト向けベイトロッドは種類が少なくバスロッドを流用するパターンが多かったのですが、シーバス向けも多く発売されており、ボートシーバス向けのショートスペック、岸壁向けのミドルスペック、サーフ向けのロングスペックなども各種発売されいるので自分のビッグベイト戦法にあったロッドを手にすることが可能になってきています。

ぜひこの進化は手に取って体感してもらいたいですね。10年ほどで明らかにパワーアップしています!

直近のシーバスビッグベイトゲームの釣法など

  • ビッグミノーブームが再燃しつつある

ジョイクロ然のジョイント系ビッグベイトはけっこう下火になりつつありますが、ここ最近の兆候としてはビッグミノーを使った河川でのドリフトがまたブーム化してきています。

ビッグミノーはジョイント系に比べると飛距離が出やすく、あと重くて40g~50g前後なので河口用スピニングロッドでも使えるサイズ感です。

カゲロウ155を筆頭にロンジンのフランキーやモアザンのモンスターウェイクなどの表層系、水面系のビッグミノーがかなり充実してきています。

  • かなり飛距離が出る
  • 水面が爆発する
  • 深夜などの活性があまり高くないコンディションでも使いやすい

こういった理由によりジョイント系よりもかなり発達してきていますね。

サザンカのようなウェイク系は使用方法が非常に簡単で端的に言えばゆっくりとしか巻くことができないので水面のドリフトのみを考えて流すだけです。

あとリップ付きと違って完全に潜らないように設計されているのでレンジ攻略を逆にしなくてもいいというシンプルさもあります。

ビッグミノーに関しては表層系でなく少し潜るタイプのリップ付きミノーもまた流行りつつあります。こちらは堤防からのショアジギなどでも使いやすいのも見逃せないポイントです。

ルアーとしては、モアザンのランカーハンターシリーズや、サイレントアサシン、レスポンダーシリーズ、ブローウィン160などがメインとしてよく使われていますね。

  • アマペンなどのやや大型ペンシルはブーム続行中

アマゾンペンシルなどの大型ペンシルはまだまだ廃り感はありません。メガドッグ系のマグナムペンシルはけっこう廃れ気味ですが、ビッグペンシルは・・・

  • スピニングタックルでも使いやすい
  • サイズ感がそこそこなのでイナッコパターンなどでも使える
  • 体力を消費しすぎない

などの理由により根強い人気がありますね。代表的なルアーとしてはアマゾンペンシル、モンスタースライダー、アルゴなどがあります。

こういった140~160のペンシルはけっこう軽く40g前後なので河口用のMないしMHのスピニングタックルでも使用できます。

飛距離も50m前後飛ばすのはベイトタックルでも簡単でスピニングタックルでも簡単にできますね。

使用するタイミングはかなり選びますが、基本的には使い方もリーリングドッグウォークのみで釣ることができ簡単です。

あとサイズ感関係上くればでかいので秋の河川などではよく使用されていますね。

最近のビッグベイトQ&A

  • ジョイント系は微妙になってきてますか?

そうですね、一応アーマジョイントのような新タイプも発売されていますが、やはり飛距離がネックになりやすいです。AJやコーク150などはジョイント系でも飛びますが、ダウスイ、ジョイクロなどは30m前後が限界でけっこうきつい場所も多いからかなと思っています。

あと足場の問題もけっこう深刻で足場が高いとジョイント系だとすぐに上ずってしまうことが多く使いにくいのも下火の原因かなと思います。

しかし、ジョイント系はやはりドリフトとの相性が良すぎるのでそこは絶対見逃さないようにしたいですね。

特に橋脚やシャローのウェーディングなどではランカーに対してはかなり強い選択肢なので自分にあったサイズ感のジョイント系は絶対に持っておきたいところではありますね。

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  • ビッグミノーやビッグベイトのスレ対策も必要になってきますか?

そうですね。私のスレ対策としては最近は時期にもよりますが、ビッグベイトのスレ対策としては上記の通りドリフト関係のパワーフィネスを主にやってますね。

こちらに関してはけっこう効果的で巻かないドリフトや橋脚ギリギリを舐めるようなドリフトなどをしっかり使えば割と大型シーバスでもあっさり騙されてバイトなんてことも珍しくないです。

あとアングラーが多い地域の方はビッグベイターがいないかどうかも見ておくといいかもしれないです。

ビッグペンシルやビッグミノーをゴリゴリされるとスレを通り越して場荒れしてくる時もあるのでベイトの大きさや時期にもよりますが、しっかり見極めてあえて小さいルアーを通したりとか、あまりに荒れているのであれば移動するなどの対策を講じたほうがいいかもしれないです。

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