シーバスビッグベイト バスパラBPC702Xのインプレと評価
基本ステータス
長さ | 2m10cm程度 |
適合ライン | 14~30ポンド |
ウェイト | 10g~100g程度 |
- ロッドパワーについて
ジョイクロマグナム(100g程度)でも十分キャストできる硬さとパワーがあります。通常の50g程度のビッグベイトなら余裕でキャストできます。シーバス85cmを掛けても余裕でごり巻きできるのでブラックバス相手ならどんなサイズが来ても取り込めると思います。
逆にパワーがありすぎて40cm~60cmサイズのシーバスがかかってもあまり楽しめないというのもありますね。ブラックバスで使うならビッグベイトなどのパワー系の釣りからパンチングなどもできると思います。
- BPC702Xのキャストフィール
ビッグベイトは普通にキャストできるのですがやはりロッド自体が尋常でなく硬くしなりを生かせないのである程度距離を出そうとすると本人の力の強さが重要になります。ブラックバスで使用する際はピンスポットをピッチングなどで攻める感じなのでそこまで飛距離は重要ではないですが、
シーバスでビッグベイトを使う際はある程度の飛距離(30m)程度は欲しいので本人の力でロッドを振りぬくパワーを掛けないといけません。
20g程度のシンペンならリール性能によりますが、30~50m近くは飛ばすことができます。なのでビッグベイトで軽く探った後は通常の河口用のシンペンや14cm程度の大型のミノーなどを使用することができます。要は硬いのである程度力があればルアーに初速を与える事ができるので本人次第で結構飛ぶロッドなのではないかなと思います。
ブラックバスでいうなら重めのテキサスやスピナーベイトも十分使えるのでやや強めの釣りをしつつ時折ビッグベイトといった感じの釣り方には十分使えると思います。20g~100gまでのルアーなら十分使用できると思ってもらえると結構です。
- BPC702Xに合うライン
基本的にビッグベイト中心ならナイロン5号以上がおススメですね。ちなみにPEを巻く必要はないと思います。PEで使っていないので分かりませんが適合していないのでガイドの摩耗なんかはあるかもしれないので注意してください。
グリップエンドの延長改造
BPC702Xの欠点としてグリップが短すぎるというのがありました。なのでグリップの延長改造をしています。シーバスで使う際は河口でウェーディング+回遊待ちで使いますので基本的に長時間の使用とさらにキャスト回数が増える、ロッドを脇に挟んで角度をつけないと疲れすぎる、食いが悪くなるなどの理由からグリップエンドを20cm程度延長改造しています。こうするとロッドを引く力も与える事ができ飛距離アップと疲れにくさを両立することができました。
おかっぱりのピンスポットを打っていく釣りならそこまで疲れませんがウェーディングのように長時間ルアーを投げ続ける際は非常に疲れると思います。
釣果
河口での釣果ですね。ドリフトペンシル110なら普通に飛ばせるのでウェーディングすれば十分使えます。70アップでも余裕ですね。
十分シーバスとのファイトにも耐えれる性能です。シーバスの引きは川の流れと相俟ってブラックバスとは比較にならないほど引きます。なのでシーバス、ブラックバス共に狙えるロッドだと思います。ちなみに1mのボラや車用のタイヤ、土嚢なども釣り上げましたが何ともありませんでした笑
ビッグベイト入門ロッドとしてはおススメ
値段も8000円程度で作りも頑丈、折れる気配もゼロなので入門編としてといった感じおススメですね、ベイトリール自体あればビッグベイトさえ揃えれば十分使って釣る事は可能なのである程度使い込んでみて改善点などがあればデッドソードやポイズンアドレナ、ブラックレーベルなどに切り替えてもいいでしょう。
ビッグベイト自体高いですからね~。ロッドやリールなどをいきなり全部揃えると一気に10万近くは飛ぶのでロッドだけでも安物で様子を見るといった感じでも良いのではないでしょうか?学生アングラーにもおススメです。デッドソードやポイズンアドレナは4万近くするのでビッグベイト以外もこなせるBPC702Xで腕を磨いておいてバイトするなり我慢するなりしてハイエンドロッドに替えるというのもいいでしょう。
- 本記事の内容[目次]について
- サブスク会員限定 上流側からの橋脚のトレースコース例について
- サブスク会員限定 橋脚下流側のトレースコース例
- 質問コーナー ルアーの頭を下向きにしたまま橋脚に送り込むドリフトについて