【改訂版】ベイトタックル ナイロン直結の飛距離や使用感
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シーバスベイトリール ナイロン直結の使用感と飛距離
- 使用感は非常に楽!
とりあえず楽なのが使用感です。例えば…
- 安いので巻き替えしやすい
- よほどでないとトラブらない
- ナイロンの性質自体がシーバス向き
こういった理由により非常に楽にシーバスベイトタックルを使用できます。
例えばPEだとバックラッシュすると終わりですが、ナイロンなら特に問題なくキンクさえしていなければそのまま使えますし、かりに酷くバックラッシュしても替えのボビンさえあればその場で巻きかえることも簡単です。
あとリーダーも太ければ不要で、根掛で切った時もすぐにスナップ直結で釣りが再開できます。
- ナイロンの性質は非常にシーバス向け
ナイロンは約30%ほど荷重がかかれば伸びるので吸い込むタイプの捕食スタイルのシーバスと相性がよく乗る率が高くなります。
あと比重がPEに近いのでフロロのようにずっしりと水中に沈みこむことがなくシャローでも使いやすいです。(フロロはフロロでドリフトさせやすい面もあります)
あとやり取り中もグーンと伸びるのでロッドにもよりますがエラ洗いされにくく比較的ばらしにくいのもシーバス向けです。
- ベイトリールナイロン直結の飛距離はかなり出やすい
理由としてバックラッシュしてルアーが高切れしないのである程度ブレーキをしっかり合わせてしまえばかなり力を入れても大丈夫なので飛距離が出やすいです。
あとライン自体がそこそこ軽くスプール重量が極端に重くなる、軽くなるというのがないのでブレーキ設定が甘くても比較的トラブルにくいなどのメリットがあります。
しかしながら、水を吸うので長時間の釣行では最後の方はけっこうスプール重量が上がってしまい多少キャストフィールが悪くなる時もあります。
こちらは24タトゥーラとナイロン3号の実釣動画ですね。注目したいのがかけてからの伸びですね。
60ぐらいのシーバスだとPEベイトであれば伸びがないのでエラ洗いされてしまいます。動画だとナイロンが伸びてシーバスが伸びた分だけ突っ込むのでエラ洗いは最後の一回だけです。
あとルアーがセコシンペン80というオリジナルルアーでフックサイズが12とかなり小さいのですが、伸びるのでフックの破損もないです。PEだとあまりにベイトタックルが強すぎてフックが伸びることがあります。
シーバスベイトタックル ナイロン直結の号数やセッティング例など
基本はこちらの号数でやればまず問題ありません。
- 河口でミノーやシンペンを使用する場合→3~4号
- 河口でビッグベイトを主に使用する場合→5号以上
例えば、河口の場合は20g程度のミノーやシンペンを使うことが多いのでそれメインでやる場合は4号中心でそれよりも軽い場合は3号でといった感じですね。
こちらはコノシロ打ちでの釣果ですね。ナイロン6号を巻いています。
あとナイロンはビッグベイトと相性がよく多少フッキングパワーは必要ですが乗ってしまえば伸びでエラ洗いされにくくなります。(水中に走り出すことが多い)
シーバス ベイトナイロン直結の釣果(多すぎるので抜粋)
こちらはナイロン4号直結ですね。スコーピオンMGLです。特にこれといったトラブルなく快適です。上のようなサイズだと2号とかでも余裕です。
ナイロン自体はけっこう根ずれに強くPEよりもかなり安心できます。PEは直線引っ張り強度は高いですが、スレに非常に弱いというのは覚えておきましょう。
こちらはナイロン5号ですね、ビッグベイトメインでも特に問題なく使用できます。2オンスクラスなら4号でも十分です。
ブラックバスのビッグベイト界隈でもフロロよりもナイロンを使うアングラーが増えています。やはり乗ってさえしまえば取り込みやすいのがメリットになります。
こちらはエクスセンスDCですね、こちらも5号巻いてます。非常に使いやすいです。
巻く系の釣りと相性が良いです。ナイロンはDC機とも相性がいいですね。
こちらはクラド200DCとナイロン4号の釣果ですね。飛距離も十分で50m前後は普通に飛びます。やはり掛けてからがナイロンの本領発揮で伸びるのでエラ洗いされづらいです。
ナイロンも5号を超えるとかなり強いのでランカーでもかなり余力を持ってファイトできますね。5号は普通にリーダーを巻いているのと同じなのでよくよく考えれば切れるわけないですね(笑)
こちらはシーバスラボオリジナルルアーのハクチャター65ですね。
ナイロンは巻くだけのルアーと相性がいいです。バイトすると勝手に伸びて吸い込まれるので飲まれることが多くばらしにくいです。
シーバスベイトタックルナイロンQ&A
- ベイトタックル初心者向けですか?
非常に初心者向けですね、値段も安いですし巻き替えさえきちんとこなせば強度も高いので。あとフロロの記事でも書きましたがおっかなびっくりでPEでキャストするよりもナイロンとかで思いっきり振ったら普通に物理的に飛んでいきます。
なのでけっこう飛距離面も悪くないですよ。
上のリンクでも解説していますが、特にPEラインでバックラしまくって心が折れかけている方におすすめです(笑)
- ナイロン向けのベイトリールはありますか?
これは別段どのベイトリールでも問題なく使用できます。あとDCでもナイロンは普通に使えるので比較的リールも選ばずに使えるのがメリットです。
バーサタイルモデルのベイトリールでも快適に使えるのでお勧めです。リールにもよりますが100番なら16ポンドがそこそこ入るのでよほど遠投がうまく無い限りは普通に使えます。
あとカルコンなどのSVS系もナイロンはおすすめで、調整さえしっかりしてしまえば相当快適にキャストができます。カルコン200あたりなら5号でもかなりストックできるので大物狙いではかなり使いやすいと思いますね。
- ナイロンはスピニングでも使えますか?
全然余裕で使えます。
というか20年ぐらい前はナイロンが主流でした。
最近PEばかりですがスピニングでナイロンもメリットが多く特にPEでバックラッシュするような人には勧めたいですね。というかPEのメリットとかをあまり理解せずに使っている人の方が多いと思いますね。
- フロロかナイロンどちらがおススメですか?
こちらはお好みで大丈夫ですが、強度面でいうとフロロで掛けてからの安心感があるファイトならナイロンといった感じですね。
正直飛距離も誤差レベルでしか変わらないので完全にお好みですね。私も使い分けてますがそれも釣果的な面での使い分けというよりも完全に気分なので(笑)
あとナイロンは水に浮くのでPEに使用感が似ています。逆にフロロは沈むのでシャローエリアでは使いにくい場合もあります。
まとめ
ナイロンはベイトリールと相性がいい。