ブリガンテ160swのインプレや使い方
基本ステータス
サイズ160mm、ウェイト48g、スローシンキングで4連ジョイントになります。アクションはうねうね動くスネーク系のアクションになります。特徴的な機能はバイトマーカーの小型ブレードですね。
アクションに対する追従性が高くジャーキングや早巻きにも対応しています。使うと分かるのですが引き重りも軽くジョイクロに比べるとかなり使いやすいです。イメージは大きいシンペンですね。
手に持ってみるとやはり大きいです、サイズ感があるのは間違いなくアピール力はかなりあります。
- ブリガンテの飛距離
ソルパラBPC702XとエクスセンスDC、ナイロン5号の組み合わせで大体35m程は飛ばせます。二連ジョイントのビッグベイトに比べてブーメラン状態になりにくく飛距離を稼ぎやすいです。そこがジョイクロとだいぶ違うのでストレスフリーなキャストフィールになっています。
しかし、重いのは重いので長時間使っているとかなり疲れます笑 4連タイプの多連結ビッグベイトは比較的風に強く風速4m以上でもある程度飛ばせるのが海での使用においてメリットです。
ブリガンテの使い方
- ボラが多いフィールド+水深が浅い場所で使うのが良い
シーバスがボラを意識するような浅い場所でハマりやすいと思います。なので河口のシャローや河川内での使用が主になります。2m以上水深があると大型のシーバスはなかなか浮いてこないので沈めるのに時間がかかりすぎるブリガンテではやや厳しいかもしれません。
ボラが多すぎてルアーが全く目立たない場合などもブリガンテの出番になります。こういった時は中途半端なルアーだとアピール力が足りずシーバスがルアーに気が付かない事が多いのでサイズでアピールできるブリガンテが有効です。
他にも増水後の濁りがきつすぎる場合や、風でうねりがあってといったようにシーバスの視覚が封じられていてかつ活性が非常に高い場合に有効だと思います。
- スローリトリーブ+ドリフトのみでOK
アクションに対する追従性が高いので色々やりたくなりますがやはり基本的にはスローリトリーブ+ドリフトが有効だと思います。他にもボラがシーバスに追われて逃げている場合などはそれのスピードに合わせて動きの面でマッチザベイトさせるのも有効だと思われます。
いまいち食い渋る場合は流れのヨレやシーバスが着く位置に差し掛かった時に一発強めのジャークでリアクションバイトを狙うのも有効だと思います。ビッグベイトのジャーキングはアピール力が尋常でなく食う以外にも敵対魚に対する攻撃も誘発させることができるのでそれらを意識しつつ狙うのも面白いかな~と思いますね。
ブリガンテでの釣果
上の条件にハマる状況でのヒットでした。ビッグベイトは使い方うんぬんよりハマるコンディションに合わせる方が重要だと思います。
ビッグベイトがハマりやすい条件として届く範囲にシーバスが入ってくるというのが重要ですね。例えば雨後の濁りとか、風でランカーの警戒心が薄くなると手前まで入ってきますからそういった時になるべく使用すると良いでしょう。
まさかこのサイズが乗るとは予期しませんでしたが一応・・・笑 ミスバイトやチヌらしきバイトも結構あるので実釣力は高いルアーなのかなと思います。釣果は随時アップしていきます。
ブリガンテに合うタックル
一番手っ取り早いのがベイトタックルを用いる事なのですが、スピニングで使うとなるとロッドを通常のMLではまず使う事が出来ないのでダイワジグキャスター MX 106Hなどのジグ用ロッドを使うのが視野に入ってきます。
こうなるとスピニングリールも4000番程度に上げる必要もありますし、PEも2号以上、リーダーもフロロ30ポンド+FGノットという風にやや大掛かりになってきてしまいます。しかし、こうなると通常にミノーやシンペンのキャストフィールが著しく落ちるのでルアーセッティングもややこしくなってきています。
一応10ftタイプのダイワ ロッド ラテオ 110MH・Qなどでも使用できますがキャストフィールが悪くなるかもしれません。なのでベイトタックルがおススメです。キャストもスムーズですし、モノフィラの太いラインも使えますし、ついでにドリペン110やサスケレッパなどもスムーズにキャストできます。
一応スピニングでも使えますが面白くはないのでおススメではありません。
おススメ度☆×3
値段はやや安めの2500~3000円程度ですが、通常河口で使うMLのロッドでは扱う事さえできないので敷居が高いです。なので☆×3にしました。カラーは色々ありますがチャート系かホロ系があれば十分です。ビッグベイト自体がそこまで神経質に使うルアーではないのでカラーなどはお好みでOKです。
モノにぶつけてないのでどうこう言えませんが浸水などは全くないですし、シーバス以外にも巨ボラを何度も掛けてファイトしていますが壊れる気配はなしです。もちろん自重が重いのでモノにぶつけると一発でKOなのでキャストには十分注意しましょう。