22 クラド200DCXGのインプレと評価
クラドDC200のインプレと評価
- ギア比:8.5 / 最大ドラグ力(kg):5
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):93 / 自重(g):230
- スプール 径/幅(mm):35/28
- 糸巻量 ナイロン(lb-m):12-165、14-145、16-120、20-100
- クラド200DCの総評 2万前後でDC機の性能を使ってみたい方向けのリール!
シマノのDC系のバーサタイルタイル系リールです。値段も手ごろで2万円前後です。特にピーキーなブレーキ設定も必要なくある程度適当に合わせればそこそこ飛んでトラブルが少ないベイトリールに仕上がっています。
200番系なので糸巻きも多くフロロやナイロンの5号などの太ラインも巻けるのでビッグベイトも使用しやすくDCもついているのでPEラインもお手の物といった感じです。
- クラド200DCに合うロッド
いわゆるミドルスペックのベイトリールになりますので・・・
- ルナミス
- ディアルーナ
- スコーピオン
あたりから選んでもらうとかっきりとバランスがあうと思いますね。
ヘビーバーサタイルで使った方がクラドは使いやすいのでベイトロッド8~10フィート前後でMクラスを軸に選ぶといいでしょう。
現状では23ディアルーナ86Mとスコーピオン17113でやってますが非常に快適です。
DCのブレーキ設定上かなり重いマグナムペンシルでも飛ばしやすいのでビッグベイトで攻めたいときは上のリンクを参考にしてください。
- クラド200DCに合うライン
基本的に糸巻きが多くスプール径も太いので遠投性重視の細糸よりも太糸の方がトラブルが少ないです。従って・・・
- PE1,5~3号程度
- フロロやナイロン16ポンド以上
辺りで合わせると大きなトラブルはないと思いますね。より細糸で遠投性を重視したいのなら22エクスセンスDCやアンタレスの方がよいです。
現状ではピットブル2号orナイロン16ポンドを使ってますが全く不足はないですね。
詳しくはリンクを参考にしてください。あとPE5号でも100m以上入るのでマグナムペンシルやマグナムベイトを使いたい方も安心です。
- クラド200DCがハマるシチュエーション
クラドはヘビーバーサタイルのベイトリールなので以下を参考にしてください。
- 河口や河川ウェーディング→◎
- 河川や河口のランガン→〇
- ベイエリアのライトゲーム→×
- 沖堤防や堤防のショアジギ→〇
- ビッグベイトを含むランカー狙い全般→◎
こういった感じでOK。まずこの釣り方に合わせてもらえれば失敗はしないですね。やはり狙うシーバスのサイズはリールの性能上上げていきたいところです。
- クラド200DCに合うルアー
10gから300gまでとありますが無理なので(笑) 以下を参考にしてください。
- 小型ミノー、シンペン→×(10g以下)
- 中型ミノー、シンペン→◎(14~20g前後)
- 大型のミノーや重いバイブレーション→◎(20~35g前後)
- ビッグベイト→◎(50~130g前後)
もう少し具体的に書くとキャストが上手く決まって飛距離が確保できる限界ラインが14g前後です。それ以下になると全く飛ばないので注意が必要。
重くする分には全く問題ありません
クラドDC200XGでの釣果
こちらはサスケ裂空での釣果ですね。PE2号でも40m前後は飛ぶので使用する分には特に問題ありません。中型~大型のミノーであれば使用感は良好です。
こちらはメガバスのアイスライドでの釣果ですね。iスライドは65gと重めですが特にバックラすることなく使えますね。
ビッグベイトメインでも面白いリールだと思いますね。
こちらはスタスイでの釣果ですね。スコーピオンにクラドナイロン4号直結でやっています。飛距離がけっこう出てスタスイ125で約50m前後といった感じです。
クラド200とシマノ系JBとの相性は非常にいいですね。よほど下手でない限りは飛距離不足で困ることはないでしょう。
シマノ(SHIMANO) シーバスルアー エクスセンス スタッガリングスイマー 125S AR-C XL-212Q 017 キョウリンSB
こちらはシャローアサシンでの釣果ですね。シャローアサシンはけっこう飛ぶのでクラドでも40m前後は飛びますね。
けっこう使いやすいです。
こちらはディアルーナとのセットですね。かなり軽いので操作性良しです。ルアーはジョイクロ128です。
こちらはハチマルマグナムでの釣果ですね。クラドだと40m前後は飛びますね。
100㎜以上のミノーならどれも快適に使えるスペックになってますね。
こちらはフィードでの釣果ですね。18gなので全然普通に使えます。クラドDCは14gぐらいまでですね。快適なキャストは。
タックルハウス(TackleHouse) ミノー コンタクト フィードシャロー F 128mm 18.5g クリアHG・パールバック...
こちらはアーマジョイントでの釣果ですね。こちらもスコーピオンにピットブル2号を巻いてます。アーマジョイント自体が異常に飛ぶので相性は抜群といった感じ。
クラドはドラグが5㎏ぐらいなので80を超えるとけっこう滑ります。主導権を握られたくない場合は指で押さえることも必要なので注意が必要。
クラド200DCは投げれる幅が広いので重宝してます。12㎝系のリップレスミノーから50g越えのペンシルに切り替えたりしても特にトラブらないので使いやすいですね。
こちらはカゲロウもといカゲムシャMDでの釣果ですね。けっこうパワーがあったのでナイロン6号でも2mほど走りましたが難なく取り込みました。
そこそこクラドはパワーがあるのでシーバスだと70~80程度がちょうどいい感じです。
こちらはサザンカでの釣果ですね。サザンカは50gを超えるのでクラドとスコーピオンでちょうど重さのバランスが取れていて扱いやすいです。
シーバスもでかいですが、言ってもそこまでパワーはないのですぐに取り込めます。200番でパワーバーサタイルなのでかなりシーバス向けのベイトリールですね。
こちらはアマゾンペンシルでの釣果ですね。アマペンも40g程度なのでかなり使いやすいです。飛距離的には40m前後ですね。パワーバーサタイルが好きな人にはお勧めのリールです。
こちらはオリジナルルアーでの釣果ですね。オリジナルルアーが40gぐらいの重さなのでちょうどいいです。クラド的にもちょうどいい感じの重さなので飛距離はかなり出ますね。50mぐらいはスコーンといっちゃいます。
こちらはプロト160での釣果ですね。ウェイトが50gとそこそこあるので相性はいいです。スコーンとぶっ飛びます。ロッドはワールドシャウラですが、こちらもサイズ感的によいのでバランスはいいですね。
こちらはプロト160での釣果ですね。アンリミテッドワールドシャウラを使っています。名竿でかなり飛んで総合的な性能はいいので全体的に使いやすいです。
というかクラドけっこう活躍してますね。相性がいい感じがします。
※釣果は随時記載します
22クラドDCQ&A
- 巻き心地はどうですか?
マイクロモジュールギアで悪くないですが、ややギアのオイルが飛びやすく定期的にメンテナンスする必要があります。
クラドに限った話じゃないですが、オイルが飛ぶとカタカタ感が出るので注意が必要。
- ブレーキ設定はどうしていますか?
外部ブレーキとメカニカルブレーキしかないので、外部ブレーキを1か2に合わせてあとはメカニカルブレーキを調整するだけです。3と4は全く使わないですね。
20エクスセンスDCと全く同じ構造です(笑) クラドにスプールのブレーキシューなどはありません。
- ショアジギでも使えますか?
使えますが、ドラグが5㎏と弱いのでブリクラスだとけっこう出されると思います。なので、指で押さえるかなどの工夫が必要です。マグナムペンシルなども使えるので向いてはいますね。
こちらにビッグベイト向けのベイトリールのまとめがありますが、ショアジギングだとMD系の方がいいと思います。
- クラドは初心者向けですか?
そうですね。かなりシンプルなベイトリールなので初心者向けです。
こちらにも書いてますが、20エクスセンスDCと同じぐらいシンプルです。始めるにはうってつけのベイトリールです。ちょっと上級者には物足りないのですが・・・(笑
おすすめ度☆×4
けっこういいです。理由としては・・・
- ビッグベイトも使用可
- 中型から~やや小型程度もルアーも使える
といった点ですね。
シーバス相手ならドラグの弱さも気にならないのでバーサタイルかヘビーバーサタイルに合わせればトラブルが少なくベイトシーバスを楽しめるスペックになってます。
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