【改訂版】スリムタイプミノーは優秀! シーバスがよく釣れる理由を解説!
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スリムタイプミノーは優秀! シーバスが釣れる理由を解説!
スリムタイプミノーはシーバスを狙う上ではかなり優秀でよく釣れます。
理由は…
- スレ対策がやりやすい
- バチ抜けにも対応
- リップが小さいのでアクションが小さい
こういったメリットがあります。
シンペンに匹敵するぐらいスレに強いのでスレやすい都市型河川ではかなり主力ですね。スレに強い理由は簡単でシルエットが細いためにシーバスから見えづらいからです。
あと全体的に細いので小型フックを搭載していることもあり非常に乗りやすくばらしにくいのも特徴です。(大型のフック搭載のスリムタイプはほぼない)
- どれぐらいの細さがスリムタイプなのか?
具体的に定義されてないので厳密なサイズは難しいところですが・・・幅1㎝未満であればスリムタイプミノーといってもよいでしょう。
注目したいのが体高で下から見たシルエット自体が細くても横から見ると大きく見えることもあるので、実際のシーバスの反応を見つつローテーションしたいですね。
あとスリムタイプミノーは細いので多少横幅が長くても見切られにくいです。特に河川のウェーディングなら120~140を基準にしても十分使えますね。
こちらはタイドミノースリムSLDでの釣果ですね、元祖的なルアーなので細いですし、アクションもおとなしめです。
スリムタイプミノーはサイズが長くても見切られにくいので、ビッグミノーなどに比べるとシルエット面の関係で釣果が安定しやすいのも特徴です。※ビッグミノーは一発大物という感じ
スリムタイプミノーの快適な使い方について
- 速めのドリフトで河川や河口の表層をパーっと探るスタイルが快適で釣れる
かなりオススメでアングラーが多い都市型河川で表層に浮いたシーバスをドリフトでガンガンとっていく感じです。
都市型河川は全体的にシーバスのストックは多いですがアングラーも多いのでスレが入っていますからこういったやや釣りづらい浮いたシーバスを速めのドリフトでとっていくスタイルです。
サスケ95はかなり細いので重用しています。レッパやレックウになってくるとアクションやボディが太くなってくるので注意が必要です。
特にサイズが100㎜以下のスリムタイプミノーはスレに非常に強く、アングラーが多くても一人だけ爆釣なんてこともあります。あとスレにくいので、流れのヨレやストラクチャー際を流す際はトゥイッチやジャークなどで自分から積極的に攻めていくのも面白いです。
スリムミノーの弱点について知っておこう!
スリムミノーはかなり釣れるのでオススメなのですが、弱点もあります。
例えば…
- アピール力の下げすぎに要注意!
スリムタイプミノーはスレにくく見切られづらいのですが、水の押しや波動などのアピール力がかなり低いのでサイズなどを下げすぎると気が付かれないこともしばしばあります。
他にも・・・
- スリムタイプミノーは風にかなり弱い、荒天全般では相当不利!
最近のミノー全般は風にもかなり強いですが、スリムミノーは全体的に風に弱く飛距離の大幅な減衰、風による波でアピールがうまくできない、うねりなどもつくと泳いでないこともあるのでいつでもスリムミノーでごり押しするのはダメです。
状況を見つつ運用しましょう。
しかし、風があるとシーバスを釣ること自体は容易になるのでベーシックなミノーに交換すればよいだけです。
特に80から100のスリムタイプミノーは風にかなり弱いので無風ないし微風で使用するようにしましょう。アサシンのようなベーシックミノーはそこそこ風に強いのでそちらにチェンジするのもありですね。
- ボラなどの特殊なベイトパターンや大型シーバスにも不適なのも覚えておこう!
もちろんスリムタイプミノーでボラパターンや大型シーバスを釣ることは可能ですが、本職のビッグベイトに比べるとアピール力が少なすぎるので、適切に操作しても無視してくるケースが多いです。
こちらはシーバスラボオリジナルルアー180JMDですが、やはりボラパターンやランカーシーバスだけを狙って釣る時などはかなりスリムタイプミノーは不利です。
体高やボディサイズが太くないと水の押しが弱く、ランカーシーバスのバイトしてくる閾値に達せず無視ということも・・・実釣記事を見てもらえると分かりますが、ランカーシーバスや70アップは大概ジョイント系などで釣っています。
あと140以上のスリムタイプでもセイゴや60未満が来るのでサイズは選びにくいです。これ以上長くするのであればビッグベイトやビッグミノーを中心に使った方が良いです。
こちらはシーバスラボオリジナルルアーの沈下式イナ棒160ですね。
こちらもランカーシーバス向けのビッグシンペンですが、シンペンのように浮き上がりが早ければ根掛はシャローでも少ないのですが、リップ付きのスリムタイプミノーはどれもけっこう潜るので根がかり連発なんてこともあります。
快適にスリムタイプミノーを使うにはロッドとラインのバランスが重要!
スリムタイプミノーはスピニングロッドとラインのバランスがかなり重要です。
特に一番スレに強い小型ルアーとスリムタイプミノーを組み合わせて使う際は河口や河川でありがちなパワー系のロッドを使うと飛距離減衰に繋がるので…
- 小型ルアー+スリムタイプミノー→ML
- スリムタイプミノー+バーサタイルルアー→M
このようにロッドを使い分けないと真価を発揮できないので注意しましょう。
ちなみにPEラインは08~1号あたりの細目がおススメです。ロッドとラインのバランスが取れていると風に弱いスリムタイプミノーでも40~60mほどは飛ばせるので十分使用できます。
スリムタイプミノーQ&A
- スリムタイプミノーとシンペンはどう使い分ければいいですか?
まずはスリムタイプミノーをパイロットルアーとして表層を探ってショートバイトが出るorいまいち乗らない時にシンペンにチェンジして攻めるのがオススメ。
ちなみに逆にシンペンからスリムタイプミノーという切り替えはあまりオススメではありません。
基本アピール力を下げないと見切られやすくなります。あとウェーディングだとシンペンはボトムから中層で表層はスリムタイプミノーというレンジ攻略がよいです。
- スリムタイプミノーでオススメのロッドアクションは何ですか?
スリムタイプミノーは意外と何でもできるのでお好みでといった感じですが…
鋭いジャークやトゥイッチがオススメ。水中でギラギラとなってリアクションさせやすいです。
アクションで誘ってゆっくり流すと緩急でガツンとバイトが出ることが多いです。
- サーフや磯などでもスリムタイプミノーは有効ですか?
もちろん十分使えますが、大場所は風が強い事が多く天気を見て使わないと効率が悪くなる場合も、なので風と相談しつつ使用すれば問題ないですね。
水深が深い場所ならスリムタイプミノー以外にもベビーシンキングミノーなどの選択肢も良いので参考にしてみてください。
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