エクスセンスCI4 4000XGSのインプレと評価
今回は「エクスセンスCL4、BB4000XGS レビュー」をお送りします。シマノのエクスセンスシリーズはCL4とBBがありますが、現在両方使っているのでレビューします。購入の際の参考にしてください。
Contents
エクスセンスCL4 4000XGSの基本ステータス
自重:250g |
スプール寸法(径mm/ストロークmm):51/17 |
PE糸巻量(号-m):1.2-190/1.5-150/2-130 |
最大巻上長:99cm(ハンドル1回転あたり) |
- エクスセンスCL44000XGSの総評
イメージは強いスピニングリールですね。糸巻き量も非常に多く巻き取りが約1mもあるので飛距離を出す釣りに最適です。イージーメンテナンスシステムもあり釣行後のメンテナンスも非常に楽です。
他に特徴的なのはハンドルですね、丸形のノブがついているので非常に巻きやすく負担軽減につながります。河口の釣りはロングキャストでロングリトリーブなので巻きのやりやすさがないと集中力が途切れてしまいます。しかし大型のノブがついているのでとにかく「巻く」に関しては軽く高感度です。
- エクスセンスCL44000XGSがハマるシチュエーション
大規模河口 |
沖堤防やディープなベイエリア |
サーフ |
磯 |
巻き量が多いのでメタルジグをかっ飛ばして青物狙いなどにも真価を発揮できると思います。小場所よりはより広く強いサカナがいるポイントでの使用が良いでしょう。
- 大型ミノーやシンペンのドリフト
- テッパンバイブレーションの早巻きやスピンテールのただ巻き
- ショアジギ
などの釣り方と非常に相性が良いですね。やはり巻きの感度がいいのでシーバス狙いならドリフトが一番おススメです。巻き取りが1mあるのでバイブレーション系と非常に相性が良いでしょう。80cm巻きと比較すると約1,2倍バイブレーションを早く動かせるわけですからデイゲームのテッパン早巻きなどもうまくリアクションさせれると思います。逆に強くて巻き取りが多い分子場所のショートストロークの釣りや、ワーム系の繊細な釣りではパワーを持て余しがちなので不得意ですね。
- エクスセンスCL4 4000XGSに合うライン:ナイロン直結パターン
ロングロッドと4000XGSとナイロンライン4号直結で使用しています。こうすることによりより根ズレに強いタックルシステムになるので根が尋常でなくキツイドブ川でのウェーディングで使用します。ロングロッドと4000XGSならナイロン4号直結でもシンペンだと60m以上は飛ぶので飛距離は気になりません。
このセッティングなら思いっきりフッキングして思いっきりやり取りできるという豪快さが生まれます。
ナイロン4号直結での釣果ですね。エクスセンス4000XGSは糸巻き量が多いのでナイロン4号フル巻きでも150mは巻けますね。4号ならいかに大きいシーバスでも確実に取れるので近距離戦でシーバスを狙う方や橋脚打ちがメインの方におススメのセッティングです。
- エクスセンスCL4 4000XGSに合うライン:太いPEラインのパターン
河口のシーバスでは1号を基準に太さを選ぶことが多いですが、1,5号や2号のコーティング系のラインにして飛距離を確保しつつでかいシーバスとのファイトにも対応するというパターンです。太くすると飛距離が減衰してしまうので10ftのロングロッドを使用することでカバーします。かなり強いタックルセッティングなので青物なども狙えますね。
- エクスセンスCL4 4000XGSにあうロッド選び
エクスセンスCL4 4000XGS自体が大きく巻き取りも多くさらに剛性が高いので、それに応じた強いロッドでないとバランスが悪くなったり、飛距離が減衰したりなどの弊害が生じてしまいます。基本的にでかいシーバスをでかいルアーでドリフトさせるというコンセプトで釣りたいのなら・・・
- 10ft以上でMLないしM程度の強さのロッド
がおススメですね。10ftなら太いラインを巻いてもその分飛距離が稼ぎやすくなりドリフトやリフト&フォール、ジャーク幅の広いアクションをつけれるのでより大型に特化したタックルバランスになります。もちろん他社のロッドでもいいですがディアルーナやAR-C、エクスセンスシリーズなどと組み合わせると黒くてカッコの良い統一性のあるデザインになります。
私は現在上のディアルーナXR10ftとセットで使用しています。2018年頭ぐらいから使用していますが現在50~70ほどいろいろ釣りましたが問題は特にないですね。
エクスセンスCL4 4000XGSでの釣果(多いので目立ったモノのみ)
こちらは冬のコノシロパターンでの釣果ですね、パワープロZ1,5号なので難なく取り込めました。ショアジギングは興味ないのでやりませんがショアジギングなども普通にできるスペックのリールです。
こちらは沖堤防での釣果ですね、サルベージブレードなどの重いルアーでもぐいぐい巻けるパワーがあります。
こちらはバチ抜けでの釣果ですね、ちょっとパワーがありすぎなタックルセッティングですが、こういった80に近いのも食ってくる場合がありウェーディングではパワーを上げてます。
こちらはミノーでのチニングの釣果ですね、意味わからないサイズ感ですが、こういったのも余裕で取り込めました。
こちらは磯ヒラの釣果ですね、どっちかというとやはりパワーゲーム向けで繊細な釣りというよりはぶっ飛ばして巻くという感じの方が使いやすいです。
こちらは冬場のボトムドリフトでの釣果ですね。このサイズだとかなり引きますが、ディアルーナとXGSなら問題なくといった感じです。注意点は1m巻きに慣れないうちは普通にスローに巻いてるつもりが実際は割と早く動いてしまっているという点です。なので冬場はリトリーブは遅めにを意識して慣らしていきましょう。
こちらはエクスリムのごくごく普通のドリフトでの釣果ですね。1m巻きはラインスラッグを取りやすいので速めのドリフトが結構やりやすくなりましたね。
※釣果は随時記載します。
18 エクスセンスシリーズのインプレは以下リンクからどうぞ!
18エクスセンスCL4を購入しました。番手も4000→3000に落としてよりライトゲームなセッティングにしています。旧エクスセンスシリーズと比べて18エクスセンスシリーズはものすごく軽くなって余計な機能を削ぎ落した感じに仕上がっているので全く違うリールに生まれ変わっています。気になる方は以下のリンクからお願いします。
おススメ度☆×4
ある程度ランカーを意識した釣りやでかいルアーなどを使用する時メインのリールなので汎用性に欠けるところがありますが河口での釣りにはちょうど良い強さですね。河口+サーフや干潟などでも使用できるのでやはり大型を意識する人にはおススメです。
- エクスセンスCI4 4000XGSの替えスプールはヘッジホッグスタジオで販売アリ
注意点・・・2019年はエクスセンス CI4+ 4000MGSの方が発売されています! こちらの方が軽量化しているので購入の際は公式サイトなどを参考にしてください。