【最新版】シーバス 得意ルアーを見つけよう
今回は初心者向け講座「得意ルアーを見つけよう」をお送りします。シーバスに限らずルアーフィッシングではルアーを操作したり、場面ごとに使い分けたりするのが非常に重要になります。得意な釣り方や得意なルアーを見つけることによってよりスムーズな釣りができるので自分に合ったルアーを見つけていきましょう。
得意ルアーがもたらすメリット
- 釣り方に信頼感が出たり迷いが少なくなる
例えばシーバスの気配がありルアーをキャストしようという時に一体どのルアーを使えばいいのかと迷うと適切なルアーを選びにくくなりチャンスを逃します。
このように判断ミスが釣れるシーバスを減らしてしまったり、釣れなかったりもします。
さらに粘る際もどうしても信頼できるルアーでないと本当に釣れるのかな?など迷いが生まれるとメンタルにも響きます。
- ハマるシチュエーションが簡単に分かる
得意ルアーが見つかるとそのルアーにあった状況を判断しやすくなるので結果的に釣れます。
例えば…
- このルアーは海が荒れてるときによく釣れているな→よし今日は荒れてるんでこれでいくかー
みたいな感じですね。
得意ルアー=釣れた事が多いというわけですからより使い方が洗練されます。
なのでよりスムーズに釣りができます。だいたいこれらがメリットになります。ここからは得意ルアーの選び方やチョイスする時のポイントを紹介します。
得意ルアーの見つけ方
- なるべく癖が強くないルアーを選ぶ
例えばビッグベイトなどは非常に癖が強く専用タックルも入りますしあまり手を出すべきルアーではありません。他にもトップウォーターなども結構癖が強いです。
なのでおススメはミノーかシンペンかバイブレーションから選ぶのがおススメです。
これらは使用できる状況も広く実釣力も高いのでこれらのルアーカテゴリーから一つずつ選んで使い込むというスタイルがおススメ。
さらにミノーやシンペン、バイブレーションの中でも過度に大きいor小さい、過度に重いor軽いなど適度なサイズ感を選びましょう。極端に大きい小さいだけでも使えるシチュエーションは限定されるので注意しましょう。
カラーなどもグリーンピンクヘッドなど訳の分からないカラーもありますからなるべく無難なカラー、ホロ系、チャート系、クリアーなどから選ぶといいでしょう。
私の得意ルアーのシンペンでの釣果ですね。ミノー、バイブレーションと比較するとシンペンはそれらの釣果の倍以上は釣っていますね。
重要なのは選ぶルアーを増やさないのがポイントです。現場にいっぱい持っていくと、どれを使ったらいいか訳が分からなくなるので多くても5つぐらいがおススメです。
釣れるまでしっかり使うのが重要です。選択肢は多すぎても悪いので注意しましょう。
ルアーを使い込む上で考察するポイント
- どんなシチュエーションでハマるか
例えばサイレントアサシンなどは飛距離が出ますし、アピール力が高いので広く探るポイントで有効です。
ならば規模が広い河口でベイトに着いたシーバスを狙うなど攻め方も見えてきます。
ルアーを選んでどんなシチュエーションでもいいので使いまくるのがよいでしょう。意外な時に釣れたりもしますし、釣れそうな時に釣れなかったりもします。しっかり色んな状況でハマるかを確認していきましょう。
特にベイトサイズをよく見ておくといいですね。結構ベイトの大きさで釣れる釣れないがはっきり出ますので整理しておくと必ず役に立つと思います。
ルアーを使用した際のベイトの種類やシーバスのチェイスの有無、潮の透明度や見え方など細かく記載しておくと後々の釣りに必ず役に立つと思います。
- アクションや巻きスピードを調整して一番釣れる動きや速さを整理しておく
例えばベイエリアでサイレントアサシンをゆっくり巻いても可能性は低いでしょう。
こういった明るい場所でしっかりジャークして探ったりするのが良いです。ルアーには必ず釣れるアクションや巻きスピードがありますので使いこむ上で調整していきましょう。
特にミノーとバイブレーションでは釣れるアクションが顕著にありますのでしっかり整理しておきましょう。
ミノーではトゥイッチやジャーク、バイブレーションではリフト&フォールやフォールなどが有効です。ミノーは特に動かせ方のバリエーションが広いので注意しましょう。
さらに河口とベイエリアでは適切な巻きスピードが変わる事が多いです。目安は河口ではスローからデッドスロー、ベイエリアではファスト+アクションといった感じです。
得意ルアーが見つかると必要なタックルも見えてくる
釣りではタックルとルアーのバランスが非常に重要です。
私はランカー狙い以外では小さいルアーを使うのでロッドもライト、リーダースナップも細目にしています。こうすると非常に飛距離も出ますしより繊細な釣りができます。バランスがいいと釣果に繋がったり疲労が減ったりもします。
ベイエリアでの釣果ですね。まずは河口かベイエリアかどちらかの釣りをある程度行ってポイントの規模に応じた釣り方を学ぶ必要があります。
ルアーを絞って使い込むとかなり色んな面が見えてくるので弱点を補うようにタックルをセットしたり長所を伸ばすようにタックルをセットしたりより奥が深くて楽しい釣りができます。
- タックルバランスがよくなってくると釣れるシーバスの数は増える
やはりバランスがよくなってくると飛距離が大幅に稼げたり、ドリフトがやりやすくなったり、バラシが少なくなったりとかなり釣果面で良い影響をもたらします。
こちらは得意ルアーのサイレントアサシンでの釣果ですね、140だとロング目の強めのロッドと1,5号程度の太めのラインでキャストすると60m前後は軽く飛びます。
逆にバランスが悪いと飛びサイレントアサシンでも飛距離が大幅に減衰して持ち味の飛距離が殺されてしまうので結果的に釣れないというわけです。
得意なルアーがあるとそれに合わせてタックルを合わせれば自動的に飛距離や操作性が上がるので釣果面ではかなりよい影響を与えることになります。
こちらもサイレントアサシンの釣果ですね、上のエンカウンター96MHでリールもエクスセンスでPEは1,5号です。同系統の得意ルアーで同系統のタックルを使えば釣り方自体も似通ってくるので釣れるサイズも固定されやすくなります。
ということは結果的に安定して釣れているということなので得意ルアーからタックルバランスを調整して使うというのは非常にメリットが大きいというわけです。
得意ルアーQ&A
- どういったルアーを得意ルアーにすればいいですか? おススメはありますか?
まあミノー、シンペン、バイブレーションから選ぶと良いですが、なるべく人気のルアーの方がいいですね。不人気だとすぐに廃盤になってしまうので手に入りにくくなってしまいます。
- メガバス(Megabass) ミノー KAGELOU 124(カゲロウ124) シグナルヘッド 38366 ルアー
- ダイワ(DAIWA) シーバス ミノー ショアラインシャイナーZ バーティス R125F 不夜城 ルアー
メガバスのカゲロウシリーズや、モアザンのショアラインシャイナーシリーズ、シマノのサイレントアサシンシリーズなどがおススメです。
- 得意ルアーだけ持っていって釣りをした方がいいのですか?
そうわけではありません、さすがに一本だけとかだと状況変化に対応できないので得意ルアーの類似品を持って行くといいのではないでしょうか。上の例だとカゲロウであればサスケ120とかですね。
何個ぐらい持っていけばいいのかは上を参考にしてください。
- バイブレーションって得意ルアーにしない方がいいのでしょうか?
初心者向けのルアーではあるのですが、いかんせんスレに弱く真冬やナイトゲームでは使いにくいのでおススメではありませんね。
一応ミニエントような小型バイブレーションはけっこうおすすめで、深夜でも使いやすい、小技も使えるとメリットが多いのでこちらは得意ルアーとしてメインで使ってもいいと思います。
まとめ
ルアーフィッシングは状況に応じて釣り方やルアーを変化させるのが有効です。得意なルアーがあるとそれを基準にして釣り方を変更できるので必ず得意なルアーを見つけるようにしましょう。
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