【改訂版】河口のシャロー攻略やおすすめのルアーについて解説!

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今回は「シーバス 河口のシャロー攻略」をお送りします。ベイエリアのと河口はシーバスの人気フィールドですが特に河口は水深が浅いのでシャロー攻略が重要です。水深が浅くその分スイッチが入りやすいのでシーバス自体は釣りやすいですがコツを掴んでないとトラブルも多く発生するので注意しましょう。

どれぐらいの水深がシャローなのか・・・?

1mを切るぐらいがシャローですね。そういった浅場にベイトを追いこむと逃げれなくなるのでシーバスはよくシャローに入ってきます。

これはシーバスに限らずフィッシュイーターが持つ性質でチヌやヒラメ、ブラックバスなども同様の性質を持ちます。

シャローに入ってきている時点で食い気があり活性が高いのが特徴でさらにナイトゲームだと姿が見えにくくなることから大型のシーバスが入ってきやすいのもポイントです。

日中だと姿が見えてしまうので大型はシャローに入ってこないことが多いですが、濁りが入ると日中でもシャローにいる事があります。

  • シャローのメリット

浅い分水面系のローテーションは必要ですがボトムに接地させて時間をかけて・・・などの手返しが悪いテクニックをあまり使う必要がないのでレンジ攻略に頭を使う手間がなくなります。

  • レンジ攻略をする幅が狭くなるので時間的に速く終わる
  • シャローに入ったり出たりするシーバスも多いので回遊待ちもできる

比較的シンプルな釣り方でシーバスが釣れるのもシャローの特徴です。

  • シャローのデメリット

これらがデメリットで浅い分影や人間の気配がシーバスに伝わりやすくそういった配慮をしないとシーバスが逃げたり食わなくなります。

  • 浅い分プレッシャーを受けやすい
  • 根がかりのリスクがある

さらに浅ければ浅いほど根がかりリスクが上がるのもデメリットです。

シーバスがよく釣れる理想的なシャローの形状について

流れがある程度ありそこそこの規模があり、沖にカケアガリや流心が絡むと理想的なシャローです。

特に水深が浅い河口の下流部でよくみられる形状ですね。

水深が深い河口で規模が大きいと上流側にこういった形状のシャローがある事が多いです。

ボトムのマテリアルは砂地より岩っぽい方がエイがいなく立ちこみやすいですし、スレがかりもなくなるのでおススメで時折岩やゴミなどの根があるとよりグッドです。

  • 常夜灯で明るすぎるシャローはシーバスの着きがやや悪くなる場合あり

シーバスは異常なほど光を嫌うので夜なのに煌々と明るい場所は入ってこなくなる場合があり、特に大型程警戒してまずいないので注意してください。

その分雨後などで濁りがある場合は入ってくる事もあるのでチェックは欠かさず行いましょう。特に車通りが多い橋脚はライト無しでも釣りができるほど明るいシャローも多いので明度は確認するようにしましょう。

  • ベイト+流れ+シャローが釣るために重要

シャローで釣るにはベイトがいる事が前提条件のポイントでベイトを追いこんで捕食するのがシャローの性質ですからベイトが居ない場合は期待薄になります。

もちろん単発でうろうろしているシーバスもいますがどこにいるかも絞りづらいですし居ても反応が悪いことが多いです。

なのでシャローを打つ前はベイトの雰囲気やサイズなどをあらかた絞っておいてそれにルアーを合わせたりあえてサイズを外して型を狙いに行ったりというのが基本的な攻め方になります。

シーバス シャロー攻略のやり方 表層のドリフトのみでOK!

  • 釣り方は流れに乗せたドリフトのみでOK!

ナイトゲームであれば、ドリフトのみで十分釣ることができます。シャローで変にレンジ攻略やボトムドリフトなどのテクニックを使うと根がかり連発で釣りにならない場合もあります。

  • マッチザベイトさせたルアーでドリフトを決める!

のが、一番楽で年間通して釣れます。干潟などの流れないシャローの場合は表層のスローリトリーブを中心に攻めればOKです。

シャローに入っているシーバスは基本的に餌目当てでいるので活性が上がっていることが多いです。餌目当てということはその場に多いベイトに合わせたサイズ感のルアーで攻めるとよいでしょう。

こちらはオリジナルルアーのセコシンペン125の動画ですね。水深は深いところでも1mもありません。バイトした位置に至っては40㎝もないです。

ベイトのサイズ感が分かりにくい場合は河川だと100㎜を基準にするとマッチザベイトさせやすいです。

  • 根がかりしないように水面から探るのがポイント!

水深に応じてルアーをきちんと選ばないと即根がかりしますから潜行深度をよく見てチョイスしていきましょう。一般的なFミノーなら1m前後、リップレスミノーなら40cm前後潜ります。

シャローは水深が浅くプレッシャーを与えやすいポイントでもあるので根がかりして無理くり外したり外すためにウロチョロしてしまうと警戒心を与える場合もあるので注意しましょう。

ベイトが引き波を立てている場合はシンペンの引き波パターンやウェイク系のリップレスミノーのデッドスローが有効です。

ベイトの逃げるスピードやシーバスの活性に応じてリトリーブスピードに変化をつけて動きの面でマッチザベイトさせるようにすると反応が良いです。

  • デイゲームの雨後の河川シャローはペンシルやポッパーで攻略するのもよい

雨後のシャローでデイゲームであれば、トップ系で攻略するのもよいでしょう。濁りがきついとデイゲームでも頻繁にボイルして水面の餌をかなり意識しています。こちらをトップ系のリアクションバイトで狙う寸法です。

こちらはアマゾンペンシルでの釣果ですね。トップ系はかなり刺激が強く面白いです。その代わりバラシやすい笑

濁りがなくてもまずめであればトップ系で出る可能性はあるので、持っておくとよいでしょう。

広大なシャローはバイブレーション激早巻きがおススメ

一級河川の岸際に見られるように超広大なシャローはスローにアプローチするとかなり時間を食って効率が悪くなるのでシャロータイプのバイブレーションなどを使ってロッドを立てて激早巻きで速く誘うのがおススメです。

シャローに入ってくる時点でかなりシーバスの活性が高いのでバイブレーションのリアクション効果も相まって決着が速い展開になりやすいです。

さらにボトムがハード系の場合は岩に当たってバイブレーションの軌道が変化したり平打ちしたりして強烈なリアクション効果を生みます。こういった偶発的なリアクションはかなり強いので居れば高確率でバイトしてきます。

 

流れもあまりないようならウェイトは12g程度にしておかないと即根がかりしてしまいます。

春先はシャローに小魚系のマイクロベイトが溜まるのでそれを狙いにシーバスやチヌが回遊してくる場合があります。

ランカー狙いは超浅シャローが一番美味しいポイント

水深が30cm前後のシャローはあまりに浅すぎてシーバスが入ってこないのではないかと思われますが結構な頻度で入ってきます。

しかも居れば大型の可能性が非常に高いのも見逃せないポイントです。

図のようにでかいシーバスは動きが鈍重なので根や流れのヨレに着いて流されてきたベイトを襲いますがそれで餌が取れない場合はシャローに追い詰めたりベイトが完全に落ちてくるのを待つ傾向があります。

水深が浅くなればなるほどベイトの逃げ場がなくなりでかいシーバスも簡単に捕食できるようになりますからかなり浅いシャローにでかいシーバスが入ってくる事が多いです。

さらに水深が30cmを切ると一般的にシーバスが居ないと思って探らない人も多くプレッシャーがかかっていない事、探ろうにもリップレスミノーだと地面に刺さって即根がかかりしてしまうので探れないので二重の意味で非常に美味しいポイントです。

なので根がかりしても強引に外せる、でかいシーバスでも反応するようなでかいルアーとタックルを使えばいれば割と簡単に型を狙って釣ることが可能です。

これを簡単にできるのがベイトタックル+ビッグベイトでベイトならフロロ5号直結ナイロン5号直結PE3号+リーダーなどかなり強靭なタックルセットにもできるので根がかりしてもほとんどの場合外せます

ビッグベイトもフローティングを使用すれば引き波のみのアピールやナチュラルドリフトで水面以外潜らせないのも容易にできます。

かなりポイントと釣り方が噛み合っているのでかなり強いパターンです。

しかし、欠点もありやはりでかいシーバスは数自体少ないので毎回釣れるわけでなくさらにある程度うまくルアーを操作できないと警戒心や賢さで見切ってくる、濁りがないとシャローに入ってこないなどがありますが狙い方自体は簡単なのである程度慣れると狙って釣る事も可能です。

 

毎回ポンポン釣れるわけではないですが水深が20cm程度の激浅ポイントに居る場合はほぼ75cm以上は超えてくるサイズなので狙う価値は十分あります。

経験上群れでいる事は少なく単発で入っていることが多いです。モノフィラのラインはどれも根ずれに強いので激浅シャローの岩に擦れても切れないのも有利でスピニングで使う細いPEを使って岩に擦れるとほぼ一撃で切れてしまいます。

 

ビッグベイトを使うとバイトがかなり派手に出るので視覚的にも面白くやっていてドキドキするのでそこも釣り方として面白いです。

 

こちらはアーマジョイント190での釣果ですね。水深は約50㎝前後のエリアです。

アーマジョイントは水面に浮いたままで流しているとバイト。

シーバスシャローQ&A

  • サーフのシャローにもシーバスはいますか?

いるにはいますが、サーフは流れがないので(離岸流などはある)シーバスのいるいないがベイトと直結しすぎてしまい安定性には欠けますね。しかし、いれば回遊性のシーバスがほとんどなので比較的容易に釣れると思います。

サーフの沖にカケアガリがある場合はカケアガリから手前に引いてきての繰り返しを行うとかなり釣れる確率は高まります。

同様にゴロタ浜のシャローにもシーバスはいますが、こちらも小魚系のベイトがいないとやや厳しいので注意。

こちらは分かりにくいですがVJ16での釣果ですね、サーフの岸際でボイルしていたので速巻きで通すと一撃でバイト。

わずか水深が30cm程度のところです。こういった浅い場所にも普通に入ってくる魚です。

  • シャローだとリップレスミノーでも根がかりするんですが・・・

ブローウィンやコモモ、アサシンなどよく出回っている売れ筋のミノーは潜行深度が1m前後とやや深く普通にリトリーブしてしまうと50cmを切るようなシャローでは根がかりしてしまいます。

ロッドを立ててスローリトリーブするか巻かないドリフトなども試す必要があります。

こちらはシーバスラボオリジナルルアーイナ棒160ですね。私の場合はシンペンで激浅シャローをやっています。リップがないので水面直下のみを攻略します。

シンペンの場合はやや難しいですが、ミノーより飛んで、水面直下や引き波、深いエリアでは中層やボトムドリフトなどの多彩なテクニックもできるので私はミノーよりもシンペン派です。

  • 逆にシャローがない河口でもシーバスは釣れますか?

普通に釣れますね。特に都市型河川は水深が干潮時も非常に深いので上流に上がらないとシャローがないことが多いです。でも普通に釣れます

あくまでシャローはポイントの一つなので固執しなくても大丈夫です。

逆にシャローが多く浅すぎる河口や河川はシーバスの着きが悪くなるので注意。普通に釣りたい場合は深い流量の安定した河川の方がシーバスの数は多いです。

  • 冬だとシャローにベイトがいないんですが・・・

こういった場合はスルーして沖の流心やカケアガリ付近を探るようにしましょう。根がかりリスクもあるのであまり期待薄の状態でシャローに手を出すと根がかりしてしまったりするので注意。

  • めっちゃ手前で根がかりした・・・助けて!

これは良くありますね。無理に取りにいくと急に沈んでいたりするので根がかりを外す棒があるのでそれを携帯して外しましょう。

まとめ

シャローはシーバスが入ってきやすいポイントなので必ず探るようにしましょう。居ないと思っていてもナイトならかなり浅いポイントでも入ってくるのでルアーを吟味して探るようにしましょう。

シーバスラボオリジナルルアー ジョイントリップレス180

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