【最新版】スリムタイプのシンキングペンシルについて
今回はスリムタイプのシンキングペンシルについてお送りします。シンキングペンシルのボディ形状は2種類あり、ファットタイプとスリムタイプに分かれます。この2種類を使い分けるとより釣りやすくなりますので使い分けや特徴などをお送りします。
スリムタイプのシンキングペンシルとは?【飛距離&ナチュラルアクションが魅力】
「スリムタイプのシンキングペンシル」、その最大の特徴は、抜群の飛距離と、極めてナチュラルなアクションにあります。
特徴 | 内容 |
---|---|
圧倒的な飛距離 | 細身ボディ+後方重心設計により、空気抵抗が少なく、125mmクラスでも14〜18g程度でメタルジグ並みの飛距離を実現。特にシマノの「ジェットブーストシステム」搭載モデルは飛距離が段違い。 |
ナチュラルなアピール力 | アクションはスラローム+ローリング主体。ボディを縦に揺らす控えめな動きで、スレたシーバスにも違和感を与えにくい。 |
細身シルエット | 水中では視認性が低く、プレッシャーの高いフィールドでも見切られにくい。 |
フォールアクション | フォール中もローリングしながらフラッシングし、食わせの間を自然に演出。 |
- スリムタイプシンペンは「ファットタイプ」と真逆の特性!
スリムタイプは、ファットタイプに比べてアピール力を極限まで抑えた“静のルアー”。
そのため、スレた個体や低活性時、マイクロベイトパターンやバチ抜けに強いという傾向があります。
- こんな場面でスリムタイプが活躍!
✅ プレッシャーが高いエリアでのサーチ
✅ 飛距離が求められるサーフ・河口・干潟
✅ マイクロベイトに偏食している状況
✅ バチ抜け後半など、ルアーの見切りが激しい時期
おすすめのスリムタイプシンペンの紹介
スリムタイプは以前はバリエーションが少なかったですが、最近はどのメーカーからも発売されており選択肢が多くなってきています。
スリムタイプは表層に強いので引き波系のシンペンがあるのが特徴です。マニックやカッターなどです。これらは簡単に表層引き波を立てることができるので初心者の方におススメです。
スリム系は表層に出すと引き波の波動でもアピールすることができますから、通常のスローリトリーブとは違った挙動でアピールすることができます。春先のバチやマイクロベイトパターンに強い釣り方です。
サイズはホームの河口の流量に応じて揃えると良いでしょう。流量が多く規模が大きい場合は10cm以上、逆に流量が少なく規模が小さいようであれば10cm以下といった感じです。
河口であればやや長い10~12cmを使用するのがベストです。スリムタイプは流れに弱いので軽すぎると一気に流されてトレースするのが難しくなってしまいます。
小魚がベイトでスリムタイプを使用する時はイナッコやサヨリがいるゾーンを流した方が確率がより高くなるのでまずは目視でベイトを見つけるようにしてください。
スリムタイプは状況を選びますがハマると非常に爆発力があります。
ファットと状況に応じて使い分けるとより面白くなってきます。河口とベイエリアの両方で使えるのもメリットです。特にスレたベイエリアでのスリムタイプは結構強いのでおススメです。
これはバチ抜けでの釣果ですね。スリムタイプでないと反応しない時も非常に多いので使わないと釣れません。
特にバチ抜けはカラーチェンジが重要なのでこまめにローテーションして様子を見るようにしましょう。
こちらはシーバスラボオリジナルルアーセコシンペン80ですね。セコシンペン80は限界まで細くしてます。幅が8㎜しかないので相当見切られにくいです。
荒れたコンディションは苦手ですが、動画にもある通り淀んだベイエリアの常夜灯などではけっこう強いですね。スリムタイプのシンペンはバチ抜けでしか使わない人が多いですが、それを逆手にとってスレ対策で使うと非常に効果的です。