【改訂版】ビッグベイトを使う時のベイトリールのPEラインの太さの目安について
Contents
PEラインでビッグベイトを使うメリットを紹介!
ビッグベイトを使う時はベイトタックルだと太いPEラインの方がメリットが大きくなるというのは覚えておきましょう。
- PEは太いとバックラッシュしにくくなる ※食い込みにくくなる
- より強いパワータックルに変更可能
- マグナムペンシルの操作がやりやすい ※伸びないためリーリングドッグウォークできる
こういったメリットがPEにあります。
しかし、根本的にはベイトリールとPE自体の相性は決して良いとは言えません。
快適に使う場合は以下のリンクを参考にしてください。
マグナムペンシルやビッグベイトオンリーはPEラインの太さは3号以上推奨!
この場合ではPEラインはラインキャパの限界まで太くする意識でOKです。
PEラインも太くなってくるとコシも出てきて軽度のバックラッシュで済む場合が多くモノフィラのラインとそん色ない使用感で使えます。
目安としては3~5号からリールに合わせてというのがおススメですね。
※シーバス向けビッグベイトリールはリンクを参考にしてください。
最近のスコーピオンMDやタトゥーラ300などのビッグベイト向けベイトリールは非常にラインキャパが多く下巻き込みでもかなり巻けます。
こちらはスコーピオンMDでの釣果ですね。PE5号とかでも100m以上巻けるのでショアジギなどで使っている方も多いです。
強度的には3号の段階でよほど大物出ない限り切れる可能性はほぼ0になってきます。
ショアジギでブリやメーター鰆を狙う場合は3号以上でもOK、飛距離が減衰しないのであれば4号なども巻いてもいいです。※シーバスなら絶対切れないです。
こちらはカルカッタコンクエスト200XGでの釣果ですね。シーバスラボテスターTK氏もPE3号を主に使用してます。カルコン200ならPE3号でも150m近くストックできます。
ビッグベイト+通常のルアーを使う場合のPEラインの太さについて
この場合はやや複雑になってきます。
太くすると当然軽めのルアーは飛ばなくなってしまうので基本的にはルアーに合わせて太さがちょうどよいところを探していく必要がります。※PE3号あたりから中型ルアーの飛距離が大きく減衰する
こちらは2号のチョイスがおススメです。
2号であればシーバス向けのミノーやシンペンの飛距離減衰が起こりにくく、キャストフィールが悪くならないからです。
こちらはスコーピオンMGLでの釣果ですね、アサシン160を筆頭に2オンス程度のビッグベイトやその他ミノーやシンペンなどで釣行しました。
快適でアサシン160だとPE2号でも普通に50m程度なら余裕で飛ばせるので特に支障はなかったですね。
こちらは本家ブラックバスの釣果ですが、上のタックルをそのまま流用しました。特にこちらも支障なく使えるので3号というのが一種の基準となってきますね。
こちらはクラド200DCでの釣果ですね。PEラインは2号を巻いてます。2号だと普通の重さのミノーなども十分使うことができます。
私はバイブやスピンはあまり使わないですが、バイブやスピンも遠投できます。
こちらは24タトゥーラ100XHの釣果ですね。こちらはPE2号巻いています。ルアーはオリジナルルアーのブリットペンシル140です。
切れる感じもしないですし、飛距離もかなり出るので使いやすかったですね。
- PE1,5号はかなり危険! ベイトPEのビッグベイトでは絶対おすすめしない!
PE1,5自体は強度的には高いのですが、ライン径が細くもしバックラしてしまうと高確率でラインが食い込んで高切れします。なので、使用は推奨しません。
PE1,5号を使うのであれば、スピニングタックルでビッグベイトを使う方がおすすめです。
4000番のリールであれば150mきちんと入るので、使用感もいいですしドラグの性能もいいので引きやフッキング切れもおこらなくなります。
シーバスビッグベイトPE Q&A
- リーダーは何を使ってますか?
ビッグベイトを使う時はナイロンかフロロをお好みで使ってます。基本はナイロン10号を使っています。まあ切れる太さではないので概ね問題ないかなとは思いますね。
あとワイヤーリーダーでも全然問題なく釣れたので鰆狙いなどではワイヤーもおすすめです。ロックショアだと何が釣れるか分からないので、ワイヤーの方が安心です。この場合はPE+ワイヤー直結でOK。
- どのメーカーのPEを使っていますか?
上の全部中華PEですね。以前から安いので興味あり使ってみたところ結構使用感がよくビッグベイトでは愛用しています。品質が気になる方は国産PEにすればいいと思いますが、中華でも太いと強いのであまり気にならない方は安物でよいと思います。
- ビッグベイトが飛んでいった~泣 なぜですか?
これは簡単でバックラしたら空中でビッグベイトが止まりますよね? その時にリーダーのつなぎ目にかなりの負担が掛かるのでブチッと切れて飛んでいってしまいます。
他にもPEライン自体が痛んでいるとそこに負担が掛かって切れます。
こんな感じで相性があまり良くないのは事実です。特にビッグベイトは高価なので操作に問題があるなと感じる人はそこそもフロロ4~5号を直結で使うといいです。
こちらは13エクスセンスでの釣果ですがフロロ16ポンドを巻いています。シーバスならランカーでも余裕です。
正直言うと風が強いとPEよりもフロロやナイロンの方が使いやすい面が多いので特にメリットが理解できない場合はフロロ直結やナイロン直結を強くお勧めします。
こちらはナイロン6号での釣果ですね。このサイズでも6号だと切れる気配がないので当然引きが弱いシーバスなら超余裕で取り込めます。
日和っておっかなびっくりでビッグベイトをPEで飛ばすならナイロン6号とかを巻いて思いっきり振った方が遥かに楽で飛びますね。
最近のビッグベイト向けパワーベイトリールなら従来では考えられない太さのモノフィラのラインをたっぷり巻けるのでおすすめです。※タトゥーラ300やスコーピオンMDでもナイロン6号なら150m以上入ります。
まとめ
ビッグベイトを使う場合は3号を目安にリールやロッドに合った調整をしていこう。細くするとけっこう危険なので注意が必要。
「シーバスタックルバランス無料診断サービス」
- ロッド名 リール名 PEラインの号数
- 一軍ルアー(できるだけ多く記載)
- よく釣りをするホームポイント(例 大河川、ベイエリア、運河etc)
- お使いのタックルに対する不満点など