【改訂版】表層のシーバスを釣るコツや表層の重要性について

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今回はシーバス初心者向け講座「表層のみを狙ってシーバスを釣る」をお送りします。シーバスフィッシングのレンジ攻略は非常に重要な要素です、今回は表層にいるシーバスを狙うコツをお送ります。

なぜシーバスでは表層が重要なのか?

シーバスは自分の目線より上のベイトを襲う、かつベイトの下から突き上げて食う、かつ水面にベイトを追い詰めると表層に反応しやすいフィッシュイーターです。デイゲームや常夜灯周りの明るいところでバイトを観察するとルアーの下から突き上げてバイトしてくる事が多いです。

動画のような突き上げバイトのシーバスは活性が高かったり、スイッチが完全に入っている事も多く反転食いするので外がかりしたりハーモニカ食いしたりするので非常にバレづらくなります。

逆に極度に活性が低かったりベイトがバチだったりするとバイト自体も分かりにくくレンジもだいぶ下がってくるので難しくなります。

  • 表層狙いは効率が良い

表層でガツンとバイトしてくるシーバスはベイト付近にいたりボイルしたりベイトが逃げ回っていたりと水面にシーバスがいる挙動が出やすく慣れるとすぐにシーバスのいる場所が分かります

そこにルアーをキャストかなり釣れる確率が上がり効率も良くなります。

シンペンなどでレンジを刻んでバイトがあるまで粘ると時間が非常にかかります。

こちらはサスケ95での釣果ですね、サスケはかなり表層を泳ぐので非常に使いやすいです。

一般的にシンキングのリップレスミノーでも表層を巻けるように設定されています。無理に沈めてレンジコントロールする必要はないので表層を重点的に狙いましょう。

こちらは、小規模河川をdeeperでソナーした画像ですが、紫のベイトを狙って黄色のシーバスがステイしてるのが分かります。シーバスは捕食するときはじりじり寄って行って浮いてきたベイトを狙うときがあるので、やはり表層は非常に重要というわけです。

表層狙いのルアー選び ミノーが鉄板

  • ミノー全般 リップレス フローティングミノーなど

表層のメインはやはりミノー全般です、これはディープダイバーを除いてリップ付きのフローティングミノーやシンキングミノーも該当します。

シンペンと比べてリップがあるので潜航深度が固定されます。ロッドを立てれば表層をキープするのはシンキングでもできるので表層狙いでは主力中の主力になります。

  • 表層のジャーキングを使ったダート
  • 連続トゥイッチ

などのアクションにも対応させやすいのがミノーの表層狙いのメリットになります。

まずはミノーで表層のシーバスを狙うようにしてから、シンペンやビッグベイトにシフトするとよいでしょう。

表層狙いコツ① レンジコントロールのやり方

表層をトレースするにはロッドを立てて巻いてくるのが基本になります。このロッドの角度なのですがだいたい二時か三時ぐらいの角度に調整してみてください。足場が低い場合は脇にロッドを挟んで固定すると楽です。

・ロッドの角度(高めがよい)

・リトリーブスピードの調整

上を組み合わせて水面下30cm程度をキープして巻いてきます。

コツはロッドの角度をリトリーブ中はあまり変えないことで、意外とレンジキープして足元付近まで書いてくるのは難しいです。

意図的にレンジを変えるためにロッドの角度を調整するのはよいのですが、訳も分からずロッドの角度を変えるとルアーの動きが変になりシーバスに違和感を持たれるので注意してください。

慣れないうちは明るい場所で大きめ+チャートのルアーを使って練習しておくといいでしょう。

回遊シーバスは適当でも釣れますがスレてきたり、居着きだったりすると、上のような違和感で全く食わなくなったりもします。

こちらは表層のドリフトの釣果ですね。河口では表層+ドリフトは絶対に必須のテクニックなのでしっかり習得してください。できないとほぼ釣れないので注意。

ドリフトも上記のように最初のうちは練習が必須となります。ちょっと慣れるまで頑張りましょう。

表層の狙いのコツ② シンキングでも表層を探る

シンキングミノーやバイブレーションでも表層をトレースしていきましょう。

バイブレーションの特性としてシーバスを寄せる力が強く、ウォブリングとフラッシングで食わせるアピール系のルアーで特に表層にベイトを追い詰めているシーバスに強い傾向があります。

ボイルしているシーバスは高活性なので速い動き+ウォブリングに弱い傾向があります。水深が深いベイエリアでもバイブレーションやシンキングミノーを使う場合もロッドを立てたりリーリングをかなり速くして水面下1m以上のラインをキープして探っていきましょう。

特にバイブレーションはファストシンキングなのでボトム攻めやリフト&フォールを試したくなりますがやはり表層早巻きが一番効くのでおススメです。

河口でマイクロベイトにボイルしていた個体です。ボイルしている時点で表層にシーバスが浮いているのが分かるのでルアーと釣り方を合わせることができれば簡単に釣る事ができます。

こちらはハチマルマグナムでの釣果ですね、この場合は橋脚打ちだったのでベーシックにロッドを立ててからのドリフトでガツンとバイト。ハチマルマグナムだと遅くドリフトさせたりすれば1,5m前後は探れますがこの場合は水面から大体50cm前後でトレースしました。

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こちらはシンペンの釣果ですね。シンペンはウォブリング系でなくスラロームなのでシーバスを寄せる力は強いですが、その分近くをトレースできるとデカいのがバイトしてきます。

表層で釣る流れ的にはミノー→シンペンのようにアピール力を落としていくフォローベイトの釣り方が重要になってきます。

  • 表層で出ない→初心者のうちはランガンした方が無難

基本的にベイトのレンジは表層なので通年を通してみるとかなり表層での釣果が多いです。

しかしアングラーのプレッシャーやスレなどでレンジが下がったり釣れるレンジが表層だったとしてもバイトしなかったりする場合もあります。

こういった時はランガンしてポイント移動をこまめに行いましょう。

表層でガツンとバイトしてくれるシーバスを取るのを目的とした釣りですのでレンジを刻むと時間が非常にかかったり、釣れない時期が長くなってしまうのでまずは簡単に釣れるシーバスを探す方が上達が速いです。

シーバス表層狙いQ&A

  • 表層狙いだと小さいシーバスしか釣れない、助けて!

これは良くありがちなのですが、小型ほど浮いて積極的にベイトを狙うので表層を速く探る釣りだとフッコばかりの釣果になってしまいます。

なのでそういったサイズを釣りたくない場合はルアーのサイズを大幅に上げるのが有効です。

私の場合はシンペンやビッグベイトで探ると平均サイズはかなり大きめです。

基本ビッグベイトだと70は余裕で超えてくるので良く使用します。しかし、扱いが超難しく全く初心者向けではありません。

あまり使い方が分かってないと長期間釣れない時もあります。

しかし、ビッグベイトやはり当たれば大きく毎回80以上とは言えませんが70アップ以上はほぼ確約されます。特にボラパターンがらみの表層のドリフトはかなり強いので秋のシーズンはよく狙っています。

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基本的には表層+ビッグベイトでランカー狙いすることが多いです。ビッグベイトのみであれば平均サイズは70を超えています。

  • 表層のルアーローテーションはどうすればいい?

基本河口ではリップレスミノーorフローティングミノーからスタートしてシンペンという流れがおススメです。ベイエリアではバイブレーションからスタートしてシンキングミノー、ワームという流れがいいでしょう。

ここら辺はポイントのスレ具合によって大きく違うのでしっかり調整していきましょう。

  • トップウォーターってどうなの?

個人的にあまりお勧めではないですね、理由としては乗りにくかったりアクションをつけ続ける必要があるという理由で個人的には使っていないです。

アピール力が高いので、無理やり引っ張りだすこともできるのですが、それだとミスバイトして反応なし…というのはけっこう多いです。

他にも表層と水面ではシーバスの反応が違うときもあります、やはりシーバス自体も水面上にでるのは少し躊躇するようで、ちょっとでも活性が低いと何も反応なしというケースも多いですね。

逆に言い返せば雨後とかで活性がかなり高い時は手っ取り早くアピールすることができます。あとかなり速く動かしてもバイトしてくるのでデイゲームや朝まずめなどでは活躍できる場面もあります。

モアザンのスライのような表層をスーッと泳ぐ系はバチ抜けではかなり強いです。

スーッと系は低活性や水温が低い時期でも有効なのでトップ系の前にスーッと系導入してみてもいいかもしれないですね。

あと補足するなら私はあまり使いませんがウェイク系ミノーも深夜の表層攻めには有効でこちらはトップ系と違ってグネグネ水面を動きます。

トップ系と違うのはルアーの移動速度や速さでウェイク系は遅いのでトップでもバコンと出やすいです。

まとめ

表層を意識したフローティングミノーで広く速くを意識しつつ探る。反応がない場合は粘らずにどんどん移動した方が良いです。ランガンは基本的なシーバスの探し方になるので回遊待ちはせずに積極的に移動しましょう。

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