【改訂版】シーバス 流れのヨレや反転流の狙い方

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今回は流れのヨレや潮目、反転流などの攻略を行います。シーバスは流れが効いた場所で捕食する事が多いので釣れるポイントになります。重要度が高いのでご覧ください。

潮目・流れやヨレを狙うなら「ベイトの存在」が最重要!

釣り雑誌やサイトでは「潮目や流れのよれを狙え!」とよく言われますが、実際にはベイトが絡んでいなければほとんど意味がありません

シーバスが潮目で釣れるのは、潮目に沿って回遊するベイトを追って入ってくるからです。つまり、「潮目がある=シーバスがいる」ではなく、「潮目+ベイト=釣れる条件」なのです。

  • 潮目狙いは「デイゲーム」から始めよう

初心者のうちは、夜にいきなり潮目を狙っても“闇雲打ち”になりがちです。なぜなら、どこにベイトがいるか分からない状態で打っても、シーバスも入ってきません。

一方、日中であればイワシやイナッコなどのベイトを偏光グラスで視認しやすく、潮目や流れとの関係も観察できます。

特に都市型河川やベイエリアでは、足元やストラクチャーに潜む個体も多いため、潮目以外にもチャンスがあります。

  • 潮目のベイトを探すには?

Deeperなどの魚群探知機を使うと水中でのベイトの群れ方がよく分かるので、潮目との関係性が見えてきます。

  • シーバスとショアジギと合わせて狙えるポイントも!

最近では、ショアジギングで青物を狙いながら潮目に入ってくるシーバスも狙うというスタイルが増えています。

▶︎ 【改訂版】サルベージソリッドのインプレと使い方

特に潮通しのいいポイントではデイゲームで鉄板バイブなどを使ったショアジギ兼用スタイルもおすすめ。

ヨレや潮目を攻めるときに意識したい3つのポイント

シーバス狙いで「潮目」や「流れのヨレ」を攻める時は、ただ目に見える潮目を撃てば釣れるというわけではありません。大切なのは、そこに「ベイトが絡んでいるかどうか」です。

以下のような点を意識することで、釣果アップに繋がります。

  • 潮目攻略のチェックポイント一覧
チェック項目解説
ベイトが絡んでいるかシーバスが入る絶対条件。ベイトがいない潮目は基本スルーでOK。
潮目の「太さ」流れが強くぶつかるほど太く、ベイトもシーバスも集まりやすい。
潮目の「持続時間」長く続く潮目は海底地形も変化がある可能性大。回遊も多い。
  • 強い流れ同士がぶつかる場所を探そう

潮目は水温や塩分濃度、流れの速さが異なる水の層がぶつかってできるラインです。

特に強い流れ同士がぶつかる場所は、ベイトの密度も濃く、シーバスのチャンスも高まります

特に河口部など、外洋の潮と川の流れがぶつかる場所は超重要ポイント。粘って丁寧に攻めるべき場所です。

▶︎ 【改訂版】シーバス初心者向け講座「ベイトフィッシュの探し方」

流れのヨレや反転流狙いに適したルアー

基本は表層狙いなので‥‥

  • ミノーがメインの選択肢

飛んで広く探れるパイロットルアーがおススメです。

多少アクションを加えたい時もあるのでリップレスミノーよりかリップ付きの100mm前後のサイズがおススメですね。

アクションは大振りでややウォブリングが強めのタイプがおススメです。アクションが大きいと…

  • 水噛みが良いので潮目の変化がリーリングで分かる
  • アピールしたいのでアクションが大きい方が有利

こういったメリットがあります。

逆に河口用のリップレスミノーだとアクションが弱かったりする場合もあるのでベーシックなリップ付きタイプがベスト

こちらはシャローアサシンFBですね。まさにパイロットルアーのお手本というべきルアーです。FBがあるのでジャーキングなどもできます。よく大河川の流れのヨレを攻める時に使いますね。

こちらはサイレントアサシンでの釣果ですね。サーフや潮通しの良い場所では手っ取り早くアピールしたいのでシマノのFBなども有効です。

あとベイトが大きい時や、荒れている時などは波動が強いタイプのミノーを使うのも有効です。

ミノーであれば波動が強いタイプを使えば表層を遅くアプローチすることも可能なのでベイト+フィッシュイーターのセット状態では強いですね。

流れのヨレや反転流の攻め方

  • シンプルに河口であればドリフト、潮目であればタダ巻き

流れのヨレはポイント的には熱いのでついつい余計なことをしてしまいがちですが、基本的に餌を狙うために流れのヨレの表層近辺にシーバスが着いているので確実に狙うために表層付近のドリフトがおススメです。

潮目の場合は表層のタダ巻きが中心で良いでしょう。

ありがちなパターンとして反応がないから中層やボトムを探り出してノーバイト、ひどけりゃ根がかりというのがあります。

  • 表層に狙いを絞って出ないようなら早めに見切る

ある程度表層のローテーションが終わって反応がないなら別のポイントに移動してランガンした方がいい時も多いので注意が必要です。

特に流れのヨレについた活性の高いシーバスはほぼ表層近辺のベイトを狙っていることが多いので中層以下は捨てた方が効率が良い時がほとんどです。

こちらは真冬の流れのヨレでの釣果ですね、真冬でも普通に浮いていることがほとんどなのでまずは念入りに表層をチェックしてください。逆にちょっと反応がないからといってバイブレーションなどのリフト&フォールをすれば場荒れする時があります。

気配感が少なくても表層にベイトが通ればシーバスは一気に浮上して襲う傾向があるので表層だけは重点的に攻めましょう。

こちらも真冬のサーフでの釣果ですね。反転流狙いでイワシ+シーバスという黄金パターンでした。こういった回遊系シーバスは当たると10匹20匹と大釣りになるのが特徴で確かこの日も10は釣ったと思います。

特にコアマンVJはデイゲームの潮目狙いでは主力なのでメインで使った方が良いですね。

  • 潮目や反転流など流れがない時

実際大きな潮目やヨレはあまりなく、どこも流れが弱いような場所がほとんどです。

私のポイントのベイエリアでは流れがほぼないのが基本なので若干流れてんな~ぐらいの感じです。

こう言った場所は結構難しくて回遊シーバスの寄りが非常に悪く、いてもスレまくりなのでとりあえずシンペンやワームなどの主張しないルアーで正確にルアーを通す必要があります。

もちろん活性や状況に応じてジャーキングや、リフト&フォールなどもしますがメインは小型のシンペンやワーム、シンキングミノーです。

こういった場所でプレイする場合過度なアピールは控えてじっくり慎重に攻めたほうが結果が安定しやすいです。

あと夏場に注意して欲しいのが赤潮などの悪い潮ですね。循環が弱い場所だと写真のように恐ろしい感じになっちゃうのでまず釣れないです。

こちらでも解説してますが、基本赤潮などは避けながら釣りをする必要があります。

流れのヨレQ&A

  • サーフでも流れのヨレは出ますか?

出ます、例えば離岸流などがその典型で中心の流れの付近の両サイドはもわーッと寄れています。

こういったところにベイトが溜まってフィッシュイーターが…みたいなのは教科書的な感じですね。

しかし、実際のところこういったポイントでもベイトがいなければすぐにシーバスは移動しますし、仮にいてもピーカンで無風だと見切ったりしてくることが多いです。

なのでそういったヨレも狙いつつ出ないようであればランガンというのがポイントです。

こちらはサーフのヨレの釣果ですが、鮃もたまにいますしシーバスもいます。逆に言うとヒラメやマゴチが釣れる場所=餌が多いのでシーバスも…といった感じですね。

  • シーバスは河口のヨレなどを通って回遊してきますか?

してきますね、しかしながらヨレよりも体感的には岸際からも回ってくることが多いですね。多分半々ぐらいでヨレか岸かみたいな感じで回遊してきている感じです。

あと何もないようなところを移動するのはほとんどないと思います。何かしら通りやすい場所からくることが多いですね。

  • 太い潮目がでるポイントはいつも人がいるのですが…

まあみんな狙いますね(笑)

例えば、ベイエリアの突先とか角の常夜灯周りとかですね。一応上でもありますが教科書的なポイントなので先行者がいることは当たり前ですね。

上のリンクをよく見てもらいたいのですが…実際仮にシーバスマンだとしてよく観察してみると意外と釣れてないことが多いです。

これには理由があってそんな都合よく毎回シーバスはいないという点と人がひっきりなしにはいるので岸際のシーバスや常夜灯周りのシーバスはスレどころか場荒れしまくってて相当上手くやっても釣れないことがほとんどです。

こちらはベイエリアの壁打ちの釣果ですが、まあ上のようなポイントは満杯で結構離れたところの壁を狙ってゴでした。その後ちょっと見てましたがやっぱり釣れてはないですね。どうしても沖ポチャだと運要素が強すぎてちょっと厳しいと思います。

あくまで流れのヨレや反転流もストラクチャーの一種として捉えておくといいですね。なので出ない場合はランガンが基本です。

  • 流れのヨレに居着いたりしますか?

居着きますね、居着くというか群れで入ってきてある程度餌を取ったりすればスーッといなくなる感じですね。

なので、河口や反転流でも釣れない時があるというメカニズムですね。

特に小型~中型シーバスは大河川のヨレなんかには結構な量で入ってきます。なので当たれば基本的には連発しますね。

でも、これは群れに当たった場合の話で通年見るといたりいなかったりなので狙いを絞りすぎるのはやめましょう。

あと増水時の河川などは激流のエリアよりも流心の脇などの流れが弱い側に着きます。さすがに激流だとシーバスもバテるのかいないことが多いです。

橋脚の支柱でできる流れのヨレなどは100%シーバスがいるといっても過言ではないのでチェックは必ずしてください。

  • 水道などの激流の潮目にもシーバスはいますか?

もちろんいますね。特に磯や干満差がある入り組んだ場所などでは川の流れに匹敵するほど速く潮が流れている場所もあります。

こちらはアプローチ的には河口や河川のようにベイト付近にながれを載せつつドリフトさせたり、流れに強いバイブなどでゴリ押ししたりするのが有効です。

まとめ

ヨレや反転流は鉄板のストラクチャー。しかし、いない時も多いので闇雲に堤防の突先や角で粘らないようにしよう。

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